幼児の泣き声にどうしてもイライラ!理由や対処法と子どもへの接し方
子どもがいうことを聞かなかったりぐずって泣いたりすると、どうしてもイライラしてしまうママは少なくありません。今回は、子どもの泣き声にイライラする理由や対処法、また、子どもが泣いたときの上手な接し方をご紹介します。泣いている子どもにも落ち着いて対応できるとよいですね。
目次
- 幼児の泣き声にイライラする理由と対処法
- イライラするのは子どもを守ろうとする本能
- 「泣くことはいけない」が常識になっている
- 考え方を変えて自分を責めるのはやめよう
- 泣き声にイライラしたときの幼児への対応
- 泣くのは感情の芽生えと捉えよう
- 子どもに共感した言葉を掛けてみよう
- 泣いている子どもを抱きしめてみよう
- 幼児が泣く様々な理由を考えてみよう
- 自分の気持ちを分かって欲しい
- 周りのことを考えて色々な我慢をしている
- 成長すると感情をコントロールできるように
- 気分転換をしてママのイライラを解消しよう
- 家事を手抜きしてママのご褒美タイムを作る
- 子どもと一緒にお出かけしよう
- 子どもをパパに預けて自由な時間を過ごそう
- まとめ
幼児の泣き声にイライラする理由と対処法
イライラするのは子どもを守ろうとする本能
ママは、子どもが生まれると、泣き声に反応しやすくなるそうです。子どもが少し泣いているだけでもすぐに気がついたり、泣いていないのに泣いているような気がしたりするママもいます。
イライラしやすくなったママは、色々なことに敏感になってしまいます。そのため、子どもの泣き声に対して、どうしてもイライラしてしまうこともあるのです。
しかし、イライラするのは子どもを守る本能のせいだと割り切ってみましょう。すると、少し心が落ち着くかもしれませんよ。
「泣くことはいけない」が常識になっている
電車やバスなどの公共の場所で子どもが泣くと、周囲への配慮は必要です。しかし、子どもは泣くことで色々な感情を表現しています。一概に「子どもが泣くこと=悪いこと」ではないのです。
とくに、言葉で感情を表現できるようになるまでは、子どもは泣くことで「おむつが気持ち悪い」「お腹が空いた」というような感情を表現します。ママは、泣き声を聞くだけでイライラしてしまうかもしれませんが、子どもの必要な感情表現だと前向きに捉えましょう。
考え方を変えて自分を責めるのはやめよう
子どもが泣いて、それに対してイライラして怒って、さらに子どもが泣いて、自己嫌悪になるという負の連鎖はなかなか途切れません。ですから、イライラする自分を責めてしまう日があるかもしれませんね。
そこで、少し考え方を変えてみましょう。子どもが泣くという感情表現は健康な証拠です。ですから、ママは自分を責めることをやめて、子どもに共感する気持ちを持って接することを心掛けてみましょう。
泣き声にイライラしたときの幼児への対応
泣くのは感情の芽生えと捉えよう
少しずつ大きくなるにつれて、理由は分からないけれど子どもが泣き止まない場面にも遭遇するようになるはずです。子どもは、複雑な感情を言葉で表現することができません。ですから、ママにうまく伝えられず泣いて表現していることもあるのです。
泣くことは、子どもが健康にすくすくと成長して、感情が芽生えてきている証拠です。泣きやまないことに対してイライラしてしまうときは、子どもが成長しているのだと考えてみると、少し冷静になって接することができるでしょう。
子どもに共感した言葉を掛けてみよう
たとえば、子どもが遊んでいるときにお風呂に入ろうと誘ったところ、「今はお風呂に入らない」と泣き出したとしたら、どのように声を掛けるとよいのでしょうか。
イライラする気持ちから、「じゃあ、もう知らない。ママ1人で入るから」と怒ってしまうところを、「そうだよね。もっと遊んでいたいからお風呂に入りたくないんだね」と言葉を掛けるだけで、泣き止んだという例もあります。
子どもは、ママに共感してもらえると落ち着いてくるものです。子どもが泣き始めたら、まずは子どもの気持ちになって考えましょう。
泣いている子どもを抱きしめてみよう
そのようなときには、無理に泣くのを止めようとせずに子どもを抱きしめましょう。抱きしめたママの胸の中で、思う存分子どもが泣くとよいですよ。
大好きなママに優しく抱きしめられると、温かい体温を感じて子どもは落ち着いてくるかもしれません。子どもは、ママの抱っこや、ぎゅっと抱きしめられることが大好きです。泣いている子どもを抱きしめて、心が落ち着いてくるのを一緒に待ちましょう。