20代ママにピッタリなスキンケアは?状態を知って時短ケアをしよう
「20代の肌は、まだまだピチピチなはずだからお手入れしなくても大丈夫!」と油断しているママも多いのではないでしょうか。20代の頃から肌の状態を知りしっかりケアしていくことで、30代、40代になったときの肌にかなり違いがでますよ。ここでは、育児に忙しいママでも続けられる、時短ケアをご紹介します。
20代ママのお肌の状態を知ろう!
20代の肌はまだまだ成長期!
しかし、20代の肌は新陳代謝がまだまだ活発な成長期です。20代の頃にしっかり肌のケアをしておけば、30代、40代と年齢が上がっても肌の悩みがそれほど変わらないといわれています。
「20代は肌の曲がり角ではないの?」と心配している方もいるでしょう。一般的には日本人女性の肌の曲がり角は、30代前後で感じる方が多いそうです。20代後半で肌の調子が悪くなる前に、自分にあった肌のケアをすることが大切ですよ。
ホルモンバランスが一気に変化する
妊娠前は、プロゲステロンとエストロゲンという二つのホルモンが交互に入れ替わって、生理が周期的にきますよね。プロゲステロンは、胎盤をつくり赤ちゃんを守る働きをします。エストロゲンは、母乳の準備や赤ちゃんを迎える役割をします。妊娠すると、この二つのホルモンが妊娠前と比べると増加するので、妊娠中は肌質がきれいになる方は多いでしょう。
しかし、出産するとこの二つのホルモンは急激に減ってしまいます。ホルモンバランスが急に変化するので肌質も変わってしまうのです。
産後の肌はバリア機能が低下中
出産という大きな仕事が終わったママに多いのが肌トラブルです。「出産してからシミが増えた」「肌がカサカサになった」など、肌に悩みを抱えているママはたくさんいるでしょう。
健康な肌は、肌の表面にある皮脂膜がバリア機能をつくり、外部からの刺激から肌を守ってくれています。しかし、産後はバリア機能が低下してしまい、外部からの刺激が肌の内部にまで侵入してしまうこともあるのです。バリア機能が低下している状態のままだと、自分の肌を刺激から守れずシミやシワ、乾燥などの肌トラブルに悩まされることになりますよ。
忙しいママにピッタリな時短ケアのポイント
朝は必ず洗顔をして汚れを落とそう
赤ちゃんのお世話や家事で忙しいママには、短時間で簡単にできる肌ケアが大切です。毎日朝から忙しいとは思いますが、毎朝の洗顔はかかさずに行いましょう。
朝に洗顔が大切なのは、夜にかいた汗や分泌された皮脂、夜につけて酸化した化粧水などが肌の表面についたままの状態で、朝化粧水をつけても効果がありません。洗顔をして肌をキレイにしてから化粧水や乳液をつけると効果が期待できますよ。
オールインワン化粧品を使おう
忙しいママには、オールインワン化粧品がおすすめです。オールインワン化粧品とは、一つの化粧品のなかに化粧水、美容液、乳液など、いろいろな機能をもった成分がたくさん入っています。
ですから、オールインワン化粧品を塗るだけで化粧水から乳液までの工程を終えることができるので、肌ケアに時間を使えないというママにはとても便利な化粧品ですよ。
贅沢にシートマスクを使おう
肌ケアでとくに大切なのは、保湿ですよね。保湿はお風呂から上がってすぐにしたほうが効果が高いですが、赤ちゃんがいると自分のことは後回しになってしまいますよね。
忙しいママに便利なのがシートマスクです。シートマスクは顔に貼るだけで、たっぷりの化粧水を肌に浸透させることができますよ。ママは毎日育児を頑張っているので、贅沢にシートマスクを活用しましょう。
お悩み別にピッタリなスキンケアとは
保湿を重視しよう「乾燥肌編」
産後はホルモンバランスの乱れなどによって、肌の乾燥が気になる方もいますよね。乾燥したまま放置してしまうと肌がカサカサになるだけでなく、シワができる原因にもなります。育児で肌ケアをする時間がなかなかとれないとは思いますが、保湿を重視して水分や油分を肌に与えてあげましょう。
冬場はお部屋のなかも乾燥して湿度が低くなりますよね。肌の潤いを保てる湿度は60%くらい必要といわれているので、加湿器などでお部屋の湿度を保つとよいですよ。