マタニティ期の飲み物は何がよい?積極的に飲みたい飲料をご紹介
妊娠中のママは、食べるものだけでなく飲み物にも気をつけなければなりませんよね。「アルコールを飲んではいけない」「カフェインはあまり摂取しないほうがよい」などはなんとなく知っていても、詳しく分からないという方もおられることでしょう。ここでは、マタニティ期におすすめの飲み物についてご紹介していきます。
目次
- マタニティ期に水分を摂ること大事な理由
- 妊娠中は通常よりも必要水分量が多い
- 羊水にもたくさんの新鮮な水分が必要
- むくみや便秘の予防にもなる
- カフェインを気にしないで飲めるおすすめ品
- コーヒー好きママも安心して飲めるデカフェ
- お茶好きなママはルイボスティーがおすすめ
- 手軽で安価な麦茶は産後も飲む機会が多い
- 【先輩ママに聞きました】妊娠中によく飲んでいたものは何ですか?
- 「ルイボスティー」と回答したママの体験談
- 「麦茶」と回答したママの体験談
- 「その他」と回答したママの体験談
- つわりで苦しむママにも飲みやすい飲み物
- 身体を温める効果もうれしい白湯
- ミネラル補充にもなるスポーツドリンク
- しゅわしゅわ感ですっきりする炭酸水
- マタママにも安心のおいしい飲み物アイデア
- ミキサーで手軽に作れるスムージー
- 牛乳にきな粉やココアをトッピング
- 栄養満点な米麹の甘酒アレンジ
- まとめ
マタニティ期に水分を摂ること大事な理由
妊娠中は通常よりも必要水分量が多い
妊娠していない方の1日に必要な水分量は1〜1.5Lですが、妊娠中のママであれば2〜2.5Lもの水分補給が必要だといわれています。なぜこんなにも水分を取る必要があるのでしょうか。
まず一つ目の理由として挙げられるのが、妊娠中は汗を大量にかくからです。女性は妊娠すると脂肪が増え、それを燃焼することによって基礎体温が上がります。新陳代謝も活発になりますので、暑がりになり汗っかきになりやすいのです。脱水状態にならないためにも、こまめにたくさんの水分を補給することが大切です。
羊水にもたくさんの新鮮な水分が必要
妊娠中のママは、赤ちゃんを守ってくれる羊水を作り出すために、常にたくさんの水分を摂取しなけれなりません。赤ちゃんが成長するにつれて羊水量も増えますので、こまめに水分補給することを心がけてくださいね。
夏場には冷たい飲み物がほしくなりますが、妊婦に冷えは大敵です。身体を冷やさないためにも、常温や温かい飲み物を飲むようにしましょう。つわり中には飲み物を飲むことすら辛いかもしれませんが、少しずつでもよいので水分を補給するようにしたいものですね。
むくみや便秘の予防にもなる
しかし、水分不足でドロドロとした血液になってしまった場合、血液の循環が悪くなって必要な酸素や栄養が赤ちゃんに届かなくなる、血栓のリスクが高まる、便秘の症状が深刻化するなどの問題が出てきてしまうかもしれません。
妊娠中は常に水分が必要なため、のどが渇きやすい状態です。たくさんの水分を摂ることによってトイレに行く回数は増えてしまいますが、赤ちゃんに必要な酸素や栄養を届けたり、身体の老廃物を流してむくみや便秘を予防したりするためにも、たっぷりの水分を摂るようにしてくださいね。
カフェインを気にしないで飲めるおすすめ品
コーヒー好きママも安心して飲めるデカフェ
カフェインには利尿作用があり、せっかく摂った水分が身体の外に排出されてしまいますし、睡眠の妨げにもなりかねません。コーヒーや紅茶には鉄分の吸収を妨げる「タンニン」が含まれていますので、貧血気味の方は控えたほうが無難でしょう。
妊娠中でもコーヒーを楽しみたいママには、「デカフェ」や「カフェインレス」の名称のついた、カフェイン含有量の少ないコーヒーがおすすめですよ。
お茶好きなママはルイボスティーがおすすめ
ノンカフェインの飲み物には様々なものがありますが、お茶好きなママであればルイボスティーがおすすめです。ウーロン茶など、ほかの茶葉とブレンドされていない「カフェイン0%」と表記されているものを選んでくださいね。
ルイボスティーであればほかのハーブティーのように子宮収縮の影響を心配しなくて済みますし、マグネシウムやナトリウム、カルシウム、鉄などのミネラル成分が豊富なので、栄養が不足しがちになる産後の母乳育児にも役立ってくれますよ。
手軽で安価な麦茶は産後も飲む機会が多い
麦茶のほかにも、ポリフェノールやミネラル豊富で血行促進効果が期待できる小豆茶や、血行や便通を促す作用のあるタンポポ茶などのノンカフェインの飲み物もおすすめです。
産後母乳育児をしたいと思っておられる方であれば、妊娠時以上に水分補給が必要になりますので、妊娠中から常に水分摂取を心がけるようにしましょう。