2歳の男の子が楽しめる遊びとは?シーン別で見る色々な遊び方を紹介
外遊びで思いきり体を動かそう
公園の遊具で元気に遊ぼう
感覚統合とは、力加減をコントロールする「固有覚」、体のバランスを取る「前庭覚」、肌で感じる「触覚」の3つの感覚のことを指します。遊具で遊ぶことで自然と統合感覚が発達しているということですね。
また、外気に触れることで皮膚が強くなり、たくさん動き回れば臓器が強くなります。外遊びが好きな子どもは、免疫力が上がり風邪などを引きにくいともいわれています。たくさん遊ぶことで、夜もぐっすり寝てくれるでしょう。
指先を使って小石や葉っぱを集めよう
また、小石や葉っぱの形も一つずつ違うので「この葉っぱは何に見える?」などと質問することで、豊かな発想力が養われるでしょう。そして、自然に触れることで、精神的な安定も得ることができますよ。
葉っぱやどんぐりなどの木の実を家に持ち帰り、紙にペタペタ貼って顔を作ったり模様を作ったりすると、子どもの発想力や想像力を養うことができます。「自分が集めたもので作った」という達成感も感じられるでしょう。
昆虫や虫と触れ合って好奇心を刺激しよう
虫が嫌いなママは我慢のときです。ママが初めから昆虫や虫に対して嫌悪感を出していると、子どもも苦手意識を抱きやすくなってしまいますよ。
男の子は昆虫や虫に興味を持つ傾向にあります。アリやダンゴムシなど、身近にいる虫でさえも真剣に見ようとします。虫かごにダンゴムシを集めて楽しんでもよいですね。カブトムシやクワガタなどが採れる環境であれば、一緒に採りに行くとよい思い出になります。
虫が平気な子どもに育つと、虫嫌いなママを助けてくれるときもあるかもしれませんよ。
夜はリラックスできる遊びを心掛けよう
お絵かきで想像力を養おう
室内遊びの定番といえばお絵かきですよね。お絵かきは、思い浮かんだものを描き出していくので、子どもの想像力や発想力を養うのによいとされています。
また、色を塗るときの手をリズミカルに動かす作業が、脳全体の血流を上げるなど脳の活性化にはとても有効なのだそうです。色をたくさん用意することで、発想力も豊かになるでしょう。
塗り絵は文房具店以外にも本屋や100均など、たくさんの種類を取り扱っているところもあります。家庭にインターネットがつながっている環境なら、無料でダウンロードができる塗り絵サイトもあるので探してみてくださいね。子どもと一緒に選んだり同じ絵柄を2枚用意したりして、ママも同じ塗り絵をすれば子どもも喜ぶでしょう。
そのほかにも、お絵かきボードや水でお絵かきができるシートなどもあります。手が汚れず片づけも簡単なので、ママも安心ですね。
寝る前の読み聞かせは心身の発達によい
小さいころから読み聞かせをすることで、子どもの感性を豊かにし、想像力を育むことができます。また、絵本の内容を想像するスピードが速くなり、知的好奇心も刺激し、2歳くらいの子どもでも長い話を集中して聞けるようになるのだそうです。
そして、読み聞かせを続けることで、小学生くらいになると絵本の内容を頭の中でイメージし、起承転結を追えるようになります。絵本の中の主人公を自分と重ね、主人公の体験や達成感を味わうなど、絵本の中でいくつもの人生を生き「自分が住んでいる世界だけが『世界』ではない」という考えの転換や、くじけない心が育っていくのだそうです。
寝る前の5分間だけでも読み聞かせをし、親子で絵本の世界に入ることで、心と心が結びつく最高の時間になるのでしょう。
まとめ
室内でも屋外でも、子どもの発達を促す遊びがたくさんありますね。子どもの性格や個性によって、室内遊びが好きな子、公園などで遊ぶのが好きな子と別れます。しかし、無理に遊ぶのではなく、個性に合った遊びができるように心掛けましょう。
そして、何より大切なのが子どもが楽しんでいることです。楽しんでいるときこそ、脳は発達していくのだそうですよ。子どもだけでなく、パパもママも楽しめる遊びが発見できるとよいですね。