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後期つわりはなぜ起こる?主な症状や辛い時期を乗り切るヒント

後期つわりはなぜ起こる?主な症状や辛い時期を乗り切るヒント

後期つわりと仕事の向き合い方のポイント

職場には理解と協力を求めよう

基本的には仕事をしているママでも、出産予定日の6週間前から産休を取ることができます。仕事の内容や状況などによっては、出産予定日ギリギリまで働かないといけないママもいるでしょう。

つわりがひどいときにはなるべく産休を取ることをおすすめしますが、どうしても働かなければいけない事情がある場合には、職場に理解と協力を求めましょう。つわりは妊娠初期に起こるもので、妊娠後期になれば楽になると考えている人も少なくありません。

職場の上司や同僚に、今の自分の後期つわりの状況と症状、その中で自分ができる範囲の仕事を伝えましょう。事前に伝えておくことで、体調がすぐれないときに休みやすい環境を作ることができます。

辛いときは医師に頼んで診断書をもらおう

職場の上司や同僚に、つわりの状況や症状を伝えたからといって、休みやすい環境になるとは限りません。周りに迷惑をかけたくないからと、つわりがひどくても無理をして働き続けてしまうママもいると思います。

今まで辛いつわりを乗り越えて頑張ってきたのに、今無理して赤ちゃんやママに何かあったら取り返しがつかなくなってしまいます。辛いときに「休ませてほしい」となかなかいい出せないときは、医師に頼んで診断書を書いてもらいましょう。

つわりがひどく、仕事を休みたいので診断書を書いてもらいたいことを伝えると、医師は診断書を書いてくれます。医師の診断書があれば、上司に休むことを言いやすくなりますよ。何かあってからでは遅いので、辛いと思ったときは医師に話してみてくださいね。

母性健康管理指導事項連絡カードも強い味方

母性健康管理指導事項連絡カードとは、仕事をしているママが、妊娠中に何か異常があったときに医師がその内容と、その症状への対策を勤務先に伝えるためのカードです。そのカードを渡された会社は、記載されている対策を行う義務があります。

つわりの症状がひどい場合には、勤務時間の短縮や、休憩時間の延長、休業など、症状に対して会社が行う措置や、期間を具体的に指示されています。つわりがひどいけれどなかなか職場に言い出せないときに、母性健康管理指導事項連絡カードは強い味方です。

このカードは診断書よりも安い費用で書いてもらうことができます。また、診断書と同じ扱いになるので、このカードさえ会社に提出すれば、診断書は提出しなくて大丈夫です。

後期つわりを乗り切るママの過ごし方

動けるようなら軽い運動をしてみる

妊娠後期は安定期を過ぎているので、特に体調に問題がなければ軽い運度をすることが可能です。つわりがつらいかもしれませんが、軽く運動をすることでリフレッシュできるかもしれません。

外の空気を吸うためにも、ゆっくり散歩をしてみるだけでも構いません。買い物のついでの散歩だと荷物が多くなってしまうので、できれば散歩のための外出ができるとよいですね。

また、家の中にいるときでも、ヨガや柔軟などできることがたくさんあります。ヨガや柔軟の動きが分からないママはYouTubeで検索するとよいですよ。初心者向けのヨガや妊婦さん向けの柔軟の動画がたくさん配信されています。

妊娠中は運動不足で太りやすいので、適度な体重を維持するためにもおすすめです。

趣味に集中してつわりを忘れる

つわりが辛いときに、寝転んだり座ってじっとしていたりと、特に何もしないでいると返って辛さを感じるものではないでしょうか。そんな気分を紛らわせるためにも趣味に集中してみるのもおすすめです。

音楽を聞く、漫画を読む、手芸をする、折り紙を折る、習字をするなど、家の中でゆっくりできる趣味に集中してみましょう。軽めの運動をするのも辛いというママも、ゆっくり進められることならできそうですよね。つわりが頭から離れることはありませんが、辛さが紛れるかもしれませんよ。

特に出産が初めてのママは、初めての経験で不安も重なりつわりを辛く感じることもあるでしょう。後期つわりは珍しいことではないので、あまり不安にならずに何か楽しめる趣味を見つけてくださいね。

自分に合った過ごし方を見つけて気分転換を

つわりの辛さは人によって様々です。妊娠初期や後期に限らず、妊娠してから出産するまでずっと続いたというママもいます。

先ほどご紹介した過ごし方を実践してみても、誰もが楽に過ごせるとは限りません。また、2人目の出産であっても1人目のときとはまた体調が違う可能性があります。ただ、色々と試して自分に合った過ごし方を見つけて気分転換をすることが大切です。

自分には思いつかないような方法で何とか乗り越えられたというママもいると思いますので、家族や友人ママの話を参考にするのもよいかもしれませんね。

つわりの時期は辛いものですが、出産して赤ちゃんの顔を見れば、すぐに忘れてしまうものです。今を頑張って乗り切りましょう。

まとめ

妊娠中のつわりは初期だけでなく、後期に起こることもあります。赤ちゃんがお腹の中で大きくなる喜びはもちろんありますが、そのことで起こるママの体の変化に対応するのは大変ですよね。

辛い気分を紛らわせるために、ここでご紹介した方法も試してみてくださいね。

仕事を続けているママはなかなか自分の状態を理解してもらうことが難しい場合もあると思います。つわりで辛いときには、無理せずお腹の赤ちゃんとママの体を一番に考えましょう。
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