仙台空港をベビーカーで楽しもう!遊び場やママにうれしい設備
仙台空港は東北の空の玄関口として親しまれています。子どもの遊び場、赤ちゃん連れのママにうれしい設備やベビーカーで楽しめる環境が整っていますよ。今回は、空港から旅立つ場合はもちろん、飛行機に乗らなくても満喫できる仙台空港の魅力をご紹介します。家族旅行などで仙台空港を利用する際の参考にしてくださいね。
空港が赤ちゃん連れで楽しめる理由と注意点
空港行きの電車と空港内がバリアフリー
その点、仙台空港行きの電車や空港内はバリアフリーなので、ベビーカーのママもストレスなく移動できますよ。仙台空港行きの電車は低床式車両を採用しています。駅ホームと車両床面の段差がないのがうれしいですね。また、空港内には車椅子対応エレベーターが各階2カ所ありますので、ベビーカーでも上下階の移動が便利ですよ。
さらに、仙台空港駅は空港ターミナルビル2階に直結しています。飛行機の出発ロビーも同フロアにあります。駅到着後はスムーズに空港へ移動でき飛行機のチェックインをすませることができます。
ベビーカーの貸し出しもしていて便利
ベビーカーの使用年齢は生後2カ月~3歳までです。1階出入口2番と3番に各2台ずつ用意されていますが、台数に限りがあるので使用できないこともあります。飛行機に搭乗予定の場合は、保安検査後のコンコース内まで利用することができます。基本的には、使い終えたら所定の位置にベビーカーを戻しましょう。
また、飛行機に搭乗予定の場合、利用する航空会社でもベビーカーを貸し出していることがあります。搭乗受付カウンターなどでスタッフに申し出ると、搭乗口までベビーカーを利用できる場合がほとんどです。台数に限りがあるので、事前に問い合わせてみましょう。
非制限エリアの授乳室は1カ所なので注意
非制限エリアの授乳室は、1階国際線到着ロビーとフロア中央にあるセンタープラザの間に位置します。利用可能時間は6時10分~21時30分です。お水、ミルク作りのための給湯設備、おむつ交換用ベッドが完備されていますよ。完全個室ではありませんが、カーテンで仕切られた授乳スペースが二つあります。
また、搭乗客だけが利用できる制限エリアでは、国内線搭乗待合室内、国際線出国待合室内に授乳室がそれぞれ1カ所ずつありますよ。
飛行機に乗らずに仙台空港を楽しむ方法
エアポートミュージアム「とぶっちゃ」
ターミナル3階にあるエアポートミュージアム「とぶっちゃ」は、年中無休、入場無料で9~19時の営業時間です。ミュージアムには、パイロットの訓練に実際に使われていたコックピットがそのまま設置してあり、コックピット搭乗体験ができます。ほかにも、エアバス321型機用メインタイヤの展示もあります。普段、間近で見ることができない飛行機のメインタイヤに触れるチャンスですよ。
1回100円で飛行機の操縦体験ができるフライトシュミレーターもあります。小学校低学年以下は成人同伴者の介助が必要です。
エアポートミュージアム「とぶっちゃ」|仙台国際空港|Sendai International Airport Co.,Ltd.
本物のコックピットの計器類やギャレー、ビジネスクラスのシート、フライトシミュレーター(有料)が設置されています。見て!触れて!遊んで!大空の臨場感を楽しんで下さい。
展望デッキ「スマイルテラス」
飛行機が離発着する滑走路、乗客の乗り降りや貨物の積み下ろしなどをする駐機場が目の前にあります。普段、目にする飛行機は空を飛んでいるので小さく見えますが、間近で見る実際の飛行機は大きくて迫力満点です。
また、20倍の望遠鏡が3台設置され、1回100円でパノラマビュースポットを楽しめます。離発着する飛行機や仙台の風景を満喫できますよ。
なお、展望デッキにはトイレがありません。利用する際は気をつけましょう。
展望デッキ「スマイルテラス」|仙台国際空港|Sendai International Airport Co.,Ltd.
屋上ならではの、風と音を体感できる展望デッキ「スマイルテラス」。 滑走路や駐機場を、間近に眺めることができます。飛行機の離発着など、 空港ならではの迫力ある風景をお楽しみください。
「空弁」を買って旅行気分で食べよう
ターミナル2階のDATEマルシェでは、仙台名物の仙台牛を使用したお弁当やサンドイッチのほか、宮城県でとれた海の幸を使用した豪華な海鮮弁当などがあり、種類が豊富です。仙台を意識したパッケージデザインもすてきですよ。一部、予約販売のみの商品もあります。
仙台空港1階には「みちのくラウンジ by PRONTO」があります。こちらはオープンスペースになっているので、カフェでの注文のほか売店で購入した空弁も食べることができます。屋外の天候、夏や冬の気温が心配なママは、こちらを利用するとよいでしょう。