赤ちゃんのイタズラはどう対策する?安全対策で未然に危険を防ごう
赤ちゃんや子どもはイタズラをするものと理解していても、それが危険なことならママも肝を冷やすことでしょう。赤ちゃんはなにをするか分からないので、すべてを未然に防ぐことはできないかもしれませんが、少しでも安全対策をしておきたいものです。そこで、事前にできる対策をご紹介します。
ママが経験したことの多いイタズラとは
ティッシュを引きだし、散乱させる
赤ちゃんや子どもは、ダメといわれるようなことほど楽しいようです。一箱すべて引きだされたというママもいるでしょう。その引き出されたティッシュを集めて畳んで、また使えるようにした経験がある人も多いのではないでしょうか。
また同じことをされたら大変と、ティッシュの箱を手の届かないところに置くことに決めるママも多いですよね。
コンセントを引っ張ったり入れたりする
また、コードを引っ張ったり、コンセントの差し抜きをするだけでなく、なめたりされると本当に怖いですね。ティッシュの引き出しは笑って許せても、コンセント関係は感電や巻きつきなど危険ですから、きちんと注意しなければなりません。
1.コードやコンセントには触らないようにいい聞かせる
2.できるだけコードを引っ張れないように隠す
3.コンセントにはカバーをつける
4.危険でない代替品のひもを与える
コンセントカバーは、小さいと誤飲の恐れがあります。大きさやつけ方には気をつけましょう。
引き出しを開けて中身を出してしまう
中身が服や怪我の恐れがない、危険でないものなら「かわいいイタズラ」ですみますが、ものによっては本気で止めさせたくなりますね。計量米びつのレバーを押してお米を大量に出して、そのお米をばら巻くなんてことをすることもあります。これをされたら、顔面蒼白になってしまうかもしれませんね。
食べ物は粗末にしてはいけないことは、きちんと教えなければなりませんね。
赤ちゃんのイタズラにも意味があるの?
イタズラも赤ちゃんにとっては大切な学び
赤ちゃんや子どもがイタズラをするときは、自分自身が興味を持ったものが対象ですね。ティッシュを引き出したり、引き出しの中身を取り出したりするのも、「これはなに?いっぱい出てくる」「なにが入っているの?」という気持ちでしょう。
小さいうちにイタズラをすることで好奇心の芽が育ち、興味の幅も広がっていきます。叱りたいイタズラをするときもあるでしょうが、危険なことや他者に迷惑を掛ける、食べ物を粗末にするなどではない限り、大らかに見守ることも必要かもしれませんね。
体や目、脳の感覚を育てることができる
そして、目もしっかりと見えて、ものをきちんとつまむ力もあるということです。ティッシュはカチッとした形ではなくヒラヒラしていますね。その物体を認識して、何枚も引き抜いているのです。考えてみるとすごいことですね。
運動ができるのも、指先を正確に使えるのも、目が見えるのも脳がコントロールしています。「これはこんな風にしたらできるんだ」と赤ちゃんは遊びながら理解していくのですね。
それを止めてしまうと、脳や目、身体の発達に影響が出てくるのが分かるでしょう。
自発性を育てることができる
そして、「したいことができた」という達成感が成長してからの自己肯定感には大切なこととなるようですよ。日本人は、この自己肯定感が世界の中で極めて低いといわれています。もしかすると、個性を認めづらい日本の子育てと関係しているかもしれませんね。
海外と比べると、赤ちゃんのイタズラに対する寛容度が低くなっているかもしれません。赤ちゃんのイタズラは、自発性と自己肯定感を育てるといわれますから、ママも「この程度なら将来のために許そう」と考えるようにしてみましょう。
安全に過ごせるようにイタズラ対策をしよう
ティッシュ箱を自作してみよう
ティッシュだけでなく、リモコンやスマホなどもおもちゃではだまされてくれないという経験を持つパパやママも多いのではないでしょうか。すぐに飽きてしまうかもしれないなら、手作りで安上がりな方法を選んでみましょう。
空になったティッシュ箱を用意します。そこへガーゼのハンカチやお気に入りキャラクターのハンカチなどを入れます。バラバラに入れてもよいですし、つなぎ合わせておいてもよいですよ。