2歳児のストレスの原因とは?気になる症状や子どもへの対処法を紹介
2歳児のストレス症状、行動への対処法
スキンシップを増やし愛情を言葉でも伝える
子どもからの欲求に応えられない状況が続くと、次第にパパやママに何を言っても相手にしてくれないと子どもが欲求するのを諦める可能性があります。すべての欲求を満たすのは難しいかもしれませんが、極力答えられるように意識してみましょう。
また、夜寝る前やお風呂の時間など、落ち着いて話ができる状況があると思います。そんなときを利用して、ギュッと抱きしめることや愛情を言葉にして伝えてみてくださいね。
怒り過ぎていない?しつけを見直す
しかし、イヤイヤ期がひどいからといって、怒り過ぎるのもよくありません。あまりにも怒る頻度が多過ぎると、子どものやりたいことや訴えを聞かず、押さえつけてしまう状態になってしまいます。
イヤイヤ期は、普段のしつけを見直すよい機会にもなります。いけないことは頭ごなしに怒るのではなく、まずは子どもの言い分を聞くことが大切です。そして、間違ったことに対しては、納得のいくまで分かりやすく説明しましょう。
子どもが安心できる家庭環境を作る
子どもの居心地のよい家庭環境は、パパとママがいつも穏やかな気持ちでいて、どんなことでも話し合える環境であるということです。その日にあった出来事でも、テレビの内容でも、たくさん会話をしてコミュニケーションを取るとよいですよ。
パパとママに話をしやすい環境を作っておけば、子どもは自分の思いを伝えたいと自然と思えるでしょう。嬉しかったこと、嫌だったこと、パパやママが子どもの様々な思いに共感できれば、子どものストレスをうまく消化することにもつながります。
親が子どもにイライラしないようにする方法
子どもに質問し考えてもらう
自立心が芽生えた子どもに対して頭ごなしに怒っても、反抗がひどくなる可能性が高いです。ママからは泣いているだけのように見えても、子どもは自分の意見をしっかり持っていることもあります。「どうしてやりたくないの?」「着替えが嫌ならご飯から食べる?」など、質問して子どもに考えてもらう方法を取りましょう。
ママが優しく質問すると子どもは自分でしっかり考えるようになり、泣いて暴れることも減るかもしれませんよ。
時間に余裕を持って行動する
ママがイライラして手を貸そうとしても、自立心が強い子ほど「イヤ」と泣き出す可能性があります。泣いて暴れられると余計に時間がかかりママが怒るという悪循環を防ぐために、時間に余裕を持って行動をするようにしましょう。
毎日時間に余裕が持てると、子どもには難しい挑戦でも「一度やってみて」「ママが見ているからね」と優しく見守ることができ、子どもの自立心も成長していきます。
パパやママもリフレッシュする
子どもに笑顔で接していけるように、パパやママもたまには息抜きをすることが大切です。ストレスを発散しリフレッシュできると、イヤイヤ期の子どもにも「大丈夫だよ」「好きなようにやってみて」など、おおらかな気持ちで触れ合えますよね。
趣味の時間を作る、子どもを預けて夫婦でデートをする、外食で気分転換するなど、どのようなことでもよいので、パパやママもストレスを溜めないように工夫をしましょう。パパやママがいつも笑顔だと、子どもの心も安定しやすいですよ。
まとめ
このようなできごとが少しずつ積み重なると、ストレス症状として体や心に現れる可能性もあるので、日頃からこまめなスキンシップを取ることを心がけましょう。
2歳児というのは心と体の成長において重要な時期です。パパやママもリフレッシュをしながら、十分愛情を注いでくださいね。