冬休みに赤ちゃんと旅行したい!赤ちゃん連れ旅行の楽しみ方と注意点
すっかり寒くなって街もクリスマスの準備でにぎわっていますね。そろそろ年末年始のお休みの予定を考えている人も多いのではないでしょうか。せっかくの長期休みなので旅行に出かけたいけど、今年は赤ちゃんがいるからなぁ…とあきらめていませんか?今回は、赤ちゃんと一緒に楽しめる冬の旅行についてご紹介します。
赤ちゃんと旅行に行くならどんな場所?
移動手段は赤ちゃんに合わせて選んで
飛行機、新幹線、自動車…それぞれにメリットやデメリットもあり、そもそも飛行機じゃないと行けないという場合もありますが、移動手段に迷った場合には赤ちゃんに合わせて選ぶようにしてくださいね。
特に乗り物が大好きな男の子の場合、普段あまり乗ることのない飛行機や新幹線で出かけることは、それ自体が旅行の楽しみになるかもしれません。
しかし月齢の低い赤ちゃんには、終始プライベートな空間で移動できる自動車の方がおすすめです。周りの目を気にする必要がなく、荷物もたくさん持っていくことができます。
赤ちゃん連れ歓迎の宿なら安心
しかし実は赤ちゃん連れに優しい設備が整っているかどうかは宿泊先によってまったく違うので、事前にチェックしておきたいポイントです。
赤ちゃん連れ歓迎の宿では、部屋の中の安全性はもちろん、ベビーカーの通りやすさなど細かいところまで配慮されています。また、キッズルームやベビーバス、子ども用のシャンプーなどの設備が充実していたり、離乳食にも柔軟に対応してもらえたりするので、旅行へ持っていく荷物もぐっと減らすことができますよ。
スタッフの方も赤ちゃんに慣れているので安心ですね。
暖かく過ごせる場所を選んで
例えば沖縄などのビーチリゾートは、冬はシーズンオフなのでレジャー施設も混んでおらず、夏に比べるととてもリーズナブルに楽しむことができます。まだマリンスポーツができない赤ちゃんは、浜辺でゆっくり遊ぶことができる冬の方が楽しめるかもしれません。
せっかくの旅行なので、季節を感じられるところに連れて行ってあげたいと思うママも多いかもしれませんが、それはもう少し子どもが大きくなってからの楽しみにとっておきましょう。
旅行に持っていきたい赤ちゃんグッズ
授乳ケープがあれば安心
授乳ケープには、エプロン型やポンチョ型、ストールのようなものなどいろいろな種類があります。どのタイプも赤ちゃんをすっぽりと包み込んで使います。真っ暗になると怖がってしまう赤ちゃんもいるので、旅行前に練習しておくと安心です。ワイヤーがついていて、授乳しながら赤ちゃんの顔が見える物もありますよ。
また、授乳ケープをしていても授乳する場所には充分気をつけるようにしましょう。ママと赤ちゃんにとっては当たり前で、欠かすことのできない授乳ですが、「目のやり場に困る」という意見もあるようです。
軽くて暖かいブランケットを用意
旅行中ではなくても、普段からベビーカーに取り付けて使っているママも多いと思います。防寒対策だけではなく、日除けとしても使えますし、先ほど紹介した授乳ケープの代わりとしても使用できますよ。
また、寒い冬の旅行にはもちろんですが、ブランケットは夏の旅行中にも役に立ちます。冷房の効きすぎから赤ちゃんを守ったり、おむつ替えのときに敷いたり、大活躍です。
夜、宿泊先で眠るときも、普段使い慣れているブランケットが側にあると、赤ちゃんも安心してよく眠れるかもしれませんよ。
外を歩くときはレッグウォーマーを活用
レッグウォーマーは靴下と違い足の裏が覆われていないというところがポイントです。赤ちゃんは体温調節機能が未発達で、足の裏や手のひらから熱を放って体温を調節しているので、靴下などで足の裏を隠してしまわない方がよいといわれています。
また、ハイハイをするようになった赤ちゃんの膝のサポーターとしてもレッグウォーマーはとても役に立ちますよ。
冬の旅行で注意したいポイント三つ
夜の外出はなるべく控えて
夜は冷え込みも激しいので体温調節が苦手な赤ちゃんは想像以上に体力を消耗してしまいます。また、冬は暗くなるのも早いのでベビーカーや抱っこひもで赤ちゃんを連れていると視界も悪く、慣れない土地では事故につながりかねません。
そして何より赤ちゃんの生活リズムが一番大切です。ただでさえ日中、いつもとは違う経験をたくさんしているので赤ちゃんの脳は興奮状態です。眠る前はなるべく静かに過ごして、夜はぐっすり眠れるようにしてあげてくださいね。