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1歳9カ月の子どもの成長の目安は?夜泣きなどの対策も徹底解説

1歳9カ月の子どもの成長の目安は?夜泣きなどの対策も徹底解説

毎日どんどん成長していく子どもの姿に、ママは驚きつつ幸せな気持ちになりますよね。一方で自我が芽生える頃でもあり、夜泣きやイヤイヤ期が始まる子もいます。思いどおりにいかず、ママも困ってしまいますね。1歳9カ月の子どもの発達や、ママが抱えやすい悩みへの対策を知って、子育ての参考にしてみてくださいね。

1歳9カ月の子どもの成長の様子は?

体重の平均は10.2~10.9kg

1歳9カ月の子どもの身長は、男の子で78.1~88.8cm、女の子で76.6~87.4cmが目安となります。体重の平均は10.2~10.9kgと10kgを超えてくる子が多いようですね。

生まれてから数カ月は急激に増えていた体重も、徐々に緩やかに増えるようになり、1歳を過ぎた頃からはひと月に増える体重はそれほど多くありません。1歳9カ月になると、体重が増えていないと悩むママもいるのではないでしょうか?

この時期の体重は個人差が大きく、平均より小さい場合でも増加傾向にあれば心配ありません。動きが活発で、走り回っている子どもはそれだけ消費量が多いということもあるので、あまり気にせずその子なりの成長を見守りたいですね。

好奇心がますます強くなってくる

これまでは気になるものを目で追ったり、手を伸ばして触ってみることで満足していた子も、1歳9カ月になるとますます好奇心が強くなるので、目にはいるすべてのものに興味を持ちます。

ママに教えてもらう前に、自分から「これなあに?」と聞いてくることも増えてきます。子どもは自分が納得するまで聞いてくるので、ママは質問攻めで大変になってしまうこともありますよね。特に外へお出かけしたときなどは、目新しいものがたくさんあるので、子どもにとっては楽しくてしかたがないでしょう。

「これなあに?」と聞いてくることは、言葉の発達にも大きく関係しています。ママの答えを聞いて新しい言葉をどんどん吸収していきますので、たくさん答えてお話ししましょう。

自立心が芽生え癇癪を起こすことも

1歳9カ月の子どもは自立心が芽生える頃でもあります。自分でああしたい、こうしたいという気持ちが強くなる一方で、思いどおりに体が動かせなかったり、言葉にして伝えることができなかったりします。これが赤ちゃんの怒りにつながるのです。一時的なものではありますが、中には驚くほど激しい癇癪を起こす赤ちゃんもいるので、ママは戸惑ってしまいますよね。

このようなときは、まず落ち着ける環境を作りましょう。ママに抱きしめてもらったり、抱っこしてもらったりすることで気持ちが落ち着く子もいます。その上で、「こうしたかったんだよね」とママが優しく子どもの気持ちを代わりに伝えると、子どもは自分の気持ちをわかってもらえたと感じ、安心するでしょう。

1歳9カ月の子どもの夜泣き対策は?

日中はたくさん体を動かして遊ぼう

夜ぐっすり眠ってもらうためには、日中たくさん体を動かし、ほどよい疲れがあるくらいがよいでしょう。特に午前中に外遊びをするのがおすすめです。午前中にたくさん活動することで、夜になってから睡眠を促すホルモンの分泌が盛んになるといわれています。

暑い日や寒い日、風の強い日など、外遊びに向いていない天気の日はお部屋の中で体を動かす遊びをしてみましょう。ハイハイをしたり、ママと一緒に体操をしたりするのもよいですね。月齢に合った遊びをすれば、家の中でも楽しく体を動かすことができるでしょう。

また、お昼寝の時間やタイミングも夜の眠りに大きく関わります。目安として1回のお昼寝は1時間程度にし、夕方17時以降には寝ないようにするとよいでしょう。

睡眠環境を整えてみよう

日中の生活リズムや、夜の睡眠環境を整えることは、質のよい睡眠につながります。まず、朝は7~8時くらいには起きているのが理想です。カーテンを開け、部屋を明るくして自然と目が覚める環境を作りましょう。

夕食やお風呂はあまり遅くならないようにすることも大切です。パパが仕事から帰ってきてから一緒にお風呂に入るという家庭もあると思います。しかし、帰宅時間によって毎日違う時間になったり、夜遅くなってしまったりしますので、パパには赤ちゃんとのお風呂タイムは休日の楽しみにしてもらいましょう。

寝る数時間前には部屋を暗めにし、テレビを消して静かな環境を作りましょう。この時間に子どもが落ち着く環境を作ることによって、スムーズに眠りにつくことができるかもしれません。

「夜驚症」の場合は医師や保健師に相談する

「夜驚症」と聞くと、何か深刻な病気のように思ってしまいますよね。夜驚症とは、子どもが睡眠中に突然目を覚まして起き上がり、驚き怖がるように激しく泣く症状をいいます。朝になったら子どもはこのことを覚えていないのが特徴です。

人によって発作的な症状が出る回数や、1回に続く時間はさまざまです。また、ある日突然始まることが多く、楽しいことがあった日や、逆に怖いことがあった日など、日中の体験がきっかけとなることもあります。

一晩に起こる回数が多かったり、何カ月も続いてしまったりすると、ママも寝不足になりつらいですよね。夜驚症と思われる症状があれば、医師や保健師に相談してみるのもよいでしょう。話を聞いてもらうことで少しでも不安を減らしたいですね。

イヤイヤ期にはどう対応したらいい?

子どもに行動を選ばせてみよう

イヤイヤ期というものを聞いたことはあっても、実際に自分の子がその時期になってしまうと、想像以上に大変で悩むママは多いのではないでしょうか。朝から晩まで、着替えるのもイヤ、ご飯を食べるのもイヤ、遊び始めたら今度はおしまいにするのがイヤ、ママは何をするにも時間がかかってしまい大変ですよね。

イヤイヤ期は、子どもが自分の行動を自分で決めたいという自我の現れでもあり、立派な成長なのです。そこで、何かするときには選択肢を用意して、子どもに決めてもらいましょう。例えば、朝着替えるときに「こっちとこっち、どっちの服を着ようか?」などと聞いてみます。子どもも自分で決めたことなら満足してやってくれるかもしれませんね。
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