幼児の泣き声にどうしてもイライラ!理由や対処法と子どもへの接し方
幼児が泣く様々な理由を考えてみよう
自分の気持ちを分かって欲しい
とくに、1〜2歳ごろは言葉を覚えて少しずつ話し始める時期ですが、まだ語彙が少ない上に自分の感情を分かりやすく周囲に伝えることができないことがほとんどです。ですから、自分の気持ちを分かって欲しくて泣いていることが多いのです。
このような場合は、ママが、泣いている子どもの気持ちを察して代わりに言葉にするように心掛けましょう。ママが自分のことを分かってくれたと安心して、泣いている子どもの気持ちも少しずつ落ち着いてくるでしょう。
また、泣くことは自己主張ができるようになった証です。泣いて甘えているようならば、抱きしめてみましょう。
周りのことを考えて色々な我慢をしている
この時期の子どもは、幼稚園の先生やお友だちなど、ママ以外の周囲とのコミュニケーションを活発に取り始めます。先生やお友だちと一緒に時間を過ごす中で、少しずつ相手の立場に立った考え方が身についていくのです。ですから、周りとのコミュニケーションを考えて色々な我慢をしている可能性があります。
たとえば、自分が遊びたかった遊具でほかの子どもが遊んでいて貸してもらえなかったときや、一緒に遊びたいのに仲間に入れてもらえない場合など、シチュエーションは様々です。
そのような理由で子どもが泣いた際は、落ち着いてから理由を聞くとよいですよ。
成長すると感情をコントロールできるように
しかし、子どもは泣くことで、気持ちが落ち着いたり心が安定したりします。ですから、ママから見て、自分の感情を上手にコントロールしていると子どもでも、あまり泣かなかったり本当の気持ちが気になったりする場合は、「泣いてもいいんだよ」というような声を掛けてもよいかもしれませんね。
泣くことは悪いことではありません。子どもが不安な感情を抱いているようならば、思いきり泣いて、気持ちがすっきりするようにママがサポートしましょう。
気分転換をしてママのイライラを解消しよう
家事を手抜きしてママのご褒美タイムを作る
たまには気分転換も必要です。ママが1人で過ごせるご褒美タイムを作りましょう。食事作りを手抜きして惣菜を買ってきたり、洗濯を1日休んだりしても大丈夫ですよ。家事を手抜きすれば、時間を作ることはできるのです。
とくに、子どもがお昼寝している時間に、ママは溜まった家事をやってしまおうと頑張って疲れてしまいがちです。子どもが寝ている時間に自分の時間やリラックスタイムを過ごすことで、気分転換になりイライラ解消に効果的ですよ。
子どもと一緒にお出かけしよう
お出かけをすると、子どもは外に出て楽しいと感じて機嫌もよくなります。子どもも、ずっと家にこもりっきりだとストレスを感じることもあるのです。太陽の光を浴びて体を動かすことで、親子でリフレッシュすることができますよ。
余裕があれば、電車に乗って子どもと一緒にお出かけすることも気分転換になります。色々と準備や心構えが必要で大変に感じるというママは、家の近くをお散歩したり公園に行ったりすることでもリフレッシュできるでしょう。
子どもをパパに預けて自由な時間を過ごそう
毎日育児や家事を頑張っているママの姿をパパも見ています。相談してみると、きっと快く子どものお世話を引き受けてくれるはずですよ。
1日だけでも、子どもと離れて好きなことをすることで、ママは精神的にリフレッシュできますね。それだけでなく、パパへの感謝を感じ、子どもの愛おしさを再確認できるでしょう。
また、パパは子どもと2人きりの時間を過ごすことで、育児力がアップするかもしれません。そうなるとママも嬉しいですね。
まとめ
とくに、ママの気分転換やリフレッシュが大事です。上手に家事の手抜きをしたり、子どもと一緒に外に出たり、パパに子どもを預けて好きなことをしたりして、ママのイライラを解消しましょう。
子どもの気持ちに寄り添って穏やかな気持ちを心掛け、子どもの泣き声にも冷静に優しく対応していけるとよいですね。