花を飾る効果はいいこと尽くし!家族みんなの心に彩りを添えるには
花を見ると心が明るくなったり、癒されたりしますよね。しかし、家に花を飾りたくても小さい子どもがいると躊躇してしまうママもいるのでは。「花育」という言葉があるほど、花を飾ることはよい効果が期待できるのです。簡単に花を楽しむおすすめの方法をご紹介しますので、ぜひ家族で効果を実感してくださいね。
花を飾ることで得られる嬉しい効果
部屋がきれいになり運気がアップする
花を飾るときに、部屋をきれいにしようという意識が高くなる人が多いようです。また、不思議なことに花を飾っている周りは散らからないそうです。
人はきれいな花の周りには、ものをごちゃごちゃ置きたくないと自然に思うのかもしれませんね。
家に花を飾ると、結婚運や恋愛運、仕事運、金銭運などがアップするといわれています。そして、片づいていて汚れやほこりのないきれいな部屋は、気持ちをポジティブにし運気がアップしますので、ダブルの効果が期待できますね。
子どもの多様な感性が磨かれる
・表現力
子どもは無意識に、それぞれの花の美しさをどのように表現するか考えながら生けています。同じ花でも生けた子どもの個性が表現され、雰囲気の違ったものが完成します。
・色彩感覚
花は色と形の二つからできています。色の組み合わせ方や配置で、見え方が違ってくることを学び、色彩感覚が養われます。
・季節感
季節によって咲く花の種類や数が異なります。桜は春に咲く、冬に咲く花は少ないなど、季節を感じます。
・観察力
花を触り近くで見ることで、花びらや葉の細かい部分に気づきます。花を生けるときには、花の正面はどちらなのか、どの方向に向けて生けるときれいに見えるかなど、観察力が身につきます。
家族間のコミュニケーションが増える
家でもママと花瓶にお水を入れたり、飾る場所を決めたり、親子で作業する楽しみが増えます。仕事から帰って来たパパに自分が選んだ花のことを嬉しそうに報告すれば、疲れているパパも思わず微笑んでしまうのではないでしょうか。
花を通して「つぼみが開いてきたよ」「元気がなくなってきちゃったね」と、自然に会話も弾みそうです。パパがお休みの日は家族で花を買いに行ったり、花のお世話をしたりと、家族間のコミュニケーションが増えていきますね。
子どもと一緒に花を身近に感じてみよう
散歩をしながら野の花摘みをしてみよう
野の花には花屋で見るような花とは違う、素朴で可愛い花があることや、季節によって咲いている花が違うことに気づけるでしょう。
野の花の中にはママが名前を知らない花もあるはずです。子どもに聞かれて分からないときは、その花のイメージからニックネームをつけても楽しいですし、図鑑で調べれば、子どもの好奇心が満たされます。
花を摘むときは「また来年お花が咲けるように、根っこは残して優しく切ろうね」と摘み方を教えてあげてください。
また、公園など管理されているところは花を摘むのが禁止の場合もありますので、注意してくださいね。
モンテッソーリ流!子どもと一緒に生け花
・小さな花瓶
花瓶の底を手のひらで包むことができる大きさが理想です。
・じょうご
小さな花瓶に水を入れやすくなります。
・小さいピッチャー
ピッチャーを使い、じょうごに水を注ぎます。
・小さく切ったスポンジ
こぼれた水を簡単に拭くことができます。
・ドイリー(花瓶敷き)
ドイリーの上に飾るとますます素敵になります。
・トレイ
水をこぼしてもよいように、トレイの上で作業します。
・透明の花瓶に入った切り花
何本かの花の中から好きな花を選びます。
小さな子どもがいても安心のビニール花瓶
そのようなときにおすすめなのが、ビニール花瓶です。ビニール花瓶は割れる心配がなく、使わないときはたたむことができるので、収納場所を取りません。
使うときは、たたんである状態の花瓶に水を入れるとぷっくり膨らみ、素敵な花瓶に変身します。軽く、落としても割れないので、子どもが使うにはちょうど良いですよ。
小さな空間でも花を飾る習慣のあるヨーロッパでは、おしゃれな柄や色々なサイズのビニール花瓶がたくさん出ています。いくつか揃えておき、花に合わせて花瓶を選ぶのも楽しいですね。