3人目を妊娠してからの転職は慎重に!家族みんなが幸せになるには
パパから「転職を考えている」と告げられた経験があるママがいるかもしれません。家族のために働いているパパを応援したいところですが、このタイミングで3人目を妊娠していると、将来のことなどで不安な気持ちもあるでしょう。パパの転職で家族が幸せになるように、経験談やパパと話しておきたいことなどを紹介します。
パパの転職が成功した家族の経験談
転職はタイミングが重要なカギ
夫婦2人だけの場合と違い、子どものことや将来のことなど考えることがたくさんあります。ママが3人目を妊娠中だと、子ども2人の世話や、これから迎える出産のことが気がかりですよね。
転職活動中、企業から急な面接が入るなど、転職に関係する急用だとパパは転職活動を優先するかもしれません。妊娠中のパパママ教室や月1回の妊婦健診、出産時の立会いなど、夫婦で参加したり、協力したりする時間を大切にしたいママやパパは、ママの出産が落ち着いた頃に転職することで、成功したという例があるそうですよ。
絶対に譲らなかった転職先の条件とは?
例えば、転職先がノー残業という条件を受け入れてくれるかどうかです。2人の子どもの世話をしながら3人目を妊娠中のママにとって、パパのサポートは心強いでしょう。
ところが、転職することで残業が増えたり、家にいる時間が少なくなったりしては、妊娠中のママの負担が一気に増えてしまいます。また、産後は生活時間が不規則な赤ちゃんのお世話が始まるので、ママは体力的にも精神的にもつらいと感じるかもしれません。
転職を考えているパパには、家族にとって譲れない転職先の条件を考えてもらいましょう。
金銭面以外にも!転職してよかったポイント
収入が増えることはありがたいことですが、金銭面以外にも転職してよかったポイントがあるそうですよ。特に「子どもと触れ合う時間を増やすため」に転職をしたパパが多いそうです。
パパが残業の多いサラリーマンの場合、家族が寝てから帰宅したり、朝は慌ただしくてゆっくり顔を合わすことができなかったりするなど、子どもと過ごす時間は1日1時間未満ということがあるそうです。
定時で退社できたり、時間に融通がきいたりする自営業などへの転職で、子どもと過ごす時間が増えたパパもいますよ。子どもの成長をゆっくりと見守る時間ができるとよいですね。
パパの転職が失敗した家族の経験談
なんで今?このタイミングで転職とは
パパの転職が失敗した家族の場合、転職活動で妊娠中のママをサポートすることにまで手が回らなくなったそうです。妊娠中のママがパパのサポートを必要としているときに頼むことができなかったり、大きくなったお腹を抱えながら子どものお世話をしたり、ママに負担がかかります。
「なぜ、このタイミングで転職をしたいのか」など、今でなくてはならない理由をパパに確認しましょう。
会社選びで失敗!こんなはずでは
転職を考えるパパの多くは、そのときに勤めている会社と比較して、会社選びをする傾向があるそうです。例えば、今の会社より給料が高い、拘束時間が短い、知名度があるなど、自分にとって「今よりいい会社」を求めます。
しかし、今よりいい会社かどうかは、実際に働き始めてからでないとわからないですし、目先の理想や希望だけでの転職はリスクがあります。何年か先を見据えての会社選びが大切ですよ。
パパの転職でママの負担が増えることも
例えば、パパの長時間労働で悩むママは多いそうです。パパの職業にもよりますが、長時間労働は、朝早くに出勤して夜遅くに帰宅したり、夕方出勤して昼に帰宅したりと形態はさまざまです。
妊娠中は体が疲れやすいので適度に休みながら、規則正しい生活をすることが基本です。3人目を妊娠中のママが、パパの夜中の帰宅や、昼夜逆転の生活に合わせることは、日中、子ども2人の世話をしているママへの負担が大きいですよ。
また、長時間労働によって、パパと子どもが顔を合わせる時間が少なくなると、それぞれが寂しいと感じてしまいそうですね。
家族の将来について具体的に話し合おう
金銭面もしっかり計算しておこう
金銭面については、しっかり計算してパパとママが共有できていることが大切です。ママやパパだけではなく、子どもの将来にも関係することなので早めの対策が好ましいですよ。
まずは、家族の将来の収入や支出を予測しましょう。妊娠中の子どもを含めた3人の進学など「わかっていること」や、家や車の購入、旅行など「必ずしたいこと」を含めて時期を仮定し、平均寿命くらいまでの夫婦の年表を書いてみると分かりやすいですよ。
その年表に、それぞれにかかる費用を調べて記入し、いつ、どれくらいの費用が必要かを把握しましょう。