
子ども部屋はいつから必要?子どもが安心して遊べるスペースの作り方
赤ちゃんが生まれてからずっと一緒に眠っているママが多いと思いますが、いつ頃から子どもと別々に眠るようになるのでしょうか。子ども部屋はいつ頃から必要なのでしょう。子どもが大きくなるにつれて子ども部屋をどうするか考えますよね。子どもが安心して過ごせるスペースの作り方についてご紹介します。

目次
- 子ども部屋の目的と必要性について
- 子どもの自立心を育てるための場所
- 所有率は小学生で7割以上に
- 学童期までの子はリビングで過ごす時間が長い
- リビングにキッズスペースを作るメリット
- ママの気配が感じられて安心する
- リビング学習の定着になる
- 家族と過ごす時間が長くなる
- キッズスペースを作るときのポイント
- ラグやマットで自分の場所がわかるように
- 自主性が育つ専用の机とイスを置いてみよう
- 統一感があればリビングもおしゃれに
- 散らかりやすいキッズスペースの対処法
- 見せると隠すを使い分けて
- 1種類を1BOXや大きなかごで簡単に
- 子ども目線の収納で片づけやすく
- 子ども部屋があるメリットとデメリット
- 子どもの物が1カ所にまとめられる
- プライバシーが確保できる
- 親の目が届きにくくなる
- 幼児期の子ども部屋の使い方は?
- 大きなおもちゃも置ける遊ぶ部屋として
- ひとり寝できたら寝る部屋として
- ベッドは年齢や使い方で選んで
- 子ども部屋を使うようになる時期は?
- 子ども部屋への移行は少しずつ
- 必要になるタイミングはそれぞれで違う
- 子どもにどうしたいか意見を聞いてみよう
- 子ども部屋のインテリアのポイント
- 子どもが好きな色や柄を取り入れて
- 子どもの成長に対応しやすい家具を
- けがや事故防止の対策を忘れずに
- まとめ
子ども部屋の目的と必要性について

子どもの自立心を育てるための場所
子ども部屋以外では、ママやパパが管理をしたり、家族と共有して過ごしていたでしょうから、自分の責任で管理する場所ができるわけですね。自分で掃除をしたり、整頓したり、勉強したり、遊んだり、眠ったりする場所ですから自立心も養われていくでしょう。
子ども部屋に関しては、ママがいろいろと口を出したり、手を出したりするのはよくないということですね。子ども部屋は子どもが自立心を育てるための練習をする場所なのかもしれませんね。
所有率は小学生で7割以上に
小学校に入学するタイミングで学習机やランドセルなど自分のものが増えるということも関係しているかもしれません。小学生の低学年のうちは自分の部屋ができても、机や本棚を置いてあるだけでほとんど過ごしていないということもあるようです。
その一方で、大きくなったら一緒に過ごす時間が減ってくるだろうからとあえて子ども部屋を作っていないという家庭もあるようです。それぞれの家族の事情や考え方が関係してくるのですね。
学童期までの子はリビングで過ごす時間が長い
外国では赤ちゃんの頃から子ども部屋を与えてひとりで眠らせるところもあるようですが、日本ではほとんどみられないですよね。乳幼児期はママやパパと一緒に過ごすことが大事な時期です。
乳幼児期はまだまだママにお世話をしてもらったり、危険を回避してもらったりしなくてはいけませんから、リビングで過ごす方が安全に過ごせるでしょう。ですから、学童期までの子どもはリビングで過ごす時間が長いのですね。
リビングにキッズスペースを作るメリット

ママの気配が感じられて安心する
ママは子どもの様子をいつでも見守ることができますし、子どももママの気配を感じられて安心して遊ぶことができます。両者にとって安心というメリットがありますね。
ママは家の中でも掃除や料理、洗濯などしなくてはいけないことはたくさんあります。するべきことをしながら子どもの様子を見なくてはいけないのですから大変です。
そんな大変なママですが、キッズスペースで遊んでいる子どもを見守りながら家事ができたら、心と時間に余裕ができるでしょう。ママが笑顔でいてくれることが子どもにとってうれしいことですね。
リビング学習の定着になる
リビングやダイニングで座って遊ぶ習慣ができていたら、小学生になったときに同じように宿題をリビングでするようになってくれますよ。
子どもはママに見守られている安心を感じながら集中して勉強をすることができます。ママは家事をしながら見守れますし、子どもの勉強の理解度を知ることができます。
リビングで遊びや学ぶことをするのは安心感があると体験していくのです。リビング学習を定着させるためにも、小さいときの遊びからダイニング席やリビングに置いた子どもの机を使って楽しむ体験を積み重ねましょう。
家族と過ごす時間が長くなる
子どもが自立をしていくまでは、家族と一緒に過ごす時間を大切にしたいですよね。リビングにいれば、子どももママもパパもお互いのことが分かり安心して過ごすことができるでしょう。
親子のコミュニケーションも十分に図ることができますね。一緒の場で過ごすことで、何気ない子どもの成長や悩み、体調不良にも気がつくことができるかもしれません。
子どもも安心しながらも、ママから少し離れてひとりで遊んだり、自分のしたいことをする練習もできます。家族みんながそれぞれにとって貴重な時間を過ごすことができるのです。
キッズスペースを作るときのポイント

ラグやマットで自分の場所がわかるように
特にフローリングの一角をキッズスペースにする場合は、滑りにくく転んでもいたくないようなクッション性のあるものがよいかもしれません。キッズスペースの場所を示すとともに安全性にも配慮が必要ですね。
子どもは秘密基地や自分だけの小さな家が大好きです。そのような場所ができたらその中で遊び、リビング全体におもちゃを広げることは少なくなるでしょう。
おもちゃを散らかさないでくれればママも助かりますね。自分の空間があるというだけで子どもは大喜びでしょう。