幼児期のテレビは影響があるの?メリットとデメリットやおすすめ番組
「先輩ママに聞きました」子どもに一日どのくらいテレビを見せていますか?
「2時間」と回答したママの体験談
- テレビはよく見ていましたが、知育番組や、英語番組をメインで見ていました。テレビを見ているうちは、家事が進んだり下の子の寝かしつけができたので、全く見せないのではなく、上手に活用していました。
- 朝と夕方の幼児番組を見せています。ニュース以外の自分たちが見たい番組は録画しておき子どもたちが寝てから時間があるときに見るようにしています。必ず夜7時にはテレビを消すようにしています。
「1時間」と回答したママの体験談
- まったく見せないことはできなかったので、テレビはなるべく時間を決めて見せるようにしていました。あとは、テレビをあんまり見ないようにする為に外遊びを増やすなど工夫はしていました。
- 家事をするとき、1人遊びに飽きたときにつけていました。好きな番組とそうでない番組があったので分かるまで大変でした。副音声で英語があるものは英語にしてつけていました。
「1時間未満」と回答したママの体験談
- テレビはきりがないので、30分を目安にしていました。テレビのスイッチは子ども自身にオフにさせ、消したら褒めるようにしていました。
- ずっとテレビをつけていると、テレビの面白さが半減してしまうので、ここぞ!という手の離せないときに子ども番組などを見せて、夢中になっている間に家事を済ませていました。
■編集部コメント
2時間は少し長い時間のようにも感じますが、教育番組や英語番組であれば子どものメリットになる側面もあることでしょう。
1時間という回答からは、外遊びの時間を増やしてテレビを見せないようにするママの工夫が垣間見えました。天気のよい休日には少しテレビ時間を減らすなど、子どもにとって上手なテレビとの付き合い方を考えていきたいですね。
次のコーナーでは、幼児期の子どもに見せるおすすめのテレビについてご紹介します。
幼児期に見せるおすすめのテレビとは?
言葉が発達する「おかあさんといっしょ」
「おかあさんといっしょ」月~土曜日 8:00~8:24
いわずと知れた長寿番組ですね。ママも子どものころ見ていたのではないでしょうか。2~4歳児を対象とした教育番組で、タイトルどおり「母と子が一緒に楽しめる」をコンセプトにしています。
歌やダンスのほかにも、言葉の発達を促したり、考える力を育てたりできるミニコーナーがいくつかあるのが特徴です。
- しりとり列車…しりとりで次につながる言葉を探させる
- シルエット仮面…影を見て、箱の中身は何かあてる
- プリンセスミミイ…箱の中の音を聞いて、何の音かあてる
考える力を育む「ピタゴラスイッチ」
「ピタゴラスイッチ ミニ」月~金曜日 7:30~7:35 など
4~6歳児を対象にした「考え方」を育てる番組。ふだん何気なく暮らしている中にある、様々な法則や不思議な構造などを、音楽やアニメーションでわかりやすく解説してくれます。
特に人気が高いのは「ピタゴラそうち」のコーナー。身近にあるいろいろな日用品を組み合わせて、ビー玉がゴール目指して転がっていく様子は、一度見たら目が離せません。番組を見た後、子どもがおもちゃやブロックを使って「ピタゴラそうち」を作っていた、という話はよく聞きます。
子どもたちが思わずやってみたくなるような、積極性や考える力を育てる内容になっています。
感性を育ててくれる「デザインあ」
「デザインあ 5分版」月~金曜 7:25~7:30
私たちの身の回りに、当たり前に存在していると思われているデザイン。実は様々な工夫を加えることで「使いやすさ」「美しさ」「心地よさ」が実現されています。番組では子どもたちの「デザイン的思考と感性」をはぐくむことをコンセプトにしています。
あらゆるデザインを、斬新な映像や音楽で表現することで、子どもたちにデザインの面白さを伝えてくれる内容です。番組はリズミカルかつスピーディーに展開するので、大人が見てもかなり楽しめます。あるママは、「子どもと一緒になっておじいちゃんが真剣に見ていた」と話していました。子どもと一緒にデザインの世界を学んでみるのもいいですね。
まとめ
家庭内で、テレビを見るときの場所や時間などのルールを設けて、節度をもって視聴すれば、メリットもたくさんあります。子どもと一緒に同じものを見て、テレビを通じた親子のコミュニケーションの時間を楽しんでくださいね。