就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

4歳の男の子の身長はどのくらい?体の発達と成長について理解しよう

4歳の男の子の身長はどのくらい?体の発達と成長について理解しよう

スマホやテレビとのつき合い方も考えて

次に見直したいのが、夜、眠る前の習慣です。子どもの入眠を妨げる過ごし方をしていませんか?

例えば、スマホやテレビが好きな子どもは多いでしょう。しかし、これらは強い光を放つため、子どもの入眠を妨げます。そればかりかスマホや液晶テレビから発せられるブルーライトを夜に浴びると、体内時計が狂いやすいともいわれています。これはブルーライトの明るい光を、脳が昼の光と勘違いするためです。

寝つきをよくし、良質な睡眠をとるためには、少なくとも眠る2時間前にはスマホやテレビを子どもから引き離しましょう。

そして眠る30分前にはベッドに移動して、薄暗い部屋で会話や読み聞かせなどを行います。ゆったり過ごすことで、よい眠りに誘うホルモンも分泌されやすくなりますよ。

ママの生活習慣も見直そう

子どもの生活リズムを改善するためには、ママの生活習慣の見直しも必要かもしれません。例えば土日の学校や仕事が休みの日、平日と同じ時間に起床できていますか?

「休みの日ぐらい」と朝ゆっくりしたくなる気持ちはわかりますが、子どもの生活リズムを整えるためには、毎日同じ生活を続けることが大切です。

また、子どもは親の生活習慣の影響を受けやすいといわれていますから、子どもを寝かしつけたあと、自分の時間を楽しんでいるママは、夜更かしに注意しましょう。自分の時間は夜ではなく、起床時間を早め、朝に捻出できるとよいですね。朝型の生活はママの美容や健康にもプラスの効果をもたらしますよ。

4歳男の子は身体だけでなく心のケアも必要

反抗期の特徴が出てくるのはこの時期

この時期には、反抗期の特徴も見られるようになります。ですから「4歳になってワガママになってしまった」と感じているパパやママもいるかもしれませんね。

しかし「反抗期」ではなく「自己主張期」なのだという心理学者もいるくらいで「自分の意見や気持ちを言葉にできるようになった」という成長の表れでもあります。その証拠に安心できる相手にしかワガママをいわないことが多いでしょう。何があっても最終的には自分を受け入れてくれる信頼できる存在でないと、自己主張をしないのですね。

この時期のワガママは、心の成長と、甘える場所がちゃんとあるという証です。忙しいときには、ついイライラしてしまいますが、ママは一回深呼吸をして「よしよし、順調に育っているな」と自分に言い聞かせましょう。

4歳は認知能力の発達に心が戸惑っている

では、なぜこの時期に「反抗期」に入ってしまうのでしょうか?それには、認知能力の発達が大きく関係しています。

4歳ごろになると、知能が発達して、周りがよく見えるようになります。つまり今までは、現在や過去、未来という概念がなく、今と自分の周りしか見えなかったのに、脳の発達に伴って、時間の経過や、自分と他人との比較、遠くのものと近くのものなど、たくさんの情報が一度に見えるようになるのです。

見えるようになったからといって、すぐに対応できるものではありませんよね。不安や戸惑いの方が大きくなるのは当然です。

その興奮状態をうまく処理できなくて、ぐずったり、大泣きしたり、暴れたり、イヤイヤしたりしてしまうといわれています。認知能力の発達に心が戸惑っているのですね。

きちんとした対応で親子の絆を作ろう

イヤイヤが始まったときに、怒鳴ったり無理やり押さえつけてしまったりするのはあまりよくないとされています。できれば「聞く」「共感する」「提案する」という対応をしたいですね。

例えば子どもが寝なくてイヤイヤしているときには、「どうして寝たくないの?」と聞いてみましょう。「まだ本が読みたい」というのが理由であれば「読みたいの?この本おもしろいもんね。じゃあこれだけ読んだら寝ようか?」という共感と提案をするのです。

「自分の主張を聞いてくれた」「自分の気持ちに寄り添って方法を考えてくれた」という安心感で、子どもも落ち着きやすくなります。

少々度を超すことがあっても、発育の一段階と考え、穏やかに見守ってあげた方が、パパやママもゆとりを持って対応できるでしょう。

まとめ

心も身体も大きく成長する4歳。だからこそパパやママにも悩みがいっぱいですね。個人差が大きい時期なので、ほかの子とくらべる必要はないですが、心配なようなら、早めに検査してもらうと安心ですね。

背を伸ばすためには「栄養」「睡眠」「運動」の三つが大切な要素ですから「よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ」ということを心がけておけば、難しく考える必要はありません。

反抗期も、成長の表れと前向きにとらえ、「聞く」「共感する」「提案する」で、上手につきあっていきましょう。
34 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ