聞き上手ママは共感上手?子どもの成長を促す聞き上手になろう
感情をありのまま受け止める
まだ語彙数が少ない小さな子どもの場合、自分の感情をまだ上手に言葉で表現することが難しいかもしれません。この場合、ママが子どもの気持ちになって代弁してみましょう。
たとえば公園で、子どもがブランコに乗ろうとしたら、横から走ってきたほかの子どもにブランコをとられたということがあるかもしれません。子どもが泣きながらママにしがみついてきたら、「悔しかったね」というように言葉で伝えたいですね。
そうすると子どもは、「この気持ちは悔しいということなのか」と感情表現を覚えることができます。また、ママが自分の感情を受け止めてくれることがわかると、ママへの信頼度が高まります。
子どもの悩みに共感して寄り添う
しかし子どもの悩みを笑うのではなく、悩んでいる子どもの気持ちに寄り添って共感してあげることが大切ですよ。子どもがその悩みによってどんなに辛い思いをしているのか、子どもの目線に立って想像することが重要です。
悩みの内容によっては、どのように声をかけたらよいのか迷うこともあるでしょう。この場合は、子どもの話を聞きながら相槌を打って、そっと背中をさすってみたり抱きしめたりするのもよいでしょう。
「ママはいつでもあなたのそばにいて、話を聞いているよ」という姿勢を見せると、子どもは安心することができます。
まとめ
子どもがママに一生懸命に話しかけてくると、その熱心さにちゃんと話を聞いてあげたいと思うものの、状況によっては難しいこともあるかもしれません。しかし可能な限り子どもの話をしっかりと聞き、子どもとの信頼関係を築いていきたいですね。
小さなころから子どもの話を聞く習慣を身につけておくと、成長してからも親子関係がスムーズに運ぶかもしれません。