2歳の男の子が楽しめる遊びとは?シーン別で見る色々な遊び方を紹介
2歳の男の子は活発ですよね。男の子の好きな遊びは女の子とは少し異なります。ですから、男の子遊びの経験がないママは、分からないことがあるかもしれませんね。子どもは、遊びの中で色々なことを覚えて成長します。今回は、2歳の男の子が楽しめる遊びをシーン別でご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
2歳児が遊びから学べることとは
創造力やチャレンジする力が身につく
2歳では、ある程度自由に動けるようになり手先も器用になります。色々な工夫をしながら、遊びの幅がぐんと広がるでしょう。
たとえば、初めて目にするおもちゃで子どもが遊ぶとします。子どもは、遊び方が分からないかもしれません。しかし、ママが遊び方を伝えるのではなく、子どもがどのように遊ぶのか見守ってみましょう。
子どもは、自分で工夫しながら遊び方を考えます。上手にできなくても、遊びたい気持ちからチャレンジする力が身につくでしょう。このような遊びから学ぶプロセスは、子どもが年齢を重ねる上で大切な経験になりますよ。
周囲とのコミュニケーション方法を学ぶ
子どもは、遊びからも周囲とのコミュニケーション方法を学びます。たとえば「ママ、あそぼ」と誘ったり「公園、たのしい」と気持ちを伝えたりしてくれます。ママが返事をすることで、子どもは気持ちを伝える大切さを学びますよ。
また、公園などで居合わせたほかの子どもを意識し始めます。ほかの子どもが持っているおもちゃを欲しがったり、遊び方が気になったりしますよ。
おもちゃの貸し借りもコミュニケーションの一つです。「貸して」「どうぞ」「ありがとう」を伝えるように普段から心掛け、自然に子どもも言葉にできるとよいですね。
ママが見守ることで新しい遊びが広がる
しかし、「正しい遊び方」を子どもに求めてしまうママは少なくないそうです。
たとえば、積み木で遊んでいる子どもがいるとします。積み木は、どんどん高く積み重ねたり、横に並べたりして自由に形を作りながら創造力を育む遊びとして、ママにも人気です。
なかには、積み木をおままごとの道具にしたり、ほかのおもちゃと組み合わせたりして遊ぶ子どもがいます。ママの積み木遊びの概念とは異なるかもしれません。しかし、子どもは創造力を働かせて工夫して遊んでいるのです。
ですから、ママは、子どもが新しい遊びを広げられるように見守るとよいでしょう。
男の子が楽しめる室内での遊び方
思いやりの心が育つぬいぐるみ遊び
ぬいぐるみを相手に「ごはんですよ」と話し掛けたり「お着替えしましょうね」と、お世話をしたりして遊びます。普段、パパやママにしてもらっていることをぬいぐるみにすることで、思いやりの心を育むことができます。ぬいぐるみに名前をつけるとさらに愛着も湧きますね。
また、自分とぬいぐるみの一人二役になってお話をしている姿を見ることもあります。これは、自分以外の人やものの気持ちになって遊んでいるのです。相手の気持ちを想像する力が子どもの中で育っているということですよ。
男の子が大好きなミニカーや電車遊び
ミニカー派・電車派と二つに分かれる傾向にありますが、どちらも好きという子どももたくさんいますよね。車や電車の名前や種類をたくさん覚えて見ただけで名前をいえるのは、しっかりと特徴や違いを理解している証拠です。
室内で、ミニカーやプラレールで遊んだり図鑑を見たりして楽しむことができますよね。ときには、庭先や歩道から車を観察したり、線路や駅の近くで電車を見たり、実際に電車に乗ってお出かけしたりすることもあるでしょう。実物を間近で見て触れることで、子どもにとって特別な体験になりますよ。
身体に当たっても大丈夫なタオル遊び
そんなときは、タオル遊びをしてみましょう。フェイスタオルを軽く縛ってお団子を作ってタオルボールにして、キャッチボールや箱を用意すると玉入れなどができます。タオルなので軽く、身体に当たっても大丈夫です。むしろ笑って楽しんでくれますよ。
また、タオルをズボンの腰部分に差し込んで、しっぽ取りゲームや綱引きなども楽しめます。タオルを使った遊びはたくさんありますが、子どもと新しい遊びを発見できたらよいですね。