食育に最適な家庭菜園。初心者にも易しいトマトの作り方、育て方
トマトが枯れる!かかりやすい病気とは
主に、苗全体が日中にしおれ夜間回復する青枯病(あおがれびょう)、葉の先端がしおれ新葉や茎が黄色く変色する萎凋病(いちょうびょう)、葉が黄色くなりカールする黄化葉巻病(おうかはまきびょう)があります。
ほかにも、実や葉に斑紋がでるかび病や、葉にまばらなモザイク模様が出るモザイク病、葉や花、実に病斑ができ茎が黒く変色するかびが原因の疫病など、伝染する病気も。
病気の原因はチッ素肥料のやりすぎや連作、低温多湿、虫が感染源のウイルスとさまざまですが、薬剤による治療や害虫の駆除で対応できます。
トマトに虫が!害虫の種類と駆除方法
葉や実にぽつぽつと小さい穴が空いているときはオオタバコガが原因の可能性が高いです。葉に白い筋があるときはトマトハモグリバエ、実に吸われた跡や白くふくれたような跡があるときはヒラズハナアザミウマを疑ってください。葉の裏に小さな白い虫がいたら、それはタバココナジラミです。
それらの害虫は薬剤による治療で駆除できます。また、害虫発生防止のために、連作をさけチッ素肥料のやりすぎに注意してください。
害虫の駆除が遅れると、苗そのものがダメになってしまう可能性があります。しっかりした害虫対策をしましょう。
まとめ
野菜を育てること、育てた野菜を自分で収穫し調理することは、食育にもなり子どもの心も育てます。また家族で楽しみながら栽培することで、絆が深まるかもしれませんよ。
トマトの病気や発生しやすい害虫の種類、それらの対策もまとめました。記事を参考においしいトマトを育ててくださいね。