男の子のかんしゃくにお手上げ!男の子の特徴から気を付けることまで
怒鳴るよりも共感と代弁を
それどころか、子どもはかんしゃくによって意思表示をしている真っ最中なので、怒鳴りつけられると「自分の気持ちをわかってもらえない」と感じて、かんしゃくが激しくなるという悪循環に陥ります。
子どもの感情の高ぶりを落ち着かせるためには、まずは共感することが大切です。「◯◯が嫌だったね」「◯◯がしたかったのかな?」と子どもの気持ちに共感して、子どもの感情をママやパパが代弁しましょう。自分の気持ちを理解してもらえたと感じると、子どもの気持ちも落ち着きます。
放置はよくないが様子見してよい場合も
しかし、年齢が上がるにつれて行動が派手になっていくかんしゃくを放置すると「ママはこの行動を許している」と子どもが誤解します。特に、床に頭を打ちつけたり、物を投げたりなど危険な行動をするときはしっかり注意しましょう。
子どもにとって「自分の要求が通らない」という体験をすることは大切です。その体験によって、自分の残念な気持ちと折り合いをつける力を身につけていきます。
そのため、ダメなものはダメという毅然とした親の態度を貫き、かんしゃくを起こしている子どもを放っておいて様子を見ることも、ときには必要です。
まとめ
かんしゃくによって興奮状態にある子どもは、自分でも気持ちをおさめられません。ママやパパがかんしゃくの原因を見極め、気持ちに寄り添うことでかんしゃくは落ち着くでしょう。
自分の気持ちに折り合いをつける経験をくりかえすことで、かんしゃくはおさまっていくので、ママやパパは大変ですが根気強く見守りましょう。