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5歳で漢字は読める?まだ早い?漢字教育のメリットと教え方

5歳で漢字は読める?まだ早い?漢字教育のメリットと教え方

漢字が楽しい!5歳でもっと能力を伸ばそう

漢字で遊んで楽しめる「漢字ミュージアム」

京都府の「漢字ミュージアム」は、漢字で遊べる体験型ミュージアムです。

1階には「漢字5万字タワー」「漢字の歴史絵巻」ひらがなやカタカナの元となった漢字がわかる「もとの字スタンプ」など見て聴いて触れるコーナー、2階には回ってくるお皿を取りクイズをする「漢字回転すし」「体で漢字をつくろう」などの遊べるコーナーが約20種類あります。

また、消しゴムはんこや漢字カルタ作りなどの子どもが喜ぶワークショップを、土日を中心に開催しています。この施設は日本漢字能力検定協会が主体になり「漢字っておもしろい」と思える子どもや大人を増やすために作られました。機会があれば足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

本物の甲骨文字も見られ、パパママも楽しめる博物館です。

まずは10級から漢字検定に挑戦!

もし子どもが漢字が好きで少し書けるようになってきたら、漢字検定を目指すと目標ができ、漢字で遊ぶ段階から学習し始めるきっかけになるかもしれませんね。漢字検定は10級からあり、その内容は小学校1年生修了程度の読み書きなどで、正解率が80%程度以上で合格となっています。

未就学児でも10級から一歩ずつクリアし、中には6級(小学校5年生のレベル)に合格する子どももいます。6級に合格した子たちは、ゲームを攻略する感覚で楽しんで学習をしていたり、漢字検定のための勉強というより、好きなことを自分で学ぶために図鑑の知らない漢字を辞書で調べたりする学習をしているようです。

また、パパママも漢字検定に申し込み、一緒に合格を目指すのも子どもの励みになるかもしれません。

「好き」が大事!子どもの自主性を大切に

漢字が教育によいからといっても、子どもがやる気にならないと、なかなか覚えるのは難しいことがあります。それなので、ママはできる範囲で興味を引き出す楽しい工夫をしてみましょう。

上記の工夫のほかにも、漢字の絵本を一緒に楽しんだり漢字フラッシュカードのアプリを利用したり、子どもの好きな電車や魚の名前を漢字で書いて興味を引くこともできます。ママが楽しそうに漢字を書いたり読書をするのもよいですね。

けれど、いろいろと工夫しても子どもが興味を持たない場合もありますが、そのときは今は興味がないという子どもの気持ちを尊重しましょう。ママが少しずつでも工夫を続けると子どもは覚えていて、あるときふと興味を持つことや、忘れた頃に漢字を好きになることもあります。

まとめ

漢字学習には語彙力や思考力、理解力だけでなく意欲も高める効果があるのですね。子どもだから難しいだろうという大人の思い込みは、せっかくのわが子の可能性を摘むこともあるかもしれません。

けれど反面、教育によいというパパママの思いだけで、子どもの様子を見ずに押し付けてしまうと、それも可能性を摘むだけでなく子どもの自己肯定感や意欲をそいでしまう結果になるかもしれません。

パパママは子どもに合わせた興味や主体性を引き出す楽しい工夫を中心に、漢字だけでなくいろいろな取り組みをしていけたらよいですね。
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