義母の口出しがストレスに!口出しの原因や上手にかわす方法とは
「義母と会うと、何かと口出しをされてストレスを感じる」と悩んでいるママも多いですよね。ストレスを溜めこんでしまう前に、義母が育児へ口出しをする理由や原因、口出しを上手にかわす方法を知っておくと義母への対応が楽になり、ママのストレスも減っていきますよ。義母の口出しの原因と上手な対処法をご紹介します。
なぜ義母は口出ししてくるのか?
子離れしておらずママのお世話もしたくなる
義母の口出しにストレスを感じるのは、家事のやり方や子育てについてなど、一方的に指示してきたりダメ出しをされたりして負担に感じるからですよね。
義母があれこれと口出しをしてくる理由の一つには、義母が子離れできていないというケースも多いのです。
加えて、パパの子育てをしていたころに過干渉に近い状態だった場合は、パパへの干渉の延長でママや孫にも口出しをしてしまうこともあるようです。
家事のやり方だけでなく、育児の方法や躾についても干渉されたり口を出されたりするので、ママとしてはストレスが溜まってしまいますよね。
自分の経験からママの育児が心配になる
義母としては、自分の育児は終わっているので気が軽くなった部分もありつつ、「もっとこうしていればよかった」などと心残りな部分もあるのです。
そして孫の成長やママの子育てを見て、昔の自分と重なって見えたり心配に感じたりすることがあります。
同じ女性として、母親として「〇〇のときもそうだった」という共感や、「こうするとこうなる」という経験から「こうした方がよいのでは?」という助言をしたり、ときには「それじゃダメ」という指示をしてしまうのです。
若いパパママへのアドバイスの気持ちが強い
ただ義母がママに口出しをするのは、嫌味や敵視などのマイナス的要素ばかりではありません。義母にとっては、子育て真っ盛りのママとパパに向けてのアドバイスのつもりで口出ししているだけ、ということの方が多いのです。
「もっとこうしたら」という観点の口出しも、実はアドバイスとして発していることが多く、義母からすると、「そのやり方もよいけど、こうしてみたら?」といった意味合いが含まれています。
言葉やニュアンスが少々足りないのも事実ですが、実はママやパパ、孫たちのことを思って口出ししているケースも多いのです。
義母の口出しがストレスと感じる原因は?
ママからは義母の意見を断りにくい
やはりママとしては「関係を良好に保つために、気を遣う相手」だけに、意見の相違があっても発言しにくかったり、断りにくかったりしますよね。
そこには、ママと義母の特別な関係性が関連しています。
ママと義母は、母であり妻でもあるという共通点があるので、お互いに苦労や悩みを共感できる部分もあるのですが、「パパの妻とパパの母」という立場の違いが壁となって、親しくなりきれないのです。
義母に失礼が無いようにとか、よい関係を保たなくてはなどと気を遣ってしまい、義母の意見を断れない状況が出てきてしまいます。
新しい育児法を学ばずに口を出してくるから
義母が子育てをしていたころの育児方法と現在の育児方法では違いがあることも多く、ママは、「義母が子育てをしていた時代はそうでも、今は違うのに…」「そんなに口を出すなら、せめて最近の育児方法を学んでくれたらよいのに…」と感じてしまうでしょう。
育児法の違いについて、実の母であれば「今はこうなのよ」と軽く伝えられるのですが、義母となると気を遣ってしまって、現代の育児法を伝えられないママも多いですね。
ママは、育児本や保健師さん、小児科の医師などのアドバイスに従った育児方法を実践しているのに、口出しをされることでストレスを感じてしまいます。
度重なる助言を干渉と感じる
義母にとっては助言や単なる世間話のつもりでも、頻繁に指摘をされてしまうと、ママも自分の育児に自信が無くなってしまったり、義母に対して苦手意識が強くなってしまったりと悪循環が起こってしまいます。
特に義母がアドバイス好きな性格だと、一緒にいるときには「また何かしらの指摘をされるのではないか」と意識してしまうママもいるほどです。
本当ならば、義母と一緒にいる時間も子どもたちとともに楽しみたいけれど、干渉されているように感じてしまうと、楽しむどころではなくなってしまいますね。
義母の口出しを上手にかわすコツや対処法
昔の育児も受け入れつつ、今の常識を伝える
義母が口出しする内容の多くは、自分の時代の育児法とママが実践している育児法との違いについてがあげられます。
「〇〇した方がよいのに」などと口出しをされると、自分の育児を否定されているように感じてしまうこともありますよね。そんなときには義母の言葉をすべて受け止めずに、ある程度は訂正してもOKですよ。
「お母さんのころはそうだったんですね」と昔の育児方法も適度に受け入れつつも、「でも、今はこういう理由でこうなっているんですよ」と現代の常識を伝えてみましょう。