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セックスレス期間に夫婦で向き合う。絆を深めるきっかけにするには

セックスレス期間に夫婦で向き合う。絆を深めるきっかけにするには

最近セックスレスかもと感じることはありませんか。思い返してみると何カ月もパパと同じベッドで寝ていないというママもいるかもしれません。セックスレスというのは、どのくらいの期間性交がない状態をいうのでしょうか。ここでは、一般的な夫婦のセックス頻度やセックスレスの原因などをご紹介します。

日本人夫婦はセックスレスになりやすい!

夫婦の約半数がセックスレスだと感じている

「パパの愛情が薄れたのでは」「私がパパを男性として意識できなくなっているのでは」などと、セックスレスで悩んでいるママもいるかもしれせんが、珍しいことではありません。日本人夫婦の約半数がセックスレスだと感じているというアンケート結果もあります。

その結果によると、年代に関係なく男性よりも女性のほうが「したいと思わない」ということのようです。セックスレスの理由は様々あるかと思いますが、子育て中の夫婦の場合、セックスする時間がなかったり、共働きでお互い疲れていたりということも考えられますね。

また、年齢的にもうセックスに興味が湧かないという意見もあることから、晩婚化が進んでいることも原因の一つとなっているのではないでしょうか。

日本人夫婦のセックス頻度は世界最下位!

外国では結婚して子どもが生まれても、パパとママという関係よりもパートナーとして愛し合う夫婦が多いですよね。しかし、日本人の場合は結婚して子どもが生まれると、パートナーという関係よりも親としてお互いが接するようになります。

そのため「結婚当初のようにスキンシップを取らなくなった」「パパとそういう雰囲気にならない」など、セックスレスになる夫婦がたくさんいます。日本人は元々海外に比べるとセックス頻度が少なく、世界でも最下位ともいわれていますよ。

海外は夫婦でセックスをすることで愛が深まると考えている国が多いですが、日本ではセックスを大切だと思っている方が少なく、生活の中でセックスの優先順位も低いようです。

年齢ごとにセックスの頻度は変わっていく

セックスは夫婦仲だけでなく、年齢によっても頻度に違いがあります。例えば、20代夫婦の場合は、平均して月に4回ほどセックスをしているという結果が出ています。最近は共働き夫婦も増えてきているので、お互いの仕事の都合もあり週に1回くらいのペースが一般的でしょう。

30代は、女性の性欲が高まる時期といわれていますよね。しかし、30代の場合は平均して月に2回ほどという夫婦が多く、20代と比べるとセックスする頻度が少なくなっています。

30代の夫婦の多くが子どもを作る目的でセックスをするため、排卵日を狙ってセックスをしている方が多いのでしょう。また、すでに子どもがいる家庭の場合は、忙しさからさらにセックスに対して興味が薄れているという結果が出ています。

セックスレスになる夫婦が多いのは産前産後

妊娠中は赤ちゃんへの影響を考えてしまう

愛し合って結婚したはずなのにセックスレスになるなんて、結婚したときは想像もできなかったというママは多いのではないでしょうか。夫婦の場合、ママの妊娠がきっかけでセックスレスになる夫婦はたくさんいます。

セックスレスになる夫婦は、どちらか一方はセックスがしたいと思っていてもそれを断ったことが原因で、夫婦仲に溝ができるケースが多いです。妊娠中は多くのママが「赤ちゃんを守りたい」という気持ちから、セックスによって感染症にならないか、流産のきっかけにならないかなど、赤ちゃんへの影響に不安を感じることでしょう。

妊娠中のセックスが赤ちゃんに影響を与えることはないといわれていますが、不安を抱えていては性欲も湧かないですよね。

子ども中心の生活でますますセックスレスに

ママはパパのことが嫌いになったということではなく、産後に起こるホルモンの影響で性欲が湧かなくなることが多いようです。ホルモンバランスの乱れは産後3カ月程度続き、母乳育児の場合はより長くなるといわれています。

また、ホルモンバランスが乱れると、イライラする、眠りにくくなる、疲れやすくなるなどの症状も出やすくなるので、そんなときにわざわざセックスしたいという気持ちになりませんよね。

ほかにも、セックスを再開したものの出産時にできた会陰の傷や膣内に痛みを感じて、セックスをすることに恐怖があるママもいるでしょう。この場合はオイルやローションを塗ることで傷みを緩和できる可能性もあるので試してみるのもおすすめです。

産後のママはセックスに気持ちが向かわない

子どもがいると子ども中心の生活になる家庭が多いのではないでしょうか。「赤ちゃんへの授乳が大変」「寝かしつけがうまくいかない」など、ママはやることがいっぱいでパパの相手をしている余裕がなくなりがちです。

もし時間に余裕ができたとしても、日ごろの疲れが溜まっていてゆっくり寝たいと思ってしまうでしょう。パパも仕事に加えて慣れない育児と家事などで疲れていたり、疲れているママに気を使ってセックスのお誘いをしにくかったりすることもあるかもしれません。

家事や育児が効率よく進められるように夫婦で協力して、2人でゆっくりできる時間を作る工夫をしましょう。疲れているとお互いを意識する気持ちも薄れてしまいますよね。
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