抱っこ紐を使うときの赤ちゃんへの負担とは?与える影響や対策を紹介
抱っこ紐で赤ちゃんに負担をかけない対策法
赤ちゃんのサイズにあった商品選びを
抱っこ紐の対象月齢の表示には、月齢だけでなく体重も記載されています。月齢はあっていても体重がオーバーしないように、メーカーが提示している月齢ごとの体重を見ていきましょう。
大手ベビー用品メーカーのコンビは、生後1カ月を3.2kgと想定しています。さらにコンビ、アップリカともに4カ月は7kg、36カ月は15kgで企画されています。
また、エルゴベビー社は48カ月を20kgとするなど、月齢と体重が明記されているのでよく見て使用してくださいね。
体全体が緩く曲がっている状態に
生まれてくるとお腹の中と状況が変わってきます。お腹の中と違う点は、洋服を着ていることや肺呼吸をしていることですね。まんまるな姿勢は、洋服によってお腹を圧迫する危険があります。
また、お腹が圧迫されると呼吸にも影響がでてきます。このように、お腹の中にいたときと同じような姿勢で抱っこをしてしまうと、思わぬ危険がともなうことがあるのです。
抱っこをするときは体全体が緩く曲がっている、Cカーブを描いたような状態がベストな姿勢といわれています。ママは丸くなり過ぎないように注意してくださいね。
使用方法を守り正しく装着しよう
縦型の抱っこ紐の場合は、腰ひもが緩すぎるとママの肩に負担がかかります。また、赤ちゃんもお尻が下がって脚が持ち上げられる形になり、股関節に負担がかかる可能性があるでしょう。
また、スリングでは脚が正しく入っていないと赤ちゃんの脚に負担がかかります。このように使用方法が守れていないと、赤ちゃんとママ双方の体に負担がかかり、先ほどお伝えした股関節脱臼や血行障害を引き起こす原因にもなります。
事故を未然に防ぐにも、使用方法を守って正しく装着することが大切ですね。
まとめ
また、パパが使用しても恥ずかしくないようにデザインも工夫されてきました。しかし、長時間使用したり、使用方法を間違えたりすると赤ちゃんやママに負担がかかることもありましたね。
そうならないためにも、赤ちゃんに与える影響や対策をきちんと理解して使用し、赤ちゃんとの楽しい時間を過ごしてくださいね。