家族で楽しむインコの飼い方!子どもとペットを飼うメリットと注意点
「子どもにペットを飼いたいと言われているけれど、犬や猫は大変そう」「インコは飼育しやすそうだけれど、実際のところどうなのだろう」と、悩んでいるママはいませんか?ここでは、子どもがいる家庭でペットを飼うメリットや注意すること、そしてインコの飼い方などについてご紹介します。
目次
家族でペットと生活をするメリットと注意点
ペットを飼うことで子どもの心が成長する
もちろんペットを飼うのは簡単ではないですが、子どもの心によい影響を及ぼすことも多いといわれています。
例えば「大切にしないと弱ってしまう」「優しくふれないと傷つけてしまう」など、子どもながらに生き物とのふれあい方を学ぶことで、思いやりの心が育まれます。
また、ペットに元気がないときや様子がおかしいときには「どうしたのかな?」とペットの体調や気持ちを察しようとするでしょう。こういった経験により、相手のことを考えられる優しい性格に育つともいわれているのです。
責任感を養うことができる
子どもが責任を持ってお世話ができるように、飼い始める前にどのようなお世話が必要なのかや、お世話をしないとペットがどうなってしまうのかを分かりやすく説明しておくとよいですよ。お世話をしないとペットは死んでしまうので、責任を持って家族で育てていこうねとルールを決めるのもよいかもしれませんね。
小さな子どもでも「自分より弱いものを守ろう」と必死に頑張ってくれるでしょう。ペットのお世話をとおして、何事にも責任感を持って取り組めるように成長してほしいですね。また、毎日お世話をし続けることは、忍耐力を養うことにもつながりますよ。
家族旅行などに行くときは対策が必要
旅行にペットを連れて行く家庭もありますが、動物によっては環境の変化で体調を崩す恐れがあります。またペット可の宿泊所は人気が高く、予約が埋まってしまうことも珍しくありません。
家の近くに祖父母がいる場合は、祖父母の家にペットを預けたり、自宅にお世話をしにきてもらえたりすると安心ですが、それが叶わない家庭も多いでしょう。
インコの場合はいつでも飛べるように体を常に軽くしておく必要があるので、1日エサを食べないだけでも死んでしまいます。家に置いていく場合は誰かにお世話をお願いするか、1泊にして早めに帰宅する必要があります。
インコを初めて飼うときのステップ
インコにかかるお金をあらかじめ想定しよう
ただし小型でもインコの色合いによっては、30,000円以上かかる場合もあります。また、ペットショップで手乗りのしつけがされている大人のインコだと、5,000~15,000円くらいで販売されているケースもあります。さらにインコには中型や大型の種類もいて、大きいものだと100万円以上するものもあるようです。
ほかに、ケージやエサ入れなど、最初にかかる道具代が30,000円くらい、エサなどの毎月かかる費用が3,000円くらいでしょう。
インコを迎えるために必要な道具
インコを飼うためのケージは、飼うインコの数によって合うサイズを選びましょう。ケージととまり木とエサ入れがセットになっているものがほとんどですから、それにプラスして水入れとエサが最低限必要になります。
エサはインコによって好みが違うので、飼い始めてから好みの味を探していけるとよいですね。また、インコは湿気や寒さに弱いので、小動物用のヒーターやサーモスタットなどもあると便利ですよ。
インコを選ぶ前に考えておこう
・インコの性別
インコはオスのほうが、おしゃべりを覚えるのが得意で人に懐きやすいといわれています。鳴き声が大人しいのはメスですが、メスは1羽で飼っていても卵を産むことがあり発情に関する病気になる可能性も高いです。
・ヒナか幼鳥、成鳥
ヒナから育てると人に懐いてくれやすいですが、1日に数回挿しエサを与える必要があり手がかかります。幼鳥や成鳥はエサを自分で食べられますが、懐くまでに時間がかかる特徴があります。
・1羽か多頭飼いか
野生のインコは群れで生活をするので、留守をすることが多い場合は多頭飼いのほうがインコのストレスは軽減されるでしょう。