喪中に入学祝いをして大丈夫?正しいマナーを知ってお祝いしよう
喪中のときに入学祝いを贈る方法
喪中のときに贈ってよいが忌中では避ける
入学祝いは、贈る側や贈られる側が喪中であっても避ける必要はありません。喪中は亡くなった辛さから祝い事を控える期間ですが、子どもをお祝いする気持ちを優先しても構わないとされています。実際には喪中といっても喪中ハガキを出すくらいで、日常生活の中で身を慎むような行動をしている人は少ないですよね。
しかし、近親者が亡くなった直後の忌中のときは避けた方がよいでしょう。このようなときには、無理をせずに落ち着いてから入学祝いを贈る方法もあります。入学祝いの時期が過ぎて5月に入ったとしても、贈る側と受け取る側の気持ちが通じ合えば問題はないでしょう。
祝儀袋ではなく封筒にしてもよい
しかし、喪中であっても入学祝いに祝儀袋を使うことは問題ありません。祝儀袋を使うことを遠慮すると、贈る相手が「喪中なのにかえって申し訳ない」などと気遣いをすることも考えられます。贈る相手の考え方や関係を考慮して、柔軟に対応しましょう。
もし祝儀袋を使うことに気が引けるのであれば、封筒にしてもよいでしょう。表書きを「文具代」「書籍代」などとすると、晴れがましさが和らぎます。入学する子どもが大好きなキャラクターの封筒やかわいいイラストのついた封筒で贈ると、喜ばれるかもしれません。
入学式に参加しても大丈夫
ただし、ママやパパ、子どもがどうしても入学式に参加する気分にならないときには、無理に出席しなくてもよいでしょう。入学する小学校に事情を説明すれば、様々な配慮をしてくれるはずです。
入学式に参加する際には派手になることは控えつつも、我が子の成長を心からお祝いしましょう。幼稚園や保育園の卒園式や謝恩会、運動会などの行事への参加も特に制限されることはありません。
まとめ
忌中であれば入学祝いを贈るのを避けた方がよいようですが、喪中であれば心配する必要はありません。この記事でご紹介した喪中のマナーを参考にして、入学祝いを行いましょう。入学祝いを贈る場合は、相手への気遣いの気持ちを添えることを忘れないでくださいね。