男の子はママが大好き!たっぷりの愛情で自立した男の子を育てよう
ママを大好きすぎる男の子。そんな息子を大好きすぎる私。「こんな関係がいつまでも続いたらいいのに」と思う反面、「このままだと息子の自立を妨げるのでは」と不安に思ってはいませんか?男の子の自立を促すにはどのように子育てするのが理想的なのでしょうか。
男の子はママが大好きで当たり前
今は愛情をたっぷりとそそぐ時期
単純かと思いきやナイーブでつかみどころがなく、ママは毎日驚きの連続かもしれません。小さいころは女の子よりもむしろ男の子の方が、泣き虫さんも多いですよね。
女の子よりもかん高い声で泣く息子を見て抱きしめたくなる一方、「この子はひ弱になるのでは」と心配するママも多いでしょう。男の子だからたくましくなって欲しいと思うだけに、抱きしめて正解なのか、ある程度突き放す方がいいのか、迷うこともあるかもしれません。
でも、心配することはないですよ。小さいうちは突き放すことはせずにたくさん抱きしめてください。「男の子だから距離を置いて子育てしなくては」と気負わず、男の子の気持ちに寄り添ってたっぷりの愛情をそそぎましょう。
小さいころの愛情のかけ方が、今後の成長の大きな鍵になるといわれています。それでは、なぜたっぷりの愛情が必要なのでしょうか?
愛情を受けた子どもは精神的に安定する
深い愛情で育まれた男の子は愛されていると自信を持つことができるので精神的に安定し、周りの人にも優しく接することができます。そして自然と周りの信頼を得ることができます。
友人D君の話ですが、彼は小さいころ上の兄弟が反抗期で母親に気のすむまでかまってもらえなかったということですが、不満をぶつけるでもなくおとなしい性質でした。母親はD君が男の子だいうことであえて距離をおいていたところもあったそうです。
しかしD君の寂しい気持ちに気が付いた母親は、あるときからD君を優先に子育てするようになりました。D君は数年分を取り戻すかのように甘えていましたが、それとともに色々なことを頑張るようになったそうです。そして10歳になったとき「ママに甘えてばかりなのはもうやめよう」と思い、自然と自立したそうです。
時期は遅くともたくさんの愛情をかけることは自立につながるのですね。
ママのことが大好きな男の子の伸ばし方
男の子の気持ちをくすぐるワード集
例えば料理を手伝ってくれたときに、「○○くんはすごいね。ママは小さいころそんなに上手にできなかったよ!」と持ち上げると喜んで次からも手伝ってくれるかも。「誰々よりもすごい」というワードは男の子の自尊心をくすぐるでしょう。
弟や妹の世話をしてくれたときに、「○○くんは優しいね。ママは○○くんのおかげでとても助かったよ。さすがお兄ちゃんだね。」といえば次もお世話をしてくれるかも。「さすが」だというワードも男の子にはたまらないでしょう。
男の子は誉められるのが大好きです。たくさん誉めましょう。
その子の性格を見極める
共通していえるのは、男の子には女の子がまねできないくらいの集中力があることです。好きなことに関してはとても凝り性なので、その子に合った何かを見つけましょう。
例えば習いごとを探すとき、子どもの意見を尊重しましょう。親の好みで押し付けてもうまくいくとは限りません。
体を動かすことは大事ですが、音楽や芸術などの分野で感性が優れている子もいるでしょう。親の視野を広げることも大事です。
習いごとに限らず、自信を持ってできることが一つでもあれば、悩み苦しむ思春期にも、それを乗り越えるエネルギーになってくれるかもしれませんよ。
5~6歳は男の子の伸ばしどき!?
幼稚園が休みの日でも外に連れ出してたくさん遊ばせるとよいでしょう。外遊びは運動神経を養うのに適しているそうです。知り合いのお子さんの運動神経がよいので、秘訣を聞いてみたところ、とにかく外遊びをよくしていたそうです。
また習いごとを始めるのにちょうどよい時期であるといえます。体格がよくなって運動神経が発達するときです。知能も発達するときなので思考力も高まり、運動や語学や音楽などなど反復練習が必要な分野を始める時期にも適しています。