2歳児の爪の切り方を知ろう!トラブルを防ぐ方法と嫌がる子の対処法
イヤイヤ期真っただ中の2歳児。爪を切ろうとしても「イヤだー」といって逃げ回る、なんてことありませんか?嫌がる子どもの爪切りは、とても大変ですよね。しかし爪は伸びすぎるとケガの心配もあり、定期的なお手入れが必要です。今回は2歳児の爪の切り方や、嫌がる子の対処法を紹介します。参考にしてみてくださいね。
2歳児の爪の状態とよくあるトラブル
割れやすい柔らかな爪
爪が薄いと「割れやすく柔らかい」という状態になります。さらに2歳になると、手を器用に使ったり活発に動いたりすることが増えます。そのため、爪が割れたりはがれたりしやすい年齢といえるのです。
頻繁に爪が割れると、「栄養が足りていないのかも」と心配になるかもしれません。しかし、爪は肌と同じように小さな子どものうちはとてもデリケートで、それゆえに割れやすいものなのです。
巻き爪、スプーンネイルに注意
「巻き爪」は、ご存知の方も多いことでしょう。とくに足の親指に起こりやすく、爪の角が皮膚に食い込んで痛む症状をいいます。小さな子どもに起こる場合、原因の多くは「切り過ぎ」によるものだそうです。そのため、正しい爪の整え方を知ることが大切ですね。
次に「スプーンネイル」です。これは、爪が反り返った状態のことをいいます。小さな子どものスプーンネイルは、爪が薄いことが原因で起こるものがほとんどだそうです。反っているため、爪の先が引っかかりやすく、爪が剥がれてしまわないよう注意が必要ですね。大体4歳ごろ、爪が成長して厚みが増してくると改善することが多いです。
引っ掻いて傷つけてしまう心配
2歳になると、お友達と遊ぶことも増えてくるでしょう。遊んでいるときにお友達を引っ掻いて、ケガをさせてしまっては大変ですよね。周りの人のためにも、適切な長さに爪を整えることは大切です。
爪が伸びる速さにも、気をつけてください。「切ったばかりなのにもう伸びている」ということがよくあります。子どもは新陳代謝が活発なので、大人の倍ぐらいの速さで爪が伸びるのです。こまめに爪をチェックするようにしましょうね。
トラブルを防ぐ正しい爪の切り方
深爪に注意!爪の長さと形の目安
爪を切るときに、爪先の白い部分を全部切っていませんか?実はこれは「深爪」です。白い部分を約1~2mm残るように切るのが適切な長さなのです。足の爪は、「形」に注意してみましょう。正しい切り方は、「真っすぐ四角い形に切る」です。なにげなく手と同じように、丸く切っていませんか?この切り方では、巻き爪の原因になる場合があります。
またお風呂上りに、すぐ爪を切ることは避けましょう。爪が水分を多く含みより柔らかくなっているので、深爪をしやすいです。さらに周りの皮膚も一緒に切ってしまうことがありますので、注意しましょうね。
こまめに丁寧に少しずつ!
子どもの爪は小さく、切るのに時間がかかるものです。さらにじっとしているのも苦手なので、一度にすべての爪を切ることは、大変な作業になります。急いで終わらせようとせず、「今日は右手、明日は左手」というように、数日に分けて少しずつ切ってみてもよいのではないでしょうか。「こまめに丁寧に少しずつ」がポイントですよ。
切った後は、引っかかりや尖ってチクチクする部分がないか、触って確かめてみましょう。また長さだけではなく、割れたり二枚爪になっていたりしないか、日ごろからチェックしておくこともケガの防止につながりますよ。
切りやすい爪切りを使いましょう
そこで小さな子どもには、「ハサミ」や「ニッパータイプ」の爪切りがおすすめです。てこ型であれば、赤ちゃん用に作られているものがありますので、そちらを利用するようにしましょう。また「爪切り用やすり」を使う方法もあります。やすりで削って爪を短くするので、爪先がなめらかになり、深爪の心配もないですね。
子ども用爪切りは色々売られていますが、親が使いやすいかどうかも大切です。選ぶ際には、その点もチェックしてみてください。