男の子ならではのトイレトレーニング!楽しくおむつから卒業するコツ
赤ちゃんが言葉を覚え、しっかり歩けるようになってくると、トイレトレーニングを始めてもよい時期です。そこで、男の子のトイレトレーニングを始めるときにチェックしたいことや、よくあるママの悩みをご紹介します。あわせてトイレトレーニングを上手に進めるポイントについても解説します。
そろそろかなと思ったらチェックしたいこと
トイレトレーニングを始めるのに適した時期
トイレトレーニングを始めるのに適した時期の目安は、言葉での意思表示がある程度できるようになったころです。また、安定した歩行ができるようになることも、一つの目安です。
子どもが「ちょうだい」や「イヤ」など自分の気持ちを伝えられるようになるのは、2歳前後が一般的のようです。もちろん、子どもによって個人差があります。
また、トイレトレーニングは進んだり戻ったりが多いので、ママやパパに時間的にも精神的にも余裕があるときがよいでしょう。
男の子のトイレトレーニングの特徴
それは、男の子は女の子と比べると身体や言葉の発達がゆっくりであることが関係しています。また、尿道が長く、おしっこの出る感覚がわかりづらいからだとも考えられています。
多くの男の子にみられるおしっこのサインには、共通したものがあります。その一つが、おしっこをしたくなると、おちんちんを触ることです。
また、足をもじもじさせることや、足の付け根をきつく閉じるような仕草も「おしっこがしたい」というサインと考えてよいでしょう。このようなサインが見られたときには、トイレに誘ってみてくださいね。
絵本でトイレを知ってもらおう
偕成社から出版されている「ノンタンおしっこしーしー」は、ノンタンと動物の仲間たちが「しーしーしー」といろいろな方法でおしっこをする絵本です。リズミカルな言葉の繰り返しは、子どもたちに人気があります。
「といれ」は、偕成社から出版されている「あけて・あけてえほん」シリーズの一冊で、縦に開く絵本です。ボードブックで破れる心配がなく、トイレに入ってから出るまでにやることをていねいに描いています。
男の子のトイレトレーニングでよくある悩み
立つか座るか、そのメリットとデメリット
座ってするメリットは、おしっことうんちが同時にできることと、トイレが汚れにくいことです。デメリットは、ズボンを脱がなければならないので時間がかかることです。
一方、立ってするメリットはズボンの着脱が必要ないことです。デメリットは、おちんちんを触るので不衛生になりやすいことがあります。
ただし、外出先では立ってする形式のトイレが多いので、どちらの方法でもおしっこができるようにしておいた方がよいでしょう。
おまると補助便座ではどちらがおすすめ?
おまるはトイレ以外の場所でも簡単にトイレトレーニングができますが、消毒や掃除をこまめにする必要があります。男の子用に壁掛け式のおまるもありますよ。トイレに入るのを嫌がる子どもには、おまるがおすすめです。
補助便座であれば、ママやパパが使う便座に被せるだけで子どもだけでもできるようになります。成長すれば大人用の便座を使うようになるので、移行がスムーズにできるのが補助便座のメリットです。
補助便座を使うときには、床に足が届かなくて不安定になってしまいます。足台を用意するか、持ち手がついている補助便座を用意しましょう。
子どもがトイレを嫌がって困るときは
子どもがトイレを嫌がる理由は色々ありますが、その一つに「怖さ」が考えられます。狭い空間で、しかも大きな穴が空いている便器を怖がる子どもは多いようです。
このようなときには、子どもにとってトイレが楽しい場所になるように試みてはいかがでしょうか。かわいいマットを床に敷いてもよいでしょう。子どもが好きなキャラクターのお人形やポスターがあるだけで、トイレを怖がらなくなるかもしれません。
トイレでおしっこができたらご褒美シールを貼ることで、トイレトレーニングを克服した親子もいますよ。
トイレトレーニングを上手に進めるポイント
キャラクターのトレーニングパンツは効果大
トレーニングパンツは、子どもと一緒にお店に出かけて選ぶとよいでしょう。大好きなキャラクターパンツがおすすめです。
自分が選んだキャラクターが、おしっこで濡れてしまっては大変です。たとえ失敗したとしても、「この次はおしっこが出る前にトイレに行くぞ!」と前向きな気持ちになるかもしれません。
トレーニングパンツには紙製と布製の2種類がありますが、好みに合わせて選べばよいでしょう。布製のトレーニングパンツの厚さは、2層か3層が使いやすいようです。子どもの状況に合わせて選んでくださいね。