子どものスポーツの始めどきは?身につく力や人気のスポーツランキング
健康面・精神面ともに、子どもによい影響を与えてくれそうなスポーツ。ぜひ我が子にもスポーツをさせたいけれど、いつごろから始めたらよいのか迷っているママも多いと思います。そこで今回は、子どものスポーツ開始時期の目安や、メリット、人気のスポーツランキングなどを紹介していきます。
子どものスポーツ開始時期の目安や体験談
スポーツは種類により「始めどき」が異なる
「始めどき」は一概にはいえず、スポーツの種類によって適した年齢が異なるようです。例えばチームで戦うようなスポーツ、ルールが難解なスポーツなどは、ある程度年齢が高くなってからでないと、子ども自身が楽しんで続けられないかもしれません。
低年齢から始められるスポーツとしては、「スイミング」「体操」などが挙げられるでしょう。将来違うスポーツを始めたとしても、体の動かし方や基礎体力が養われるからです。ちなみに競泳や体操のオリンピック選手の多くは、5歳くらいまでに習い始めているそうです。
ゴールデンエイジについて知ろう
幼児期に心がけたいのは、特定のスポーツだけをさせるのではなく、様々な運動経験を積ませること。「スポーツ」ということにこだわらなくても、遊びの中で思いっきり身体を動すのもよいですね。
ゴールデンエイジは一生に一度しか訪れません。子どもの運動神経をよくするための大切な時期をどう過ごすか、ママとしてはよく考えたいところですね。
先輩ママのスポーツ開始時期の体験談
長女が年中になるタイミングで、体操教室に通い始めました。もともと運動は好きだったのですが、縄跳びや鉄棒、マット運動など、すべて我流でやっていたので不格好でした。それが教室に通うようになって、正しいフォームでできるようになり、幼稚園や公園でもお友達に自慢したりして、自信がついたようです。
【Bさんの場合】
年長の春からスイミングをはじめ、体力がすごくついたのを実感しています。楽しいようで、進級もスムーズです。お友達は0歳からやっている子もいますが、そもそもプールが嫌いらしく、ママは「上達しない」と嘆いていました。子どものやる気次第で上達のスピードも変わるんだな…と思っています。
子どもがスポーツをすることのメリット
基礎体力の向上につながる
近年は子どもが自由に思いっきり遊べる場所が減少傾向にあるといいます。また、ゲーム機やインターネットなど、インドアでの遊びも多様化していて、昔ほど外で走り回ることが少なくなっているようです。
スポーツを習うことで、慢性的な運動不足の解消につながりますね。実際に、スポーツ系の習いごとをしている子と、そうでない子の運動能力・基礎体力には大きな差があるといわれています。幼児期から日常的に運動する習慣をつけて、健康的な身体づくりを目指したいですね。
自信がつき心が豊かになる
勉強もそうですが、一つできることが増えると、子どもは達成感を得ることができ、自分に自信がつきます。最初は失敗するかもしれませんが、あきらめずに続けることで「できるようになる」という成功体験をするでしょう。
「失敗体験」「成功体験」は、心が豊かになるための大切な要素です。スポーツを通して、なにごとにもチャレンジしてみようと思う積極性を養うことができます。「やればできる」と思える「有能感」を幼児期に養うことは、生涯の人格形成にも大きく影響するでしょう。
自然と社会性が身につく
ママとしては、幼児期から周りの人々とうまく関わることができる「社会性」を身につけさせたいですよね。実はスポーツを通して、自然と「社会性」が身に付くといわれています。
健康的な体力を身につけ、自信がついた豊かな心があれば、周りに優しく接することができるでしょう。またポジティブな思考で、コミュニケーション能力が高まることで、集団生活をうまく楽しむ力を持つことができるでしょう。
子どもに人気があるスポーツランキング
【1位スイミング】体力づくりに最適!
水の中は水圧がかかるため、激しい動きをしなくても身体に適度な負荷がかかります。それにより心肺機能が高まることで、基礎的な体力が養われるでしょう。
継続的にトレーニングすることで持久力がつき、疲れにくい身体になります。また、スイミングで疲れると、早寝してぐっすりと眠れるでしょう。もちろん「泳ぐ」という技術的な向上も子どものモチベーションになりますが、ママとしては病気に負けない健康な身体づくりのために選びたいスポーツですね。