5歳で漢字は読める?まだ早い?漢字教育のメリットと教え方
漢字が楽しい!5歳でもっと能力を伸ばそう
漢字で遊んで楽しめる「漢字ミュージアム」
1階には「漢字5万字タワー」「漢字の歴史絵巻」ひらがなやカタカナの元となった漢字がわかる「もとの字スタンプ」など見て聴いて触れるコーナー、2階には回ってくるお皿を取りクイズをする「漢字回転すし」「体で漢字をつくろう」などの遊べるコーナーが約20種類あります。
また、消しゴムはんこや漢字カルタ作りなどの子どもが喜ぶワークショップを、土日を中心に開催しています。この施設は日本漢字能力検定協会が主体になり「漢字っておもしろい」と思える子どもや大人を増やすために作られました。機会があれば足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
本物の甲骨文字も見られ、パパママも楽しめる博物館です。
漢検 漢字博物館・図書館 [漢字ミュージアム]
京都市・祇園に2016年6月29日開館。日本初、小学生から大人まで楽しめる漢字の体験型ミュージアム。漢字の面白さ・奥深さに触れて頂くことで、日本の漢字文化を育て、発展・継承していくことを目指しています。
まずは10級から漢字検定に挑戦!
未就学児でも10級から一歩ずつクリアし、中には6級(小学校5年生のレベル)に合格する子どももいます。6級に合格した子たちは、ゲームを攻略する感覚で楽しんで学習をしていたり、漢字検定のための勉強というより、好きなことを自分で学ぶために図鑑の知らない漢字を辞書で調べたりする学習をしているようです。
また、パパママも漢字検定に申し込み、一緒に合格を目指すのも子どもの励みになるかもしれません。
「好き」が大事!子どもの自主性を大切に
上記の工夫のほかにも、漢字の絵本を一緒に楽しんだり漢字フラッシュカードのアプリを利用したり、子どもの好きな電車や魚の名前を漢字で書いて興味を引くこともできます。ママが楽しそうに漢字を書いたり読書をするのもよいですね。
けれど、いろいろと工夫しても子どもが興味を持たない場合もありますが、そのときは今は興味がないという子どもの気持ちを尊重しましょう。ママが少しずつでも工夫を続けると子どもは覚えていて、あるときふと興味を持つことや、忘れた頃に漢字を好きになることもあります。
まとめ
けれど反面、教育によいというパパママの思いだけで、子どもの様子を見ずに押し付けてしまうと、それも可能性を摘むだけでなく子どもの自己肯定感や意欲をそいでしまう結果になるかもしれません。
パパママは子どもに合わせた興味や主体性を引き出す楽しい工夫を中心に、漢字だけでなくいろいろな取り組みをしていけたらよいですね。