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ママチャリのタイヤ交換時期は?点検ポイントと長く使うための方法

ママチャリのタイヤ交換時期は?点検ポイントと長く使うための方法

タイヤに適度な空気を入れる方法

タイヤそれぞれに合った空気圧を知ろう

タイヤの空気をこまめに補充するのはタイヤの劣化抑制だけでなく、ママと子どもの安全という重要な目的もあります。それでは、タイヤにどのぐらいの空気を補充するのがベストなのかご存じでしょうか。

タイヤにはそれぞれ適正空気圧があります。シティサイクルと呼ばれる多くの方が乗っている自転車や、ママに人気の電動自転車のタイヤは300kPa(キロパスカル)が多いようです。

自転車によって空気圧の単位が違いますので、「bar(バール)」「psi(プサイ)」「kgf/㎠(重量キログラム毎平方センチメートル)」と記載されていることもあります。適正空気圧はタイヤの側面に記載されていますのでチェックしてみてくださいね。

空気圧をチェックするには?

空気圧を適正にとご説明してきましたが、ほとんどのママチャリのタイヤに採用されている英式バルブというのは空気圧を測定できない構造です。自宅で空気圧をチェックするには、指で押さえた感覚や乗車したときのタイヤと地面の接地面の長さによって判断する必要があります。

手の感覚で確認する場合は、タイヤ側面を強めに押してへこまない程度にしましょう。軽く押さえるぐらいだと確認できませんので、思いっ切り押さえてみてくださいね。

タイヤの接地面で確認する場合は、自転車に乗った状態で接地面の長さを見ます。20インチ以下の場合は7~9cm程度、22インチ以上の場合は9~10cm程度が目安です。ひとりでは確認しづらいので、パパに確認してもらうとよいでしょう。

変換アダプターを使って測定する方法も

英式バルブを空気圧の測定ができる米式バルブに変換できるアダプターがあります。これを使えば空気圧を測定できない英式バルブでも、空気圧ゲージでチェックすることができますよ。

使い方は簡単で、英式バルブの上から変換アダプターを差し込むだけです。その後、いつものようにタイヤに空気を入れて空気圧ゲージでチェックしましょう。

ただこの方法を試す場合は、米式バルブになってしまうので空気入れも米式バルブに対応したものを使う必要があります。対応しているか確認してみましょう。英式にも米式にも対応しているものもありますよ。また、これから空気入れの購入を検討しているママは、空気圧ゲージつきのものにすると便利かもしれません。

子どもの安全を優先!タイヤ交換する場所

交換費用が一番安いのはホームセンター

タイヤの溝が減っていたり、劣化していたりする場合には、タイヤ交換が必要になりますよね。タイヤ交換の費用をできるだけ抑えて行いたい場合には、ホームセンターの自転車売り場がおすすめです。

標準的なタイヤであれば1本1,000円程度で、パンクしにくい高級タイヤの場合でも1本2,000円くらいで購入できます。チューブが500円程度で購入できるため、タイヤ1セットが1,500~2,500円くらいになります。

これに交換工賃が前輪の場合3,000円程度、後輪の場合は3,500~4,000円程度です。後輪の方が手間がかかるので、交換工賃は高めになります。両方のタイヤを交換しても10,000円程度でできるでしょう。

きめ細やかなサービスで安心なのは自転車店

自転車専門のチェーン店や個人で営業されている町の自転車屋さんといった自転車店は、ホームセンターに比べると、タイヤ代やチューブ代が高い傾向があります。

標準的なタイヤが1本1,500円程度で、チューブが1,000~1,500円程度が相場となっているようです。交換工賃は個人のお店で3,000円前後、チェーン店の場合は4,500円前後となっています。両方のタイヤを交換すると、12,000~14,000円程度かかります。

ホームセンターに比べて費用がかかるかもしれませんが、信頼感や安心感が高いのは自転車専門店ですね。タイヤ交換のついでに、チェーンの劣化やブレーキの調子など細かなチェックをしてくれるサービスを行ってくれるケースもあります。

交換費用と安い新車、買い替えはよく考えて

タイヤ交換を前輪と後輪の両方を交換した場合、安く抑えようとしても10,000円くらいはかかることになります。ホームセンターに行くと、タイヤ交換を行う料金くらいで、新車の自転車が購入できるケースもありますよね。

「同じくらいの費用が必要なら、買い替えよう」と思うママもいるかもしれません。ただ、10,000円前後の自転車を購入する場合には注意も必要です。子どもを乗せるシートが装着できる自転車には、10,000円前後で売られている物はほとんどありませんよね。

つまり、タイヤ交換代くらいで買える自転車では、子どもを乗せられないケースも出てきます。買い替えをする場合は、このようなこともよく考えることが必要ですね。

まとめ

安全に走行するためにも、快適に走行するためにもママチャリのタイヤにはこまめに空気を入れ、状態をチェックすることが必要です。できるだけタイヤの劣化は溝の摩耗を防ぐよう、保管方法や走行するときに気をつけていきたいですね。

もし、タイヤの溝が減っていたり、劣化していたりするときには、安全性を考えてタイヤ交換をすることをおすすめします。

タイヤ交換代は10,000円以上と高くなりますが、安い自転車への買い替えは子どもを乗せられなくなることもあるので、よく考えるようにしましょう。
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