赤ちゃんもママも寝る時間が欲しい!睡眠不足を解消する方法や習慣
時々、パパと赤ちゃんだけの時間を作る
ママが疲れているときには、パパにも赤ちゃんのお世話を任せられるように、時々パパと赤ちゃんだけの時間を作って慣れてくれるようにするとよいですよ。赤ちゃんにママの姿が見えるとアピールするように泣くこともあるので、しばらく外出してみたり泣き声が聞こえても別の部屋にいるようにしたりして様子を見守りましょう。
二人だけの時間に慣れるのは赤ちゃんだけではありません。赤ちゃんのお世話に慣れていないパパに自信を持ってもらうためでもあります。パパにも任せられると思うと、ママの気持ちも楽になるでしょう。
頻繁に起きそうな日は心の準備を
それなら「今日はあまり寝てくれないだろうな」と諦めの気持ちを持って過ごしていたほうが楽かもしれません。
例えば、予防接種をしたり日中にびっくりするような体験をしたりした日は、赤ちゃんの寝つきが悪く頻繁に起きてぐずるケースが多いという話があります。そういった日を把握しておき「起きるかも」と思っているだけで、予想していないときより精神的な負担は軽くなりますよ。
子育ても1人目のときより2人目のときのほうが楽だと感じるママが多いですよね。それは赤ちゃんの行動が予想できているからということもあるのでしょう。
睡眠リズムを整える習慣を心がけよう
太陽の光で昼夜の区別を教える
朝ぐっすり寝ていても、毎朝同じ時間に赤ちゃんを起こすようにしましょう。まずは、お部屋のカーテンを開け、太陽の光を全身で浴びるとよいですよ。太陽の光を浴びることで脳や体が活動し始めるので、日中に赤ちゃんが活発に動くようになります。
育児の疲れでママも朝早くに起きるのは大変かもしれませんが、赤ちゃんのためにも太陽の光を毎朝浴びて生活リズムを整えましょう。ほかにも、食事やお風呂、お昼寝や夜の寝かしつけの時間などを決めておくと毎日の生活リズムが整いやすいですよ。
寝つきをスムーズにする体温コントロール
赤ちゃんが快適に眠れる温度は20℃前後がよいといわれています。赤ちゃんは体温調節をする機能が未発達なので、冬場は布団を掛けすぎたり厚着させたりすると、暑くて起きてしまうことがあります。赤ちゃんの首元や背中を触って汗をかいていたときは、服を少し薄めの生地にする、室温を下げるなど、工夫してみてくださいね。
夏場はエアコンをつける家庭がほとんどですが、エアコンの風が直接当たると、体が冷えて寒く感じることがあります。赤ちゃんの手足が冷たくなっているときは、エアコンの風向きを変えてママの手で温めましょう。
自分で寝る力をつける習慣
密着しているときは寝ている赤ちゃんですが、少しママが離れただけで起きてしまう子が多いようです。赤ちゃんが自力で眠れるようになると、ママの負担が少し軽くなりますよ。
赤ちゃんが自分で寝られるように、寝かしつけのときに添い乳はしない、赤ちゃんが寝たらベッドにひとりで寝かせる、寝かしつけのときは抱っこではなく背中をトントンするなど、工夫してみましょう。毎日繰り返すことで赤ちゃんも自分の力で眠れるようになりますよ。
まとめ
赤ちゃんは少しずつ成長していくので、いつか必ず朝までぐっすり眠れるときがきます。寝つきが悪い赤ちゃんには、生活リズムの改善や快適に過ごせるお部屋作りをしてみましょう。ママが辛いときは無理をしないで、誰かに頼って休むことも大切ですよ。