冬も楽しめる子どもとのキャンプ!服装や料理、寝袋について知ろう
最近は夏だけでなく冬もキャンプを楽しむ人が増えてきました。夏とは違い、寒い時期の冬キャンプは服装や寝るときの準備をしっかりとする必要があります。特に心配なのは子どもの服装や寝具ではないでしょうか。今回は知っておきたい冬キャンプの子どもの服装や寝袋、冬ならではの料理や遊びの楽しみ方を紹介していきます。
子どもとの冬キャンプの服装や料理と注意点
冬キャンプに行くときの子どもの服装
レイヤリングは肌着のベースレイヤーと中間着のミドルレイヤー、上着のアウトレイヤーで考えます。ベースレイヤーは、汗かきの子どもに適した速乾性の物がおすすめです。ミドルレイヤーには、軽量で保温性に優れたフリース素材のジャケットやスウェットがよいでしょう。
アウトレイヤーは、昼間は動きやすいウインドブレーカーやダウンベストがおすすめで、夜は気心地がよく暖かい素材のダウンウエアが必要になります。昼間は動きやすい薄手の長袖やベストなどで調整し、夜はしっかりと防寒対策をすることが大切になります。
寒い冬のキャンプでは鍋や汁物で温まろう
・カレー鍋…和風だしで好みの野菜や肉を煮て、カレールー・みりん・しょうゆ・酒で味を調えます。シメにはご飯とチーズのリゾットがおすすめ。
・鶏すき焼き鍋…通常のすき焼きと同じ要領で作ります。すき焼きと同じように生卵で食べるのがおすすめ。
・きりたんぽ鍋…きりたんぽは自宅で準備。鶏だしとしょうゆ・塩で味を調えます。
・おでん…寒いキャンプにはだし・砂糖・みりん・しょうゆの甘辛い味付けがおすすめ。
子どもと一緒に行くときに気を付けたいこと
・やけど…火のそばには大人がついておきましょう。やけどをしたら患部を15~30分ほど水道水で冷却し、衣類を着ている場合は無理に脱がさず、衣類の上から冷却するようにします。
・低温やけど…使い捨てカイロや湯たんぽは袋やタオルに巻いて直接肌にあてないようにします。痛みは7~10日たったころに感じられることが多く組織が壊死するので、低温やけどの疑いがあれば病院へ行くようにします。
・低体温症…遊んで汗をかいたら、こまめに肌着を着替えるようにします。初期症状であれば乾いた温かい洋服に着替え、毛布などでくるみ温かい飲み物を飲ませることで回復します。
冬ならではのキャンプの楽しみ方とは
挑戦したい!子どもが喜ぶ雪遊び
「雪のお絵かき」は水で絵の具を薄めたものを用意し、それで雪の上に絵を描く遊びです。用意した絵の具水を食器用洗剤の空いた入れ物や、風呂洗い洗剤の空いた入れ物などにいれて、簡単に雪の上でお絵かきができます。
さらにおやつもできます。密閉容器の中に牛乳、生クリーム各100ml、砂糖20~30g、卵黄1個分、あればバニラエッセンスを入れて混ぜます。雪に塩を混ぜたものをポリ袋に入れて容器を包みこみ、振ったり転がしたりして、遊びながら凍るのを待ちましょう。ふたを開けたら、アイスクリームのできあがりです。
澄んだ空気の中で見るきれいな星空に感動
せっかくの機会なので、望遠鏡を購入して天体観測をするのも、子どもが興味を持ち楽しいですよ。星座に詳しいパパもいらっしゃるでしょうから、しっかりと子どもに教えてあげて下さい。
望遠鏡は家にあっても毎日忙しく、ゆっくりと星空を観察することもないと思います。キャンプならではのゆったりとした時間のなか、望遠鏡を使って星を観察するのも、非日常的で子どもたちのよい思い出になるのではないでしょうか。
寒いからこそたき火や薪ストーブが楽しい
夜はたき火や薪ストーブにあたりながらゆっくりと過ごされるでしょう。温まりながらコーヒーや子どもたちのデザートを作るのも楽しいですよ。簡単につくれるのはホイル焼きです。
デザートにはさつまいもやりんごのホイル焼きがおすすめで、ちょっとしたお酒のおつまみには、玉ねぎやきのこ類、じゃがいもや鶏肉などをホイル焼きにすると簡単で美味しいおつまみができます。
じゃがいもはじゃがバター、鶏肉はハーブソルトを使ったり塩麹を使うと一味違うおつまみができますよ。
特に寒くなる冬の夜は寝袋を使ってみよう
子ども用の寝袋なら隙間がなくて暖かい
大きさも小学生や小柄な女性くらいまでは対応できる物が多いので、毎年キャンプに行くご家庭は購入されると便利です。
子ども用の寝袋は、暑いときには足元を開けたり、広げてブランケットとして使用できる物もあります。コールマンの子ども用寝袋のように、身長によって2段階で長さを変えられるものもあり、余分な隙間を作ることがない分暖かさが確保しやすいです。
冬キャンプは寒いので、できるだけ身長にマッチしたものを選ぶと寒さも軽減されます。子ども用寝袋は、子どもにあった作りになっているので重宝しますよ。