赤ちゃんのストローはいつから?ストロー飲みの効果と注意点
お出かけのときに、赤ちゃんがストローを使えるようになっていると、ママやパパはとても助かりますよね。ぐずりの回数も減らすことができるかもしれません。でも、ストローを使えるようになるのは、いつごろからなのでしょうか?ストローを使うときのメリット・デメリットは?赤ちゃんとストローについてご紹介します。
目次
- 赤ちゃんがストローで飲めるのはいつから?
- ストローの練習を始めるのは6カ月ごろから
- 本能の吸う動きとは違うので練習が必要
- 赤ちゃんの成長に合わせて焦らずに
- 赤ちゃんがストローで飲めると便利なこと
- 食後は飲みものですすいで虫歯の予防効果
- 離乳食のときや外出先での水分補給が簡単に
- 舌や唇の運動が発声の練習になるという説も
- ストローを使うことのデメリットと対処法
- ストローの使い過ぎは歯並びが悪くなるかも
- 口に入るストロー部分は1~2cmに
- コップでも飲めるように「すする練習」も
- ストローの練習でママが気をつけたいこと
- 飲みものの温度は冷た過ぎてもダメ
- ケガをする危険もあるため目を離さない
- ストローマグは汚れに注意
- まとめ
赤ちゃんがストローで飲めるのはいつから?
ストローの練習を始めるのは6カ月ごろから
個人差はありますが、ストローを使う練習を始めるのは、早くて6カ月ごろからです。一般的には、離乳食を始める8カ月ごろが、最も多いようですね。
練習には3~4カ月かかります。すぐに使えるようになる赤ちゃんもいますが、ほとんどの場合、しっかり練習をする必要がありそうですね。
練習を始めるタイミングは、パパやママのタイミングでよいかと思いますが、あまり急かさず、ゆっくり練習させるのが重要のようです。
本能の吸う動きとは違うので練習が必要
赤ちゃんが初めてストローをくわえると、噛んでしまったり、息が続かなかったりで、最初はうまくいかないことが多いです。初めての体験で、赤ちゃんも戸惑っているのでしょう。
ストローの吸い方は、母乳を飲むときの吸い方とまったく違うそうです。時間をかけて、何度も繰り返して練習する必要がありますね。初めはむせかえっていた赤ちゃんも、練習するうちに、だんだんと上手になっていきますよ。
練習がうまくいかないときには「ストローマグ」や「スパウトマグ」などのお助けグッズを活用してみるのもよいでしょう。
赤ちゃんがストローでこぼしてしまう。原因別の対処法をご紹介します - teniteo[テニテオ]
離乳食が順調に進みはじめた6~8カ月頃から、ストローで飲む練習を始めるママが多いと思います。哺乳瓶やおっぱい以外の飲み方を経験していない赤ちゃんが、ストローでこぼさずに飲めるようになるにはどうしたらよいのでしょうか。赤ちゃんがストローでこぼしてしまう原因とその対処法をご紹介します。
赤ちゃんの成長に合わせて焦らずに
成長のスピードには、ちゃんと理由があります。体や脳が「これくらいの速さで育つのが丁度よい」と判断しているということなので、周りが急かすと、あまりよい影響がありません。
焦らず、気長につき合っていきましょう。パパやママが近くで困った顔をしていたら、赤ちゃんは、ますますうまくできなくなってしまいますよ。
昨日までうまくできなかったのに、今日突然できるようになることもあります。離乳食が進むうちに、口や舌の使い方が上手になっていくのですね。赤ちゃんの成長は、大人の予想外であることが多いです。
赤ちゃんがストローで飲めると便利なこと
食後は飲みものですすいで虫歯の予防効果
ストローを使う時期は、ほとんどの場合、離乳食を食べている時期ですね。このころ、前歯が生えてくる子もいますが、まだ歯磨きはできませんので、飲みもので口をすすぐことになります。
食後にストローで飲みものを与えると、口の中に残った食べかすや、虫歯のもとになるものを、きれいに洗い流してくれるため、虫歯の予防になりますね。
「まだ歯が生えていないから…」と安心はできません。生えてくる前から虫歯になっていることもありますよ。口の中をきれいにする習慣は、早ければ早いほどよいそうです。
離乳食のときや外出先での水分補給が簡単に
離乳食で水分を与えるタイミングは、難しいですよね。まだ口の中に食べものが入っていたり、水が欲しいタイミングではなかったりします。赤ちゃんには赤ちゃんの都合があるでしょう。
その点、ストローが使えると、自分で水分が摂れるようになりますし、飲む量を自分で調節することもできるようになります。
蓋つきのストローマグなら、容器を逆さにしてもこぼれないので、両手が塞がっているときなどには助かりますね。
外出時にはもっと助かります。喉が渇いたときにすぐに飲ませることができますし、市販の赤ちゃん用ストローつき紙パック飲料も買えるようになりますよ。
舌や唇の運動が発声の練習になるという説も
確かに、声を出すためには、舌や唇の動きが重要なのはよく理解できます。英語の発音で、舌や唇の使い方を細かく教えられたのを思い出しますね。
舌や唇も筋肉で動くので、鍛えれば鍛えるほどうまく動くようになります。ストローを吸うためには、空気が入らないように口の中を完全密封しながら、舌や唇でたくさんの複雑な動きを同時にこなしていくため、かなり高度な動きをしていることになります。
そう考えると、ストローを使うことで舌や唇がうまく使えるようになり「言葉を話すための発声の練習になっている」ということは、あるかもしれませんね。