ガーデニングを楽しもう!始めるときの基本知識や注意点を紹介
ガーデニングはママが楽しめるだけではなく、子どもの発育を促すこともできる素敵な趣味ですよね。ここではこれからガーデニングを始めるママのために、ガーデニングに必要な道具や土についてなどの基礎知識や、注意点をまとめてみました。素敵なお庭を作って、今よりも豊かな生活を送ってみませんか?
ガーデニングを始める際の基本知識
始める前に頭にいれておきたいこと
しかし、ガーデニングには楽しい面だけではなく、大変な面もありますので、始める前に頭にいれておきましょう。
植物は植えたらそれでおしまいというわけにはいきません。水や肥料をあげたり、剪定したり、こまめに植物の世話をする必要があります。特に夏場は水やりを欠かすことができず、雑草取りも大変です。
長期期間留守にする場合は誰かに水やりを頼んで出かけないと、植物が枯れてしまうこともあります。
ガーデニングに適した環境を知ろう
また植物によっても適した環境が違います。水はけのよい土を好み、やや乾燥気味に育てたほうがよい植物や、湿地を好む植物、日当たりがよい場所でないと育たたなかったり、半日陰が好きだったりする植物もあります。植える前にはまずその植物が好む条件を調べてみましょう。
注意したい点は、日の当たる場所は季節や時間帯によって変化するということです。まずはお庭をよく観察してみましょう。そして、隣同士になる植物にも配慮が必要です。成長すると背が高くなる植物は、隣に植えた植物の成長の妨げになるときもありますので、植える際は注意が必要です。
ガーデニングに必要な基本的な道具
・シャベル、スコップ
・園芸用の手袋
・シャワーヘッドのついたジョウロ
・園芸用のはさみ
園芸用のはさみにはいろいろな種類があります。咲きおわった花を摘みとるための花ばさみ、木の枝が切りやすい剪定ばさみ、野菜を収穫するときに使う収穫ばさみなどがありますので、用途にあったはさみを用意しましょう。
そのほかにお庭でガーデニングをする場合は、雑草を刈るための鎌があると便利ですよ。ベランダでガーデニングをする場合は、鉢の大きさも考慮しましょう。大きく育つ植物には大きめの鉢を用意してあげましょう。
必要不可欠な水と土と肥料について学ぼう
上手に育てるための水やりのポイント
1.水やりは土の表面が乾いてから
2.鉢植えに水をあげるときは、鉢底から水が流れでるくらいたっぷりとあげる
3.必ずシャワーヘッドを取りつけて水をあげる
先ほどもお話ししましたが植物によって水やりの方法が違います。水やりも慣れるまでは少し難しい作業かもしれません。
夏場は特に注意が必要です。日中の日差しの強い時間帯で水をあげると、植物が十分水分を吸収する前に土が乾いてしまいます。水やりは早朝か夕方にするとよいでしょう。また、朝たっぷり水をあげても、夕方にはカラカラになっていることがあります。土が乾いていないかこまめにチェックしてあげてくださいね。
植物をよく育てるための栄養のある土とは?
それでは、植物に必要な五大栄養素をみていきましょう。
・窒素
主に葉を育てます。
・リン酸
花や実をつけるのに必要な要素です。
・カリウム
主に根を育てます。
・カルシウム
植物を丈夫に育てます。
・マグネシウム
葉緑素を作るのに必要な物質です。
このほかにも、硫黄、鉄など微量元素と呼ばれる物質が必要となります。初心者はこれらの要素がちょうどよく配合された培養土をホームセンターなどで購入するとよいでしょう。
元気に育つ肥料の種類や使い方
【有機質肥料】
動物の糞尿や骨、落ち葉などを発酵して作られた肥料です。堆肥とも呼ばれます。堆肥は一般的に植物の植え付けを行う前の土作りに使います。
【化成肥料】
工場で科学的に合成された肥料です。窒素、リン酸、カリウムなどがブレンドされ、まきやすいように粒状になっています。土作りをする際にまくこともありますが、粒状なので追肥として使用します。
そのほかにも、液状タイプで水やりの際にジョウロに少量を混ぜて与えるもの、追肥としても使える菜種油カスなどいろいろな肥料がありますよ。
ガーデニングを行う上で注意すること
毎日植物の状態を確認すること
植物も人間と同じで、病気を早期発見し、すぐに治療することでダメージを最小限に抑えることができます。例えば葉っぱに白っぽいカビのようなものが生えていたら、病気の葉っぱをすぐに摘み取りましょう。放っておくとどんどん病気が蔓延していきます。
咲きおわった花はそのままにしておくのではなく、摘み取りましょう。そのままにしておくと病気の原因になったり、新しい花がつきにくくなってしまうことがあるからです。そのほかにも、葉っぱが黄色っぽく、なんとなく元気がなくなってきたら肥料切れの可能性もあります。