カミカミ期の手づかみ食べのメリットは?食べやすいレシピとポイント
赤ちゃんの食べやすい食材を選ぶ
例えば、「アレルゲンとなる可能性のある食材は1食につき一種類までにする」「脂肪分の高いお肉は避ける」「消化吸収に負担のかかる食材(ごぼうやきのこ類など)を控える」などが挙げられます。
また、スーパーのお惣菜に頼ってしまうこともあるかと思いますが、脂肪分が多いので赤ちゃんの食事にはおすすめできません。揚げ物の際には、衣を外し、お湯をかけると赤ちゃんでも食べやすくなりますよ。
大人と同じメニューは赤ちゃんも嬉しい
食事の際には「これはにんじんだよ」「おいしいね」「いっぱい食べてね」など、会話も楽しんでみましょう。食事も赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの時間ということを忘れずに。ママやパパがたくさん話しかけていると、自然と食欲もわいてきますよ。
さらに、赤ちゃんは大人と同じものを食べることで、食に興味を持つようになります。赤ちゃんのメニューもなるべくママとパパと同じにできるように調理法や味のつけ方を工夫してみてくださいね。
大人用も一緒に作れる簡単手づかみレシピ
ラップを使って簡単ひとくちおにぎり
作り方は、まず、ふりかけなどをつかって、味つきのご飯を準備します。次に、広げたラップに、作った味つきご飯を薄く敷き詰めてゆきます。後は、ラップを筒状に巻いて、端から、ひとくちサイズにねじっていくだけです。
手づかみサイズの小さいおにぎりを、一つ一つ作るのは結構大変ですよね。このひとくちおにぎりを作っておくと、いつでもさっと子どもに食べさせることができます。ねじるだけなので、作るときも簡単ですね。
チャーハンなどのフライパンで調理したご飯でも作れますよ。中に小さめの具などを入れるとおいしそうです。
取り分けで作るじゃがいもおやき
まず、じゃがいもと野菜を茹でて、細かく刻んで混ぜ、一緒に潰します。にんじんやほうれん草などがおいしいそうですよ。
混ぜたじゃがいもに片栗粉をまぜ、ひとくちサイズに成形していきます。子どもが好きそうな形にすると喜んで食べてくれるかもしれませんね。最後に両面をフライパンで軽く焼いて、出来上がりです。
このじゃがいもお焼きのよいところは、大人の食事を作るついでに作れるところです。大人のポテトサラダを作る工程で、ゆでた野菜を別に取り分けておくことで、一緒に作れます。家族のご飯と一緒に作れれば、離乳食作りも楽になって時間に余裕ができますね。
パパ用も一緒に!豆腐ハンバーグ
まず、豆腐とひき肉をボウルに入れて混ぜてから、ひじきやかつお節、パン粉、片栗粉、サラダ油などをお好みで混ぜていきます。そのまま粘りが出るまで、頑張ってこねていきましょう。
ある程度粘りが出てきたら、形を整えます。子ども用はひとくちサイズ、大人用は大きめに作ります。後は、フライパンで焼き目がつくまで、ゆっくり加熱していきます。最後に水を加え、蒸し焼きにしたら出来上がりです。
大きさを変えるだけで、大人用の食事の準備も一気に終わるところがよいですね。大人は大根おろしを添えて、ポン酢をかけて食べると絶品ですよ。
まとめ
料理の仕方を工夫したりアイデアグッズを使うことで、片づけを簡単に済ませることもできます。準備を万端にして、好きなだけ手づかみ食べをしてもらいたいですね。その方が結果的には離乳食完了後への移行がすんなりといけそうです。
保存のきくレシピなども活用して、うまくカミカミ期を乗り切って下さいね。