親子で使いたいベビーローション!使用年齢の目安や正しい塗り方も
顔だけでなく全身のケアにも
ママの肌ケアで気になるのがしわです。しわの原因は年齢とともに減少するセラミドが関係しています。セラミドは肌の角質層にある肌細胞の間を満たしてくれている成分の一つですが、年をとると減ってしまい、肌に張りがなくなりしわになります。
ベビーローションのなかには、このセラミドが成分になっているものもありますよ。赤ちゃんの肌をもちもちにしてくれるのはもちろん、ママの肌も若々しくしてくれるのは嬉しいですね。
親子のスキンケアタイムでスキンシップ
子どもは成長すると、園や学校でお友達のことや勉強のこと、意外とストレスを抱えています。そんなとき、ママがベビーローションを塗りながらなにげない会話をするだけで、子どもの気持ちは安らぐでしょうし、悩みを打ち明けやすい関係を築くことができるかもしれませんね。
ママのしてあげるスキンケアは、肌のケアだけでなく心のケアもしてくれるでしょう。
ベビーローションの正しい塗り方
身体を清潔にしてから保湿ケアを始めよう
一番塗るのに適しているのが、お風呂上りです。きれいになった体にベビーローションを塗れますね。お風呂からあがったら、肌が乾燥する前に、お風呂上り10分以内に塗るのがよいといわれています。
昼間に塗るときは、肌を濡れタオルで拭いてから塗りましょう。夏の暑い日は汗をかいていることもありますので、首回りや肘や膝の内側など、汗をかきやすい部分は特に注意しながら拭いておきましょうね。
手のひらで温めてから滑らすように
ベビーローションは、ママの手の平にのせて10秒ほどすれば温かくなります。ママの手が冷たいなと思ったら、先にママの手をお湯につけて温めてみましょう。ベビーローションが温まりやすいのはもちろん、冷たい手で触って赤ちゃんをビックリさせることもないですよ。
そういういった点でも、お風呂上りにベビーローションを塗るのは適しています。ママの手はお風呂で温められ、ほどよい温かさになっているでしょう。
服やオムツが触れる部分から手足や顔の順に
1.まずおむつで隠れる部分を塗ります。お尻やお腹、腰周りを塗って、さっとおむつをつけます。
2.次に服で隠れる部分を塗ります。背中や胸、手足に塗って服を着せます。
3.そして服から出ている部分、顔や手足の甲や指を塗ります。
塗ったらすぐに隠すのでベビーローションがほかの場所につくのを防げますね。それに一度に全身に塗ると時間がかかりますから、少しずつ冷えて、赤ちゃんは寒く感じているかもしれません。部分的に塗ってさっと着せる方法なら、赤ちゃんを寒さから守れますね。
ベビーローションの選ぶポイントとは?
アルコールなどの刺激物が入っていないもの
界面活性剤は成分を混ざりやすくするために使われていて、エタノールなどのアルコール、ラウリル硫酸ナトリウムが使用されている場合もありますよ。
防腐剤としてもアルコールは使われていて、商品によってはパラベンが入っています。ほかにも合成着色料としてタール色素が使用されているベビーローションも見受けられます。
成分を見てママが安全かどうか判断できればよいのですが、難しい場合もあるので店員さんに聞いたり、商品に「無添加、無着色、無香料」など書かれているものを選んだりするのがおすすめです。
炎症が出ているときは皮膚科で処方を
一口に肌トラブルといっても、保湿クリームなど肌ケアで治る症状と、ステロイドなど炎症を抑える薬が必要な症状があります。皮膚科は皮膚についての専門知識を持つ医師が対処してくれるので、判断しにくい症状でも適切な処置をしてくれるでしょう。
もし以前から肌トラブルを抱えていて小児科の先生に診てもらっていた場合は、小児科の先生に相談すると皮膚科へ紹介状を書いてもらうこともできますよ。
子どもに使う前にパッチテストをしよう
パッチテストの方法は、入浴後にベビーローションを10円玉くらいの大きさに二の腕に塗ります。15分たってベビーローションを塗った部分が赤く変色していたら、そのベビーローションは肌に合っていません。すぐに洗い流し、使用を止めましょう。
24時間赤ちゃんの様子を見て、肌が赤色にならない、湿疹が出るなどの異変がないなら、そのベビーローションを使っても大丈夫でしょう。
赤ちゃんによって肌質は違います。兄弟姉妹が使ったベビーローションでも念のためパッチテストしてくださいね。