子どもと引っ越しするベストな時期は?子どもへの影響とフォロー
引っ越し前後の子どものフォローを忘れずに
引っ越しの意味、理由はしっかりと伝えよう
「幼い子どものうちなら、引っ越しても大丈夫だろう」
「まだ小さいから、引っ越すこと伝えても分からないだろう」
子どもだからといって何も言わずに急に引っ越ししてしまうと、子どもの心にも不安を残しかねません。
少なくとも1カ月くらい前からは、引っ越しをする意味と理由をきちんと伝えるようにして、子どもにも心の準備ができるようにしておくことが大切です。
子どもの不安をできるだけ取り除く
【子どもの不安を取り除くためにできること】
・引っ越しをする意味と理由を説明して、引っ越すことをきちんと理解してもらう。
・新しく住む地域の情報を共有して、「新しい公園があるよ」「一緒に行ってみようね」などと声かけをする。
・新居の情報を共有して、「このおうちに住むんだよ〜」「どんなおうちなのかな?」などと、ママも一緒にイメージを広げる。
・一緒に荷造りをしながら、引っ越しすることを実感できるようにする。
・お世話になった方々への感謝とお別れの挨拶をしに行く。
・仲良しのお友だちとはなるべくしっかり遊んで、きちんとお別れができるようにする。
引っ越し後は子ども優先のペースで
【引っ越し後に子どものためにできること】
・ご近所さんへの挨拶回りにも連れて行き、相手と顔見知りになることで子どもに安心してもらう。
・一緒に近所を散策しながら公園に遊びに行くなどして、子どもが新しい環境を好きになるきっかけを探す。
・通園することになる園の見学などに行き、子どもが通園し始めたら慣れるまでしっかりとフォローする。
・日頃から、できるだけ子どもとのスキンシップを増やすように心がける。
保育園や幼稚園を転園するためにはどうする?
引っ越し前から園についてよく調べる
子どもが幼児教育を実践している幼稚園へ通っていた場合、できれば似たような方針を持った幼稚園を探すようにしましょう。引っ越し前に通っていた幼稚園と引っ越し後の幼稚園の教育方針が違い過ぎていると、子どもは戸惑って園に馴染みにくくなります。
保育園の場合は、新居がある地域では待機児童問題がどうなっているのか調べておきたいですね。引っ越してから保育園に通えなくなってしまうと、仕事を持っているママの場合は困った事態に陥ります。
認可保育園はもちろん無認可保育園についてもチェックしましょう。
転園手続きも引っ越し前から始める
引っ越し後に通う園ではどんなグッズが必要なのか、今まで使っていたものを使えるのかなど、訪問時に相談できるとよいですね。
私立の幼稚園に通う場合、園が指定したものをすべて一通りそろえなければならないかもしれません。できれば、卒園した園児のママなどにお古を譲ってもらえないか、周囲に聞いてみるのも一案です。
保育園、幼稚園ともに、前に通っていた園の「在園証明書」を求められるケースがあります。必要であれば転園前に貰っておくと、引っ越し後にわざわざお願いしに行く必要がなくなりますよ。
転園の挨拶は園の方針に従うようにする
この場合、行動に移す前にまずはプレゼントを渡してもよいのか、園の方針について調べるようにしたいですね。悩んだら直接担任の先生に相談してみましょう。
園によっては園の敷地内で先生や友だちへの贈答品を渡すのを禁止しているところもあります。園の規律を乱さないよう、事前に確認してくださいね。
園の敷地内で友だちへのプレゼントが禁止されている場合は、送迎時を見計らって園の外で渡すのも名案ですよ。
まとめ
家族みんなの新しい暮らしがより楽しいものになるように、子どもの目線になって考えることを忘れないようにしたいものですね。