赤ちゃんのストローはいつから?ストロー飲みの効果と注意点
ストローを使うことのデメリットと対処法
ストローの使い過ぎは歯並びが悪くなるかも
小さいうちからストローを使うと「歯並びが悪くなるのではないか」という心配があります。「赤ちゃんのうちにストローを使うと、ストローを歯に押しつけることになるので、歯並びが悪くなるのではないか」という心配です。歯医者さんの中には「赤ちゃんのうちにストロ-を使うと、口の筋肉が鍛えらえず、歯並びが悪くなる」と言っている方もいますよ。
「ストローを使うときと、食べものを食べるときは、舌の動きがまるで違う」ということを指摘する人もいますよ。そのため「ストローを使う練習よりも、コップで水を飲む練習をした方がいい」という意見もあります。
口に入るストロー部分は1~2cmに
そこで、ストローを使いながら、歯並びにも配慮する方法を考えてみましょう。歯並びが悪くなる原因が分かれば、対処法も分かります。
例えば、ストローをくわえ過ぎるのがよくないのならば、ストローを短くしておくというのはどうでしょう?思い切って、口に入る部分を1~2cmにしてみましょう。
実際にそういう方法をすすめている方もいますよ。ストローを短くすることで、舌や唇の正しい使い方を習得できるそうです。
コップでも飲めるように「すする練習」も
しかし「ストローの練習」と「すする練習」を同時にするのは無理ですよね。順番からいうと「ストローの練習」から「すする練習」の順になります。
中にはストローを飛ばして、いきなりコップで飲めるようになる子もいるので、無理にストローの練習をする必要はないそうです。
歯並びが悪くなるのが気になるようでしたら、早めにストローを卒業して、「すする練習」に入るとよいかもしれませんね。幼稚園や保育園によっては「入園する前には、コップで水が飲めるようにしてください」と言われるところもあるようです。
ストローの練習でママが気をつけたいこと
飲みものの温度は冷た過ぎてもダメ
だからといって冷た過ぎる飲みものの場合も、赤ちゃんにとってはよくありません。熱い飲みものを飲んだときのようにやけどするということはありませんが、冷たさが刺激となってびっくりしてしまいます。この刺激を感じたという記憶が残るとストローで飲むことを嫌がるようになるかもしれません。
また、大人の場合、夏場になると冷たい飲みものが飲みたくなる季節ですが、冷たい飲みものをたくさん飲むと内臓に負担がかかりますので、夏場でも赤ちゃんの飲みものは常温か少しぬるめに調整しましょう。
ケガをする危険もあるため目を離さない
例えば、ストローを加えたまま激しく動くと赤ちゃんの喉にストローが刺さってしまったり、抜き出したストローを振り回して顔や目に刺してしまったり、マグが飛んで頭に当たったりなどでケガをするかもしれません。
ほかにも、大人には想像もつかないようなことがきっかけで、赤ちゃんはケガをすることがあります。「ストローで飲んでいるだけなんだから、ケガをするわけがない」と軽く考えず、赤ちゃんが練習している様子から目を離さないようにしてくださいね。
ストローマグは汚れに注意
例えば、蓋の裏側のパッキンや蓋とストローの境目、ストローの内側など、洗いにくい部分がたくさんあって洗い残してしまいがちです。赤ちゃんの飲みものを入れるものが雑菌だらけなんて考えられませんよね。
カビが生えないようにするためにも、毎日こまめに洗うのが一番です。こまめに洗ってしっかりと乾燥させてから、また次、使うというようにしましょう。
ただ、洗って乾燥させている間、いつも使っているストローマグが使えないと、赤ちゃんの機嫌が悪くなることもありますので、替えがあると便利ですね。
まとめ
ストローが使えるようになると、外出時の水分補給が簡単になって便利な反面、歯並びに悪影響を与える可能性もあります。ストローを短くしたり、コップで水を飲む練習を始めたり、できることを少しずつ始めておくとよいですね。