文鳥は子育て家庭でも飼える?基礎知識と飼育するときのポイント
文鳥が子育て家庭でも飼いやすい理由
文鳥はほとんど無臭でにおいの心配がない
文鳥の体に鼻を押しつけてにおいを嗅いだとしても、外干しした布団のようなにおいがするだけです。ヒエやアワなどの穀物が主食で、副食として野菜などを口にする程度なので、わずかな香りしかしません。
もし文鳥を飼っていてにおいが気になるようでしたら、それは文鳥の体臭が原因ではありません。フンや尿などが羽根や足、お尻などに残っているからです。定期的に水浴びをしていれば、におうことはないでしょう。
なお、鳥かごの中も常にきれいな状態を保つためにお掃除を欠かさないでくださいね。水浴び用の水も、毎日取り替えましょう。
鳴き声の大きさはすずめと同じくらい
その点、文鳥の鳴き声は穏やかで、隣近所まで迷惑をかけるような心配はほとんどありません。屋外でよく見かけるすずめと同じくらいの大きさで、「チュンチュン」と優しく鳴きます。
文鳥の鳴き声を注意深く聞いていると、いくつかの種類があることに気づくはずです。鳴き声を変えることで、気持ちを表しているようですよ。
朝目覚めたときには「ピピピピ」「チチチチ」などと挨拶してくれます。甘えたいときには「ピッピッ」、寂しいときには「キュルキュル」などと鳴くようです。
子どもが文鳥と触れ合うとき気をつけること
それほど多いことではないようですが、子どもが鳥アレルギーの場合があります。鳥の羽毛やフンなどが原因で乾いた咳が続くようです。心配であれば、病院で検査を受けた方がよいでしょう。
また、かみ癖がある文鳥がいます。子どもの瞳などを噛まれたら大変なので、十分注意してくださいね。
逆に、子どもが危害を加える可能性も。文鳥を強く握ったり転んで下敷きにしたりしたら、命にかかわる場合もあります。子どもが文鳥を傷つけないように、ママやパパは見守ってくださいね。
まとめ
子どもと一緒にエサや鳥かごの掃除などのお世話をすることで、自分より弱いものへの優しさや思いやりを学んでくれるはずです。文鳥の飼育は、子どもの心を育てるのにきっとよい影響を与えてくれることでしょう。