産後は義母に手伝いをお願いする?断り方や注意点についてご紹介
出産が近づくと、考えたいのは産後の過ごし方です。ママの中には、義母から産後の手伝いの申し出がある人もいるでしょう。今回は、義母に手伝いをお願いするときと断るとき、それぞれの注意点をまとめています。今後の関係を良好に保つためにも、しっかりチェックしておきましょう。
義母にも知ってほしい!産後のママのこと
産後のママが悩む「ガルガル期」とは
確かに、見ず知らずの人が赤ちゃんに近づくのは不安なことです。しかし、ガルガル期のママの中には、義理の両親や実の両親、さらにはパパにでさえ、赤ちゃんに触ってほしくないと感じる人もいます。
出産という大イベントを終えた直後のママは、高揚感に包まれた状態です。同時に早速育児が始まり、戸惑う場面も多く大きな不安感も一気に押し寄せてきています。激しい感情の起伏の中で、ガルガル期に突入してしまうのです。
ママが産後に攻撃的になる原因
女性は妊娠と出産によって、女性ホルモンのバランスが大きく変化します。そのため、体に様々な変化が出るだけでなく、精神面や性格にも大きな影響があります。
また、赤ちゃんが誕生することで環境が激変しますよね。産後の頻回授乳や、ぐずる赤ちゃんの対応など、ママのペースで動くことができず疲れやストレスが溜まりやすくなります。
これらの要因が重なって、産後のママは攻撃的になってしまうのですね。
ママが「ガルガル期」を乗り越える方法
ホルモンバランスの回復には個人差がありますが、一般的には、産後に月経が復活したら女性ホルモンのバランスが整ったという目安になります。時間はかかるかもしれませんが、女性ホルモンのバランスは自然と戻っていくでしょう。
また、疲れやストレスを軽減することも重要です。眠気や疲れを感じたときには、思い切って休みましょう。もちろん、そのためにはパパの協力が欠かせません。産後のママの心身の状態をパパにもしっかり理解してもらい、協力しながら家事や育児に取り組みましょう。
義母に産後の手伝いを丁寧に断るには
「とりあえず夫婦二人で頑張る」と伝える
そんな義母に産後にあれこれ手伝われると、余計なおせっかいに感じてしまうこともあるでしょう。また、厚意でやってくれているのに、それをストレスに感じる自分にも嫌気が差す…というような負のループに陥ってしまいます。
そこで、義母に産後の手伝いを控えてもらうよう「とりあえず夫婦二人で頑張ってみたい」ということを伝えましょう。
その際「もしもうまくいかなかったら、ご相談させてください」と一言添えられると、義母に「せっかく手伝おうと思っていたのに、完全に突っぱねられた!」と嫌な印象を残すこともないはずです。
パパに頼んで上手に断ってもらう
そこで、わだかまりなく断るために、パパに頼んで上手に断ってもらいましょう。ポイントは「パパから伝えてもらう」ことにあります。
パパは義母にとっての可愛い息子。そんな息子が言うことですから、自分の本意ではないことであっても、それに従おうとするはずです。
「あなたのお母さんのことは信頼しているけど、やっぱり気を遣ってしまって疲れるし、特に産後は辛いと思うから今回は遠慮してほしい」という感じで、嫌悪感を前面には出さずに正直な気持ちを説明できるとよいですね。
ママが直接断る場合の注意点とは
ママが直接断る場合の注意点としては、ひたすら「嫌だ」という気持ちを伝えるのではなく「代わりに、こうしてもらえるとありがたい」という部分を強調しながら感謝の気持ちも伝えることです。
例えば「お手伝いのお申し出はとてもありがたいですが、お母さんにお手伝いに来ていただくとしたら、みっともない姿を見せることになると思います。それは、私自身が恥ずかしく辛いので、落ち着いたころにお世話になったりお会いできたりするとありがたいです」など、感謝を表しつつ素直な気持ちを伝えてみましょう。
義母に産後の手伝いをお願いする場合
手伝いを頼む期間はどれくらいがよい?
一般的に、産後の回復には2~3週間かかるとされますが、この期間ずっと、となると義母にも負担でしょうし、初めから短期間と分かっていれば、多少気になる点があっても我慢できるというものです。
また、義母に手伝いをしてもらう内容はあらかじめ決めておくとスムーズです。例えば、ご飯の支度や掃除は義母にお願いするけど、洗濯はママが自分で行うなど役割を決めておくと、お互いに気持ちよく過ごせるでしょう。
産後のママの体の回復のためには、家事を手抜きしても体を休めることが優先です。義母に手伝ってもらうと決めたら、思い切って甘えて回復に専念してください。