親子で行きたいよさこい祭り!全国各地で観て踊って楽しもう
高知県高知市で始まったよさこい祭りは今では全国に広がり、日本各地でよさこい祭りが開催されるほどになりました。よさこい祭りは自由で情熱的な踊りが魅力なお祭りになります。男の子は粋な姿で、女の子は華やな衣装に身を包み、楽しそうに踊る姿を写真に残せばきっと素敵な記念になりますよね。
夏に盛り上がるよさこい祭りについて知ろう
高知市で始まった情熱的なお祭り
初めのころは盆踊りのようなお祭りだったといわれていますが、「お祭りで地域を元気にしたい!」「お隣の徳島県の阿波踊りに負けない踊りにしたい!」という情熱的な思いが込められ、今のような大規模で情熱的なお祭りへと進化していきました。
よさこい祭りは「衣装」「踊り」「音楽」「地方車(じかたしゃ)」「鳴子」「メダル」を6大要素にかかげ、各チームごとの個性を重視した自由で情熱的なお祭りになります。この6大要素を事前に知っておくと、観覧される方も各チームの個性をより楽しめるのではないでしょうか。
よさこい祭りのルールとは
まずは「鳴子」です。基本は朱色の板に黄色と黒ですが、チームカラーに合わせたオリジナルを使うチームもあります。「曲」はジャンル・メロディーなんでもありですが、「よさこい鳴子踊り」のフレーズを曲中で使うということになっています。
そして見どころの「地方車」「踊り」ですが、こちらも型・ジャンル・デザインすべて自由です。各チーム1台の地方車と踊り子が鳴子を持って前に進みながら踊るというただそれだけです。
なんともシンプルで自由なルールですよね。皆さんもぜひこの自由なお祭りを楽しんでみてください。
最近は全国各地でよさこい祭りを楽しめる
よさこい祭りが全国へ広がったきっかけは、高知県から遥か離れた北海道でした。北海道の学生がよさこい祭りに魅せられ、平成4年に「YOSAKOIソーラン祭り」を開催したのがきっかけとなり、今では全国的な広がりをみせているようです。これも楽曲や踊り、衣装の使用・アレンジに自由さを求めるよさこい踊りならではのことで、よさこいの魅力ともいえるのではないでしょうか。
もし、お住まいの地域でよさこい祭りがない場合でも、よさこいチームが出るお祭りは身近にたくさんあるようです。気になる方は地域のパレード的なお祭りのプログラムを確認してみてはいかがでしょうか。
子どもと一緒によさこい祭りを楽しもう
衣装や踊り、音楽などのパフォーマンス
そこで、子どもと一緒によさこい祭りを楽しむために覚えておいていただきたいのが、参加チームごとに違うパフォーマンスです。よさこい祭りは、各チームごとにそれぞれ衣装、踊り、音楽などのパフォーマンスが違うので、これを子どもと一緒に楽しむことで飽き具合もかなり違ってくるのではないでしょうか。
うまくよさこい祭りの魅力を子どもに伝えることができれば、お気に入りチームができたり、このチームは去年はこうだったという会話もできて、子どもも興味を持って楽しめることでしょう。
花より団子。子どもが喜ぶ屋台グルメ
さて、子どもと一緒に屋台グルメを楽しむといえば、高知駅北側「イオンモール高知」の東側駐車場(秦演舞場)に併設される「よさこい屋台村」と、高知駅から少し西に行ったところにある「ひろめ市場」がおすすめです。
特にひろめ市場は高知県の郷土料理から世界料理、雑貨のお店が60店舗以上ある常設の屋台村なので、「カツオのたたき」や「ウツボ料理」など大人も楽しむことができます。
もちろん各演舞場にたくさんの屋台があるので、「ペラ焼き」や「アイスクリン」といった屋台グルメも満喫してみてください。
高知ではよさこい情報交流館を忘れずに
施設内はよさこい祭りの情報や演舞場MAPもあるので、事前に訪れておくと便利ですね。情報コーナーのほかにも大画面のよさこいシアターや、歴代受賞チームの衣装展もあるので、見応え十分です。
この施設には子どもと一緒に楽しむことができる体感コーナーもあります。よさこいの衣装を着て記念撮影や踊ったりできるので、本番前に体感しておくと、子どもがよさこい踊りに興味を持ちやすくなるかもしれませんね。
よさこい祭りに参加する方法を知ろう
地域のよさこいチームに入会する
いろいろなチームがありますが、なかには子どもと大人の混成チームや子ども向けのチーム、未就学児から参加可能なチームもあるようです。いろいろなチームを調べて、子どもにあったチームを見つけてみてください。
もし、探し方がわからないという方は、お祭りの公式ホームページや地域のお店に掲示板が設置されているようなので、掲示板から募集チームを探してみるのもよいでしょう。