幼児期に水遊びのすすめ!簡単おもちゃの作り方や水遊びの注意点
日焼けと熱中症に気をつけよう
しかし水につかっている間も、肌はダメージは受けています。日焼け止めを塗ったり、日陰を作ったり、帽子やラッシュガードを着せたりなど対策を取りましょう。大人にはただの日焼けであっても、肌の敏感な子どもにとってはやけどと同じ症状になることもありますから、十分注意してくださいね。
また水遊びをしていると、汗をかいていてもなかなか気づきにくいため、脱水になってしまうことも珍しくありません。子どもは夢中になると喉の渇きを忘れて遊んでしまいます。必ずママやパパが定期的に水分補給を促すようにしてくださいね。
子どもから目を離さないようにしよう
海や川などに限らず、お家でのビニールプールや浅く張ったお風呂での水遊びのときも、同じくらい注意が必要です。子どもは、少しの水でも溺れる可能性があります。「インターホンが鳴った」「電話がかかってきた」など、ほんの一瞬でも危険が起こりうることを、しっかりと頭に入れておいてくださいね。
また、何かあったときに「さっと手が差し伸べられる距離」にいることも、子どもを守る上では大切なことです。安全に楽しく水遊びをしましょうね。
万が一、日焼けをしてしまったときは
こんなときはすぐに医療機関を受診して
すぐに医療機関を受診したい重篤な状態
・ぐったりして熱がある
・嘔吐やけいれんを起こした
上記の場合は日焼けにより脱水症状を起こしている可能性がありますから、時間外でも受診を検討してください。
診療時間内でに受診したい状態
・水ぶくれができた
・冷やしても痛みが引かない
・広い範囲が赤くなっている
・皮がむけ、下の肌がじゅくじゅくしている
上記の場合は医療機関、主に皮膚科の受診を検討しましょう。ここに当てはまらない場合でも、ママが不安なときや子どもの様子がおかしいなと感じるときは受診してくださいね。
しっかり冷やしてたっぷり保湿
日焼けで肌がほてっているときは、まず冷たいタオルや保冷剤を巻いたタオルを患部に当て、肌を冷やします。痛みが治まるまで10~30分を目安に、長くしっかりと冷やしてください。
このとき冷却シートは皮膚の温度を下げる効果を得にくく、肌を傷つける恐れもあるので、使用しないのがベター。
冷やした後はたっぷりと保湿しましょう。日焼け後の肌には、化粧水のようにさらりとした保湿剤よりも、軟膏のようにべったりとした保湿剤の方が刺激を感じにくいですよ。また色々な成分を含んだものはかぶれのリスクがありますから、子ども用ローションやワセリンなど低刺激なものを選んでくださいね。
お風呂に入るときに注意すること
しかし皮膚の温度が上がると痛みやひりつきが強くなるため、日焼け後は子どもがお風呂を嫌がることも珍しくありません。痛みがある間はお風呂をぬるま湯にするか、シャワーで済ませるようにする方が刺激が少なくて済みますよ。
体を洗うときはゴシゴシこすらないように注意しましょう。日焼けした肌をこれ以上痛めないよう、優しく洗い流すことを心がけてくださいね。シャワーの水圧も刺激になりますから、弱めに設定しましょう。
そしてお風呂の後も、たっぷりの保湿を忘れないでくださいね。
まとめ
中には、水が苦手な子もいるかもしれません。そんなときは、手作りおもちゃなをぜひ活用してみてください。水が気持ちよいと感じることが、次へのステップにつながりますよ。
水遊びは子どもだけではなく、大人にとってもストレス発散やリフレッシュ効果があります。今年の夏は子どもと一緒に親も水遊びを楽しんでみませんか?