参考になる母乳育児や離乳食本の特集!ママの悩み解消に役立てよう
「赤ちゃんに母乳を飲んで欲しいけど、なかなか出なくて…」と悩んでいるママも多いといいます。赤ちゃんには母乳がよいといわれると、母乳が出ないママにとっては辛いですよね。今回は、母乳に関するママの悩みや、離乳食が始まる時期にも役立つ育児本をご紹介します。
母乳育児の様々な考え方や対策を知ろう
母乳育児への悩みを抱えているママは多い
母乳が出ない自分は母親として失格だと思い込み、追い詰められてしまうこともあります。母乳が出ないことをネガティブに考え過ぎてしまうママは、乳首が切れて赤ちゃんに吸われるたびに激痛が走っても授乳を続けたり、母乳が出るようになるためによいといわれることを次々と体験したりして疲れ切ってしまうママもいるのです。
一方で、おっぱいを吸う力が弱い赤ちゃんもいます。そのため、おっぱいが張り乳腺炎になるママもいます。このように、ママは母乳育児で色々な悩みを抱えているのです。
母乳育児のメリットとは
そのため、母乳で育った子どもは免疫力が強くなり、下痢や急性中耳炎などの感染症、あるいはアレルギーなどの病気にかかりにくくなるといわれています。
また、母乳には抗炎症成分や抗酸化成分も含まれています。こうした成分を人工的に作り出すことは難しく、どんなにミルクを母乳に近づけようとしても完全に同じにはできないのです。
ママへのメリットとしては、授乳によって子宮の収縮が促される、産後に痩せやすくなる、ミルク代が掛からないことなどがあります。これらの情報を知ると、赤ちゃんのために母乳で育児をしようと思うママもいるでしょう。
完璧を求めずミルクにも頼ろう
ミルクが飲めれば、授乳の間隔が長くなったり赤ちゃんを人に預けたりできます。ママ自身が食事制限しなくてもよいなどのメリットも、ミルクにはあるのですよ。
母乳が出ないことでストレスを溜めて、赤ちゃんのことを可愛いと思えなくなるのは悲しいですよね。赤ちゃんはママの感情を肌で感じ取りますから、ママが笑顔でいてくれる方が嬉しいのです。母乳を飲むよりもママの笑顔が赤ちゃんには嬉しいかもしれませんよ。
完璧な母乳育児を求めないことも大切です。ストレスを溜めないためにも、ミルクにも頼って赤ちゃんとの時間を楽しみましょう。
母乳育児へのこだわりをやめたママの体験談
赤ちゃんが母乳しか飲まず困ったママ
あるママは、母乳が順調に出ていて赤ちゃんの成長も問題なく経過していたそうです。しかし、ママが風邪を引いてしまったことで困ったことが起きたといいます。
ママは、病院で処方された薬を飲みますよね。ママが薬を飲んでいる期間は、赤ちゃんが飲む母乳をミルクに切り替えたかったそうです。
しかし、それまで母乳しか飲んでこなかった赤ちゃんがミルクを拒否し、困ったといいます。スプーンやスポイトなど色々な方法を試したそうですが、水分が足りているか心配だったそうです。少しでも、ミルクに慣れておけばよかったと感じたそうですよ。
母乳育児は誰のためかをパパと考えたママ
初めての育児で完全母乳にこだわっていたあるママの話では、あまりにも赤ちゃんが泣き続けるので困り果てていたとき、パパがミルクの提案をしてくれたそうです。赤ちゃんは、ミルクをごくごく飲んで満足そうにすやすや眠ったそうですよ。
その様子を見て、誰のための母乳育児なのかを夫婦で話し合い、赤ちゃんのためにもミルクも取り入れようと決めたそうです。ミルクは、パパも抱っこで授乳できるので赤ちゃんも嬉しいですね。
復職を見据えてミルクも取り入れたママ
母乳育児は、赤ちゃんの体の成長面でメリットがあるのと同時に、心の安心感にもつながります。母乳育児を続けることで、保育園に入園して赤ちゃんの環境が変わっても心が安定していたり、母子のスキンシップや絆を感じたりできます。
しかし、現状として保育園では冷凍した母乳を預かってくれるケースが少ないことや、職場で搾乳する場所やタイミングが取れないことなどが問題です。そのため、早い時期から母乳とミルクの混合育児をしているママもいるのです。
ママに読んでほしい!母乳育児に役立つ本
10人産んだ助産師さん著「母乳育児の本」
ポイントを押さえて母乳育児をすれば、赤ちゃんはよく眠って、おっぱいをよく飲み、すくすく成長してくれるそうです。完璧でなくてよいのですから、チャレンジしてみようという気になれるかもしれませんよ。
「母乳がすべてです」となると身構えてしまいますが、この本は力を抜いて気軽に読める母乳育児本です。ですから、まずは母乳育児について知るために、気軽に読み始めてみるとよいでしょう。ストレスを感じることなく、母乳育児ができれば嬉しいですよね。