男の子の子育ては悩みがつきもの。3歳ころに多い悩みとしつけのコツ
3歳の男の子をしつけるときのポイント
何を訴えているのか言い分をしっかり聞こう
3歳の子どもですから、うまく言葉にできなかったり、話しているうちに何を言いたいのか分からなくなったりしてしまうこともあるかもしれません。子どもはママやパパに分かって欲しいと思っているはずなので、辛抱強くつき合いましょう。
うまく言えずにイライラしていたら、選択肢を与える聞き方をするとよいですよ。Yes・Noの選択から始めて選択肢を増やしていけば、核心に近づいていくのではないでしょうか。子どももママとパパが自分の話を聞いてくれていると感じると、自分から話をしたいと思ってくれやすいですよ。
約束を守る大切さを伝える
最初は、意味がよく分からず約束を忘れることが多いでしょうが、言葉の理解が深まる3歳ころから約束の大切さを繰り返し伝えていきましょう。公園に行ったら「ブランコは順番を守ろうね」、お菓子を買うときに「今日は半分、明日また半分食べようね」など、守りやすい約束から始めます。
また、親がお手本を見せることも大切です。家族で「ご飯を食べたら歯磨きをしようね」と約束をし、食べ終わったら親が率先して歯磨きをすれば子どもは真似してするようになるでしょう。約束が守れたら、褒めることも忘れないでくださいね。
しつけをする理由を説明する
このころからしつけをきちんと始めるのが、今後の成長に大切になってきます。ついつい「ダメでしょう」「止めなさい」と叱ってしまいますが、これでは叱られている理由が子どもには分かりません。
3歳の男の子には、長々説明しても理解できない、最後まで聞けない子も多いです。簡潔に何がダメなのか説明していきましょう。また、「今度はこうできたらいいね」と、ポジティブな言葉もつけ加えてくださいね。
ママの悩みが少なくなる工夫とは?
トイレは時間を決めておくと成功しやすい
例えば、3歳になるとトイトレを始める家庭も多いですよね。しかし、「トイレに行って」とママが言っても、気分が乗らないとなかなかトイレに行ってくれない子もいます。
トイトレをスムーズに進められるように、一日に行くトイレの時間をある程度決めておきましょう。8時、10時、12時など、毎日トイレに行く時間を決めてトイレに行く習慣をつけると、「◯時はトイレに行く時間」と子どもから進んで行くようになってくれます。
片づけの収納も工夫して
大人でも散らかったものを片づけるのは面倒に感じますよね。子どもも同じで遊んだ後の片づけは嫌がる子が多いので、子どもの「やりたい」を引き出せるように収納を工夫してみませんか?
例えば、子どもの好きなキャラクターの収納BOXを用意する、ブロック、おままごとセット、車など、子どもがひとりで片づけやすいようにジャンル別に箱を分けるなど、収納を工夫するだけで子どものやる気がアップすることも多いですよ。
一日の予定を立てると行動がスムーズに
お出かけ前や、忙しいときに着替えやトイレなどに時間がかかっていると、「早くしなさい」と怒ってしまいませんか?せっかく自分でしようと頑張っているのに、ママがイライラすると子どももやる気がなくなりますよね。
ママが「早くして」とイライラしないように、子どもに合わせて一日の予定を立てておきましょう。予定をある程度立てておくと「時間がない」と焦らずに子どものペースに合わせて準備ができて、ママもストレスなく過ごせますよ。
まとめ
男の子の子育ては大変と聞くことがあるかもしれませんが、男の子はママが大好きで甘えん坊な性格の子が多いです。「大きくなったら僕がママを守る!」なんて可愛いことを言ってくれる男の子もいるでしょう。
やんちゃですが、繊細な面もある男の子の子育てを楽しんでくださいね。