就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

1歳9カ月の子どもの成長の目安は?夜泣きなどの対策も徹底解説

1歳9カ月の子どもの成長の目安は?夜泣きなどの対策も徹底解説

時間に余裕があるとママの気持ちもラクに

なんでも自分で決めたい子どもとは対称に、ママは時間を気にしながらさっさと終わらせてしまいたいのが本音ですよね。特に仕事をしているママは、出勤時間や保育園の時間が迫るなかで、朝の身支度が思うように進まず困っている方も多いのではないでしょうか。

そんなときは始まりの時間を少し早めてみましょう。朝は子どもに数十分早く起きてもらい、いつものようにイヤイヤしながらも、自分で決めて自分でやってみるということを経験させましょう。

時間に余裕があることは、ママにとって心の余裕につながります。本当はママも穏やかに朝の時間を過ごしたいですよね。自我が芽生えた子どもにとっても、自分の考えたとおりに行動できることは心を発達させることにつながります。

いっても無駄だと諦めないこと

イヤイヤ期には行動を拒否するだけでなく、暴れたり物を叩いたりとママが手をつけられないほど激しい子もいます。ママとしては、この先も乱暴な子に育つのではないかと心配になってしまいますよね。

1歳9カ月では、ママが一生懸命ダメなことをダメと伝えても、いうことを聞く子はほとんどいないでしょう。ですが、子どもは頭では「これはやってはいけない」と、きちんと理解しているといわれています。脳も心も発達するなかで、うまく言葉にできないもどかしさを、イヤと拒否することで表しているのです。

ママは諦めずに伝え続けることが大切です。急激な発達が落ち着いて、イヤイヤ期が終わったころには、ママから教わってきたことを行動に移せるようになるでしょう。

子どもがご飯を嫌がるときは?

時間を決めてメリハリをつけてみる

好奇心がますます強くなるこの時期は、ご飯の時間になってもそれまで遊んでいたおもちゃを離そうとしなかったり、やっとイスに座ったと思ったら違うものに興味をそそられて食べようとしなかったりと、ママの悩みは尽きませんよね。

また、食べ始めても何口か食べたところでぐずりだすということも多いと思います。ご飯を食べてくれないと、栄養が足りないのではないかと心配になりますが、そのようなときは「おしまいにしようね」といってご飯を片付けてしまいましょう。

子どもはおなかが空けば欲しがるので、そのときは軽食などを与えるとよいですね。食べようとしないときは、思いきって片付けることで時間にメリハリをつけ、集中して食べることを学ばせましょう。

盛り付ける量を少なくしてみよう

我が子のために頑張って作ったご飯を、ほとんど食べてくれなかったらママもショックですよね。栄養面を考えると、育児本などに書かれている目安量をなんとか食べてほしいと思ってしまいがちですが、盛り付ける量を少なくすることで食べるようになる子もいます。

まずは、子どもが食べきれそうな量だけを盛り付けてみます。そして、食べきることができたらママはたくさん褒めましょう。そうすることで、子どもはご飯を全部食べることに達成感を感じられ、ママにも褒めてもらって食事の時間は楽しいものだと思うようになります。

もちろん子どもによっても食べる量は差があるので、目安より少ない場合でもあまり不安にならず、間食などで上手に補っていきたいですね。

眠かったり体調が悪かったりする場合もある

いつもは食べてくれる子が、ご飯の時間になって機嫌が悪かったり食べなかったりする場合、体調がよくないことが原因かもしれません。元気そうに見えても、熱が出る前ぶれであったり、おなかの調子が悪かったりということは実はよくあるのです。

そのようなときは無理に食べさせず、水分補給をして少し様子を見ましょう。悪化するような場合は病院に連れて行く必要があります。

また、たくさん遊んだ後など、疲れて眠くなってしまうことがあります。子どもは眠気には勝てないので、多少ご飯の時間がずれてしまっても、先にお昼寝をさせるほうがよいでしょう。まだ自分の体調を伝えられない年齢なのでわかりづらいですが、ママに気づいてもらえたら子どもも安心しますね。

1歳9カ月の子どもの言葉が遅いときは?

絵本をたくさん読んであげよう

1歳9カ月になると、言葉にも興味を持つようになり、「これなあに?」と物の名前を知りたがる子が増えてきます。子どもによっては、単語をつなげて会話ができるようになる子もいます。しかし、なかなか自分の子が言葉を発しないとママは心配になってしまいますよね。

言葉の発達には、大人からたくさん言葉のシャワーを浴びることが大切であるといわれています。絵本は目で色や絵を楽しみながら、ママからいろいろな言葉を聞くことができるので最適ですね。

絵本には普段の会話では聞くことができない単語や、擬音語、擬態語なども豊富なので、子どもにとってよい刺激となります。また、ママとスキンシップが取れたり、ママの声を聞くことで安心できたりする環境もよいでしょう。

一緒に歌を聴いたり歌ってみよう

赤ちゃんが生まれてから、ママは歌を歌うことが増えたのではないでしょうか?赤ちゃんはママのやさしい声で歌う歌が大好きです。聴いていると安心できるのです。これは1歳9カ月の少し大きくなった子どもでも同じで、この頃になると一緒に歌おうとしたり、リズムをとる子もいるでしょう。

歌にはリラックス効果だけでなく、言葉の発達にもつながるといわれています。なかなか言葉が出ず、聴いているだけの子どもも、リズムとともに歌詞を聴くことで、より頭に残りやすくなります。

おすすめはゆっくりとしたテンポのもので、歌詞も簡単な単語を繰り返す童謡などです。子どもと一緒に体を動かしながら歌うと、ほどよい運動にもなりよいですね。

話しかけるときはゆっくり簡潔に

子どもが言葉を発するためには、まず聞いた言葉を理解することが必要となります。頭の中で単語の音と意味を結びつけるには、実際に物を見せながら名前をいったり、動作をしながらいったりすると理解しやすいでしょう。

この時期は2語文が出る子もいますが、まずは焦らず1語文でいえる単語を増やしていきましょう。子どもに話しかけるときは、なるべく短い言葉でゆっくりと伝えたほうが理解しやすいです。子どもを注意するときも、「危ないから触らないよ!」というよりも、「触らないよ!」と一言でいうほうが伝わるでしょう。

言葉の出方には個人差が大きいので、ママは心配になってしまいますが、ゆったりした気持ちで向き合っていきましょう。
42 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ