走り回る子どもへの注意の仕方は?𠮟ることに悩むママの対応策
子どもが走り回ることを注意しない親が多いと感じることはありませんか。「気づいているのにどうして注意しないのだろう」と思われる方もいるかもしれませんが、うまく叱れなくて困っているママもいるようです。ここでは、公共の場で走り回る子どもへの、ママの対応策をご紹介します。
走り回る他人の子どもは𠮟った方がよい?
走り回ったり騒いだりしていても親が無関心
マナーを守っていない子どもに腹が立つこともありますが、問題はそんな子どもに注意しない親です。いつものことだからと諦めているのかもしれませんし、一緒に来ているママ友とのおしゃべりやスマホに夢中で気づいていないのかもしれません。子どもの迷惑な行動は親の責任なので、子どもの行動に無関心なケースは周りが困りますよね。
ママによっては「子どもなんだから騒ぐのは当たり前」「子どもが走り回って何が悪いのか」という気持ちを持っている場合もあるのかもしれません。
怪我や事故につながる危険性がある
例えば飲食店の場合、料理を運んでいる店員さんやセルフサービスのドリンクを運んでいるお客さんなどに走り回る子どもがぶつかると、熱い料理が足にかかったり、割れた食器が顔に飛んできたりするかもしれませんよね。
ほかにも、子ども同士でぶつかって転んだり、お年寄りの足を引っかけてしまったり、棚に飾ってある商品に当たったりして大怪我につながる可能性があります。
どこのお店も「子どもが自由に動き回っても安全」という前提ではありませんので、油断せずに危険なことが起こらないよう注意することが大切です。
非常識な行動を注意されて逆ギレするママも
例えば飲食店で走り回っている子どもに「危ないから、ママのところで静かに座っていようね」と言うと、その子のママが特に謝ることもせずに睨むケースもあります。わざと注意した人に聞こえるような声で文句を言ったり、舌打ちをしたりするママもいるようです。
注意した人が悪いわけではないのに、そんなことをされると怖くて注意しづらいですが、注意したことで気づくママもいるので、状況を見て注意することも必要かもしれませんね。
子どもを𠮟ることに悩むママへ
人目を気にしすぎてうまく叱れない
優しい口調で叱ったり控えめな声で叱ったりしても、子どもはなかなか聞こうとしないため、叱るときは声が大きくなりがちですよね。家にいるときだと声の大きさは気になりませんが、公共の場だと「怒りすぎじゃない?」「虐待みたいだな」と思われないかが心配になるのではないでしょうか。
ただ、子どもにマナーを分かってもらうためには叱ることも必要です。子どもの成長のためにもママが自信を持って注意するようにしましょう。
𠮟ることが起きそうな機会を減らす
騒いで迷惑をかけそうな時期には連れて行く場所や時間を考え、叱ることが起きそうな機会を減らす工夫をしましょう。
例えば大人が集まるような場所や静かにしなければならないような場所へ行くときは、子どもを実家に預けてママひとりでお出かけする、買い物に連れて行くときは、買うものを決めておき短時間で済ませる、などすれば叱ることも少なくなりそうですよね。
𠮟るには大人の冷静な対応も必要
しつこく騒いでいると、他人から子どもが注意されることもあるでしょう。そんなときには「うちの教育方針があるのに勝手なことしないでよ」「子どもがやっていることにいちいち怒らないでほしいわ」などと否定的に捉えず、自分の子どものマナーが悪かったことを反省し、注意してくれた相手に感謝する気持ちが大切です。
また、特定の人に迷惑をかけてしまった場合は、子どもと一緒に直接相手に謝罪するのもよいでしょう。ただ叱るだけではなく、大人の冷静な対応と、それを子どもに見せることも必要なのではないでしょうか。
子どもは走り回るもの?ママの対応策とは
幼少期の特徴で成長過程で治まるもの
子どもが走り回るのは、脳が未発達なためうまく感情をコントロールができない、自我の芽生えにより自分の思いどおりにしようとしているというような、幼少期の特徴が原因だと考えられています。成長するにつれて治まることがほとんどなので、それほど不安に思うことはないでしょう。
感情的に叱るばかりではなく、ときには成長を前向きに捉えてその場に合った対応をすることが大切です。「わんぱくな性格なのだな」「活発なのは子どもらしいな」「元気な証拠なんだろう」と、子どもの個性だと捉えるママもいるようです。