就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

ガーデニングを楽しもう!始めるときの基本知識や注意点を紹介

ガーデニングを楽しもう!始めるときの基本知識や注意点を紹介

ガーデニングはママが楽しめるだけではなく、子どもの発育を促すこともできる素敵な趣味ですよね。ここではこれからガーデニングを始めるママのために、ガーデニングに必要な道具や土についてなどの基礎知識や、注意点をまとめてみました。素敵なお庭を作って、今よりも豊かな生活を送ってみませんか?

ガーデニングを始める際の基本知識

始める前に頭にいれておきたいこと

ガーデニングは美しい庭を見て癒やされるだけではなく、太陽の光を浴びながら適度に体を動かせる、ママにとって健康的なアクティビティです。また、子どもにとってもガーデニングは五感を刺激し、脳の発達を促してくれることでしょう。

しかし、ガーデニングには楽しい面だけではなく、大変な面もありますので、始める前に頭にいれておきましょう。

植物は植えたらそれでおしまいというわけにはいきません。水や肥料をあげたり、剪定したり、こまめに植物の世話をする必要があります。特に夏場は水やりを欠かすことができず、雑草取りも大変です。

長期期間留守にする場合は誰かに水やりを頼んで出かけないと、植物が枯れてしまうこともあります。

ガーデニングに適した環境を知ろう

植物は日光を浴びないと成長することができませんが、屋上などの日光を遮るものが何もない場所や、夏場は灼熱になってしまう場所は好みません。

また植物によっても適した環境が違います。水はけのよい土を好み、やや乾燥気味に育てたほうがよい植物や、湿地を好む植物、日当たりがよい場所でないと育たたなかったり、半日陰が好きだったりする植物もあります。植える前にはまずその植物が好む条件を調べてみましょう。

注意したい点は、日の当たる場所は季節や時間帯によって変化するということです。まずはお庭をよく観察してみましょう。そして、隣同士になる植物にも配慮が必要です。成長すると背が高くなる植物は、隣に植えた植物の成長の妨げになるときもありますので、植える際は注意が必要です。

ガーデニングに必要な基本的な道具

ガーデニングを始めるのが庭なのか、ベランダなのかによっても変わってきますが、どちらの場合でも必要になる基本的な道具をご紹介します。

・シャベル、スコップ
・園芸用の手袋
・シャワーヘッドのついたジョウロ
・園芸用のはさみ

園芸用のはさみにはいろいろな種類があります。咲きおわった花を摘みとるための花ばさみ、木の枝が切りやすい剪定ばさみ、野菜を収穫するときに使う収穫ばさみなどがありますので、用途にあったはさみを用意しましょう。

そのほかにお庭でガーデニングをする場合は、雑草を刈るための鎌があると便利ですよ。ベランダでガーデニングをする場合は、鉢の大きさも考慮しましょう。大きく育つ植物には大きめの鉢を用意してあげましょう。

必要不可欠な水と土と肥料について学ぼう

上手に育てるための水やりのポイント

では、基本的な水やりのポイントを三つご紹介します。

1.水やりは土の表面が乾いてから
2.鉢植えに水をあげるときは、鉢底から水が流れでるくらいたっぷりとあげる
3.必ずシャワーヘッドを取りつけて水をあげる

先ほどもお話ししましたが植物によって水やりの方法が違います。水やりも慣れるまでは少し難しい作業かもしれません。

夏場は特に注意が必要です。日中の日差しの強い時間帯で水をあげると、植物が十分水分を吸収する前に土が乾いてしまいます。水やりは早朝か夕方にするとよいでしょう。また、朝たっぷり水をあげても、夕方にはカラカラになっていることがあります。土が乾いていないかこまめにチェックしてあげてくださいね。

植物をよく育てるための栄養のある土とは?

肥料は、いわば植物の栄養です。養分のない土では植物が大きく成長しなかったり、花や実をつけなかったりすることがあります。しかし、逆に養分が多すぎても病気になったり、枯れてしまったりするので、適量がポイントになります。

それでは、植物に必要な五大栄養素をみていきましょう。

・窒素
主に葉を育てます。

・リン酸
花や実をつけるのに必要な要素です。

・カリウム
主に根を育てます。

・カルシウム
植物を丈夫に育てます。

・マグネシウム
葉緑素を作るのに必要な物質です。

このほかにも、硫黄、鉄など微量元素と呼ばれる物質が必要となります。初心者はこれらの要素がちょうどよく配合された培養土をホームセンターなどで購入するとよいでしょう。

元気に育つ肥料の種類や使い方

ガーデニングに欠かすことができない肥料ですが、一口に肥料といっても実にさまざまな種類があります。ここでは植物を元気に育てるための基本的な肥料の種類や使い方を紹介します。

【有機質肥料】
動物の糞尿や骨、落ち葉などを発酵して作られた肥料です。堆肥とも呼ばれます。堆肥は一般的に植物の植え付けを行う前の土作りに使います。

【化成肥料】 
工場で科学的に合成された肥料です。窒素、リン酸、カリウムなどがブレンドされ、まきやすいように粒状になっています。土作りをする際にまくこともありますが、粒状なので追肥として使用します。

そのほかにも、液状タイプで水やりの際にジョウロに少量を混ぜて与えるもの、追肥としても使える菜種油カスなどいろいろな肥料がありますよ。

ガーデニングを行う上で注意すること

毎日植物の状態を確認すること

よいお庭を作りたいと思ったら、毎日植物の状態をチェックしなければならないといわれていますがが、具体的にどんなことに気をつけて確認していけばよいのでしょうか。

植物も人間と同じで、病気を早期発見し、すぐに治療することでダメージを最小限に抑えることができます。例えば葉っぱに白っぽいカビのようなものが生えていたら、病気の葉っぱをすぐに摘み取りましょう。放っておくとどんどん病気が蔓延していきます。

咲きおわった花はそのままにしておくのではなく、摘み取りましょう。そのままにしておくと病気の原因になったり、新しい花がつきにくくなってしまうことがあるからです。そのほかにも、葉っぱが黄色っぽく、なんとなく元気がなくなってきたら肥料切れの可能性もあります。
26 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ