1歳9カ月の子どもの成長の目安は?夜泣きなどの対策も徹底解説
毎日どんどん成長していく子どもの姿に、ママは驚きつつ幸せな気持ちになりますよね。一方で自我が芽生える頃でもあり、夜泣きやイヤイヤ期が始まる子もいます。思いどおりにいかず、ママも困ってしまいますね。1歳9カ月の子どもの発達や、ママが抱えやすい悩みへの対策を知って、子育ての参考にしてみてくださいね。
目次
- 1歳9カ月の子どもの成長の様子は?
- 体重の平均は10.2~10.9kg
- 好奇心がますます強くなってくる
- 自立心が芽生え癇癪を起こすことも
- 1歳9カ月の子どもの夜泣き対策は?
- 日中はたくさん体を動かして遊ぼう
- 睡眠環境を整えてみよう
- 「夜驚症」の場合は医師や保健師に相談する
- イヤイヤ期にはどう対応したらいい?
- 子どもに行動を選ばせてみよう
- 時間に余裕があるとママの気持ちもラクに
- いっても無駄だと諦めないこと
- 子どもがご飯を嫌がるときは?
- 時間を決めてメリハリをつけてみる
- 盛り付ける量を少なくしてみよう
- 眠かったり体調が悪かったりする場合もある
- 1歳9カ月の子どもの言葉が遅いときは?
- 絵本をたくさん読んであげよう
- 一緒に歌を聴いたり歌ってみよう
- 話しかけるときはゆっくり簡潔に
- まとめ
1歳9カ月の子どもの成長の様子は?
体重の平均は10.2~10.9kg
生まれてから数カ月は急激に増えていた体重も、徐々に緩やかに増えるようになり、1歳を過ぎた頃からはひと月に増える体重はそれほど多くありません。1歳9カ月になると、体重が増えていないと悩むママもいるのではないでしょうか?
この時期の体重は個人差が大きく、平均より小さい場合でも増加傾向にあれば心配ありません。動きが活発で、走り回っている子どもはそれだけ消費量が多いということもあるので、あまり気にせずその子なりの成長を見守りたいですね。
好奇心がますます強くなってくる
ママに教えてもらう前に、自分から「これなあに?」と聞いてくることも増えてきます。子どもは自分が納得するまで聞いてくるので、ママは質問攻めで大変になってしまうこともありますよね。特に外へお出かけしたときなどは、目新しいものがたくさんあるので、子どもにとっては楽しくてしかたがないでしょう。
「これなあに?」と聞いてくることは、言葉の発達にも大きく関係しています。ママの答えを聞いて新しい言葉をどんどん吸収していきますので、たくさん答えてお話ししましょう。
自立心が芽生え癇癪を起こすことも
このようなときは、まず落ち着ける環境を作りましょう。ママに抱きしめてもらったり、抱っこしてもらったりすることで気持ちが落ち着く子もいます。その上で、「こうしたかったんだよね」とママが優しく子どもの気持ちを代わりに伝えると、子どもは自分の気持ちをわかってもらえたと感じ、安心するでしょう。
1歳9カ月の子どもの夜泣き対策は?
日中はたくさん体を動かして遊ぼう
暑い日や寒い日、風の強い日など、外遊びに向いていない天気の日はお部屋の中で体を動かす遊びをしてみましょう。ハイハイをしたり、ママと一緒に体操をしたりするのもよいですね。月齢に合った遊びをすれば、家の中でも楽しく体を動かすことができるでしょう。
また、お昼寝の時間やタイミングも夜の眠りに大きく関わります。目安として1回のお昼寝は1時間程度にし、夕方17時以降には寝ないようにするとよいでしょう。
睡眠環境を整えてみよう
夕食やお風呂はあまり遅くならないようにすることも大切です。パパが仕事から帰ってきてから一緒にお風呂に入るという家庭もあると思います。しかし、帰宅時間によって毎日違う時間になったり、夜遅くなってしまったりしますので、パパには赤ちゃんとのお風呂タイムは休日の楽しみにしてもらいましょう。
寝る数時間前には部屋を暗めにし、テレビを消して静かな環境を作りましょう。この時間に子どもが落ち着く環境を作ることによって、スムーズに眠りにつくことができるかもしれません。
「夜驚症」の場合は医師や保健師に相談する
人によって発作的な症状が出る回数や、1回に続く時間はさまざまです。また、ある日突然始まることが多く、楽しいことがあった日や、逆に怖いことがあった日など、日中の体験がきっかけとなることもあります。
一晩に起こる回数が多かったり、何カ月も続いてしまったりすると、ママも寝不足になりつらいですよね。夜驚症と思われる症状があれば、医師や保健師に相談してみるのもよいでしょう。話を聞いてもらうことで少しでも不安を減らしたいですね。
イヤイヤ期にはどう対応したらいい?
子どもに行動を選ばせてみよう
イヤイヤ期は、子どもが自分の行動を自分で決めたいという自我の現れでもあり、立派な成長なのです。そこで、何かするときには選択肢を用意して、子どもに決めてもらいましょう。例えば、朝着替えるときに「こっちとこっち、どっちの服を着ようか?」などと聞いてみます。子どもも自分で決めたことなら満足してやってくれるかもしれませんね。