1歳児の教育によいものは何?取り組む方法と生活習慣を紹介
急速に成長し始める1歳児前後を持つパパやママであれば、我が子のために教育を始めたいと考えますよね。そこで、1歳児の成長の仕方と教育の注意点、1歳児の教育に適している方法について解説します。あわせて、1歳のうちに身につけておきたい生活習慣についてご紹介します。
1歳児の成長の仕方と教育の注意点とは
つたい歩きや言葉を話し始める1歳児
最初はテーブルなどにつかまりながら立っていた子どもは、1歳前後になるとつたい歩きができるようになっていきます。足腰の筋力がついてきて、立つ姿勢が安定してくるからです。足を横に動かしながらつたい歩きをする子どもの姿は、可愛いですよね。
言葉を話し始める時期は、子どもによってかなり違うようです。意味のある言葉を話し始めるのは、平均的には1歳前後が目安だといわれています。
1歳を過ぎてお話しできなくても、心配する必要はありません。パパやママが積極的に話しかけることで、話せるようになるものですよ。
1歳半を過ぎると自我を持つようになる
パパやママに支えられてばかりいた赤ちゃんも、やがて少しずつ自分で行動できるようになっていきます。そして、パパやママとの関わりの中で「自分」と「他人」の違いに気づいていくようです。
これが「自我の目覚め」で、1歳半を過ぎたころから始まります。「イヤイヤ期」や「第一反抗期」とも呼ばれていて、大きく成長した証です。
自我に目覚めた子どもは、なんでも自分でやろうとします。やろうとしたことができないと急に泣き出したりかんしゃくを起こしたりして、パパやママを困らせることが増えていくことでしょう。
1歳児に行う教育のメリットと注意点
1歳児に教育を行うメリットは、子どもの脳の働きを促すことです。早い時期に脳が刺激を受けることで、最大限の能力を引き出すことができるといわれています。
また、早期教育は親子で参加することが多くあります。親子で一緒に過ごす時間が増えて、絆がより一層深まるようです。
一方、パパやママの願いだけで早期教育を始めると、子どもに強いストレスを与えてしまう可能性があります。子どもの様子を見ながら、子どもがやりたいと思えるような内容を見極めることが大切です。子どものやりたいことを最優先しましょう。
1歳児の教育に適している方法とは
気負わずに自宅で取り組む
たとえば、言葉かけを多くするのも立派な教育です。「曇ってきたから、お布団しまおうね」「そろそろパパが帰ってくる時間だよ」などと、ママが頭に浮かんだことを子どもに語りかけることで言葉を獲得していくのです。
絵本の読み聞かせもよいでしょう。1歳ごろになると、言葉や絵などから場面を想像する力が身についてくるようです。そのほかにも、においを嗅いだり紙を破ったりする経験をたくさんすることで、五感が刺激されていきます。
習い事でたくさんの刺激を受ける
運動系では、ベビースイミングや体操が人気です。泳ぐ、走る、跳ぶ、回転するなどの動きを通して、基礎的な運動能力が身についていきます。
ベビーリトミックも、人気がある習い事です。音楽にあわせて体を動かしたり、楽器を感じたまま演奏したりします。リズム感はもちろん、子どもの思考力や想像力も養われるようです。
子どもの習い事は、ママにとってもメリットがあります。経験豊かな先生から専門的な話が聞けたり気の合うママ友ができたりして、今後の子育てにプラスになるかもしれません。
幼児教室の特色あるカリキュラムを利用する
幼児教室といっても、様々なタイプがあります。パパやママはカリキュラムの特色を理解し、我が子にふさわしい幼児教室を選びましょう。
幼児教室では、子どもの年齢にあわせたカリキュラムが用意されています。言葉や数の勉強だけではなく、音楽や英語を中心とした教室もあります。子どもの考える力や表現力、コミュニケーション能力だけではなく、協調性などが身につくことも期待できるんですよ。
なお、幼児教室を選ぶときには、体験レッスンに参加するとよいでしょう。教室の雰囲気を感じることができ、我が子が楽しく参加できそうかがわかります。
1歳のうちに身につけておきたい生活習慣
生活リズムを整えると集中力が高くなる
生活リズムを整えるためには、睡眠と食事、遊びの三つが大切です。早起きすることで朝ご飯がしっかりと食べられるようになって成長に必要な栄養が補給されます。その結果活発に体を動かすことができるようになり、物事への興味が湧いて集中力を高めることも可能です。
日中活発に活動した子どもは、夜は熟睡できるようになります。成長にとって睡眠は大切で、昼間に経験したことや学んだことを睡眠中に記憶されていくようです。
子どもの生活リズムを整えるためには、パパやママも規則正しい生活を送るように努力しまなければなりませんよね。