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年子の後追いはどう乗り越える?年子育児の悩みと後追い対処法とは

年子の後追いはどう乗り越える?年子育児の悩みと後追い対処法とは

年子育児は何をするにも2人分なので、大変なことばかりですね。やらなければいけないことがたくさんあるのに、後追いの時期も重なり、思うように動けなくて悩んでいるママも少なくないのではないでしょうか。ママの負担軽減のために、年子育児の悩みや後追いの対処法についてご紹介します。

年子育児ってどんなことが大変?

寝かしつけも抱っこも2人分で手が足りない

年子育児は、想像以上に大変なものです。下の子が生まれて、お兄ちゃんやお姉ちゃんになった上の子も、まだまだ手のかかる1歳児ですから、ママは寝かしつけや抱っこなどの育児を毎日2人分行わなければいけません。

下の子が寝てくれたと思った途端に、上の子が大きな音を出して起きてしまったとか、下の子の授乳やオムツ交換をしているときに限って上の子が眠くなってしまったなどということは日常茶飯事です。下の子が泣いているときに、上の子に抱っこをせがまれ、2人同時に抱っこするということも珍しくありません。

このように、パパが仕事に行っている平日の昼間、猫の手も借りたいと思いながらも、ひとりで年子育児を頑張っているママは少なくないのです。

お風呂や授乳、寝かしつけで時間が足りない

年子育児は、手が足りないだけでなく時間も足りないと感じるママも多いのではないでしょうか。お風呂、授乳、おむつ交換、上の子の食事、寝かしつけなど、育児だけでも大変なのに、その上家事もこなさなければならず、休める時間はほとんどありません。

とくに、お風呂は下の子が沐浴中の場合は、上の子がお昼寝中の昼間の時間を使って下の子を入浴させ、その後下の子が眠っている時間に上の子とママが入浴というように、別々に行わなければなりません。下の子が少し大きくなって一緒に入れるようになり少し時間に余裕が持てたとしても、2人同時の入浴は安全面を考慮したり、機嫌が悪くならないように効率よく進めたりしなければならないので、より大変に感じる可能性もあります。

上の子のイヤイヤ期と赤ちゃん返り

子どもは、2歳ごろになるとイヤイヤ期を迎えます。年子育児の場合、下の子が産まれてまもなく、上の子はこのイヤイヤ期に突入します。まだ幼い赤ちゃんのお世話だけでも大変なのに、その同時期に上の子のイヤイヤ期で頭が痛くなるかもしれませんね。

さらに、弟や妹ができたことで、上の子が赤ちゃん返りするときもあります。自分のことが自分で少しずつできるようになっていたのに、下の子の誕生を期に急にできなくなってしまったり、ママに甘えたくてできないふりをしたりすることもあるのです。

体力や気力に余裕があるときであれば、上の子の赤ちゃん返りにも優しく応えてあげられますが、下の子の育児で疲れているママにとっては、それが難しいこともあるでしょう。

赤ちゃんや子どもの後追いについて知ろう

ママの後追いをする理由や意味とは

年子育児の経験がある先輩ママの中には、当時のことを振り返ってみると、赤ちゃんや子どもの後追いが一番の悩みだったという人も少なくありません。後追いとは、ハイハイができるようになった赤ちゃんが、ママやパパの後を追いかける行動のことです。

この後追いは、親子の間に信頼関係が生まれ、ママやパパは自分にとって特別な存在であることを認識できるようになった証ともいわれており、成長過程の中で見られるごくごく普通の行動です。しかし、ほんの一瞬ママの姿が見えなくなっただけでも、赤ちゃんは不安になって家の中を探し回ったり泣きだしたりするので、ママはほっと一息つけるひとりの時間の確保が難しくなり、疲れを感じてしまうこともあるのです。

後追いが始まるのはだいたい6カ月ごろから

赤ちゃんが後追いを始めるのは、だいたい生後6カ月ごろからで、ハイハイやつかまり立ちが上手になる9カ月から11カ月ごろがピークといわれています。しかし、これもほかの成長段階と同じように個人差があり、もっと早い時期から始まったり、まったく後追いしなかったりする子もいるのです。

後追いは、2歳ごろまでに落ち着くことが多いのですが、始まる時期と同様こちらにも個人差があります。それまで後追いしなかったり、後追い行動が落ち着いてきたりしていた上の子が、下の子が生まれることで後追いを始めたというケースもあります。

後追いの時期は、その子の個性や生活環境などによってさまざまですが、成長とともにその行動は徐々に落ち着いていきます。

後追い赤ちゃんの特徴とママの悩み

後追いは、ママの姿が見えなくなる不安から起こる行動です。そのため、抱っこや寝かしつけなど、普段の生活の中で、ママでなければいけないことが多い子のほうが、人見知りをしない子よりも後追いが激しくなる傾向があるようです。

後追いが激しくなってくると、ママはトイレやお風呂さえゆっくり入れなくなり、どこへ行くにも赤ちゃんと一緒という状況になります。年子育児をしているママの中には、後追いの時期が2人重なるということもあります。

我が子がママを必要としてくれるのは嬉しいものですが、ちょっと姿が見えないだけで大声で泣き叫んだり、どこへ行くにもついて来たりという状況が続くと、それがストレスになってしまうこともあるでしょう。

先輩ママから学ぶ!年子の後追いの対処法

たくさん甘えさせて安心させよう

赤ちゃんはママの姿が見えないことで不安になり、泣いたり後追いしたりしても、ママの姿を見て抱っこしてもらえれば、ほとんどの場合笑顔になります。ママの姿を見て温もりを感じることで、赤ちゃんは安心するのです。

これは、上の子の場合も同様です。年子育児をしていると、つい「もう赤ちゃんじゃないんだから、少しくらい待ってて」というような言葉を発してしまいそうになりますが、上の子だってまだまだママに甘えたい年齢なのです。

これまではママを独占していたのに、下の子が生まれたことでその環境は一変したわけですから、些細なことでも不安に感じるときもあるでしょう。ママに抱きしめてもらい、たくさん甘えることで安心すれば、後追いも落ち着くかもしれません。
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