ママチャリのタイヤ交換時期は?点検ポイントと長く使うための方法
子どもの送迎や日ごろのお買物にも、ママチャリは大活躍をしてくれますね。快適に、そして安全にママチャリを使うためにはタイヤの状態を確認することも必要です。どのような状態になったらタイヤ交換をした方がよいのかという目安や、なるべくタイヤを傷めない方法についてご紹介します。
目次
- タイヤの交換時期の目安と点検ポイント
- タイヤの寿命は3年または走行距離が目安に
- 前輪に子乗せがあるときは硬さやヒビに注意
- タイヤの減りが早い後輪は溝の深さの確認を
- タイヤ交換をなるべく遅らせるための方法
- タイヤの空気はこまめに補充する
- 直射日光や雨を避けて保管する
- 異物や段差に気をつけて走行する
- タイヤに適度な空気を入れる方法
- タイヤそれぞれに合った空気圧を知ろう
- 空気圧をチェックするには?
- 変換アダプターを使って測定する方法も
- 子どもの安全を優先!タイヤ交換する場所
- 交換費用が一番安いのはホームセンター
- きめ細やかなサービスで安心なのは自転車店
- 交換費用と安い新車、買い替えはよく考えて
- まとめ
タイヤの交換時期の目安と点検ポイント
タイヤの寿命は3年または走行距離が目安に
ただ、一日どのくらい自転車に乗るのかも人により違いますよね。年数だけではなく、もう一つの目安としておよその走行距離というものもあります。ママチャリに限らず、走行距離3,000~5,000kmで自転車のタイヤは寿命がくるといわれています。
この年数や走行距離はあくまでも目安で、自転車の前輪と後輪、さらに乗り方や保管方法でもタイヤの劣化状態が変わってきます。「違和感があるな」と感じたら早めの交換も考えたいですね。
前輪に子乗せがあるときは硬さやヒビに注意
タイヤを触ってみて硬いなと感じる場合や、目視したときにタイヤの側面にヒビが入っている場合には、タイヤが劣化している可能性もあるのです。
自転車の前輪は曲がったり止まったりといった運転操作を行う上で重要な働きをしています。前輪のタイヤの溝が減っていると、滑りやすくなり転倒してしまう可能性も高くなるのです。さらに側面にヒビ割れなどがあると、バーストといってタイヤが破裂してしまうことがあり、とても危険なので注意しましょう。
タイヤの減りが早い後輪は溝の深さの確認を
後輪はペダルを漕いだ力が伝わり、自転車を動かす働きを担っているからです。タイヤの溝が減った状態で乗り続けると、ペダルが重たく感じます。さらに、乗り心地も悪くなってしまうのです。
いつも乗っているママチャリの乗り心地が悪いと感じたり、ペダルが重いと感じたりした場合は、後輪のタイヤの溝が減っている可能性もあります。溝が減るだけではなく、タイヤの側面に切れ目がないか、ガラスなどの異物が刺さっていないかなどのチェックも忘れないようにしたいですね。
タイヤ交換をなるべく遅らせるための方法
タイヤの空気はこまめに補充する
タイヤの空気は乗っていても徐々に抜けますし、乗っていなくても毎日ちょっとずつ抜けていきます。そのため、こまめに空気を補充することが必要になるのです。2週間に1回くらいはタイヤに空気を補充するようにしたいですね。
空気を補充するときに、タイヤのチェックも同時に行うとよいですよ。硬さやヒビの状態をはじめ異物が刺さっていないかなども見ておけば、タイヤの状態を把握しやすくなります。
直射日光や雨を避けて保管する
ママチャリを保管するときには、できるだけ直射日光や雨を避けられる屋内が理想的です。ただ、屋内に保管するようなスペースがない場合も多いですよね。このようなときには、紫外線や雨風からママチャリを守るために、紫外線カット効果がある自転車カバーを利用するとよいですよ。
ママチャリの本体部分だけではなく、タイヤまですっぽりと入る自転車カバーで覆うだけでもタイヤの劣化はかなり防ぐことができます。一度利用を検討してみてくださいね。
異物や段差に気をつけて走行する
異物を踏むと、タイヤに突き刺さってパンクする可能性もあります。パンクにまで至らなくても、タイヤに傷がついて劣化が早まりますよ。段差を乗り越えるときには、タイヤの中にあるチューブが、瞬間的にものすごい力で段差とホイールリムの間に挟み込まれるため、これもパンクの原因になってしまうのです。
異物を見かけたら避け、段差にも気をつけて走行することでもタイヤの寿命は伸ばせますよ。